楽山・黄龍

2009.06.11(木) 2 DAYS

活動詳細

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 楽山は中国四川省の長江の支流、岷江(びんこう)、大渡河、青衣江が合流する地点にあります。大渡江と岷江に挟まれ島のような凌雲山の西壁に弥勒菩薩をかたどった巨大な磨崖仏の楽山大仏が有名で、近隣にある峨眉山とともにユネスコの世界遺産に登録されています。現存する古代に造られた大仏では世界最大、高さ71m、90年かけて803年に民衆の力で完成した特異な像だそうです。  黄龍への起点である九塞溝黄龍空港の標高は3450mで、一挙に高所に来るため飛行機から降りたとたん息苦しさを感じ、高山病になりそうでした。  中国奥地(成都の北約400㎞)に石灰岩地帯が存在すること自体が驚きですが、二百数十万年前には海だった所が3000m以上押し上げられ、カルトス地形をつくっています。透き通ったエメラルドグリーンの水と美しい景観は世界遺産に相応しいものでした。ロープウエー駅から五彩池まで約3㎞、標高差400mを整備された桟道を池や流れごとに違う水の色を楽しみながら登り降りしました。また、黄龍までの機内やバスの車窓から見える岷山山地の山々も綺麗でした。

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