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ロックンロールは鳴り止まないっ 石立山(フォトクレエ氏撮影分追加)

ソーヤさん YAMAP Meister Master

  • YAMAPマイスター:マスター
  • 自己紹介:気づいたら
    ありゃ3年目(・∀・)

    あんなことやこんなこと。
    昨日の事のよーです。

    今年も手を変え、品を変え、
    YAMAP込みの山行、満喫いたします。

    みなさま
    あたまユルユルのおぢちゃんですが
    ヨロシクお願いいたしやす。
  • 活動エリア:高知, 愛媛, 徳島
  • 性別:男性
  • 生まれ年:1962
  • 出身地:高知
  • 経験年数:3年未満
  • レベル:初心者
  • その他 その他

三嶺

2015/06/16(火) 07:23

 更新

ロックンロールは鳴り止まないっ 石立山(フォトクレエ氏撮影分追加)

公開

活動情報

活動時期

2015/06/13(土) 07:14

2015/06/13(土) 15:47

アクセス:1364人

軌跡・時間・距離

軌跡データをダウンロード
累積標高上り 1,630m / 累積標高下り 1,607m
活動時間8:33
活動距離7.69km
高低差1,187m
カロリー3316kcal

写真

動画

道具リスト

文章

ついに決行の日が来た。
四国一難しく、キツイ山。
崩れやすく滑りやすい岩場の連続。
初心者はそれなりに経験を積んで、上級者同伴で登る事。
単独では登るのはオススメできない。
等々の脅し文句が列挙されている石立山に挑戦する。
水平距離が8km足らずで、山頂までの参考タイムが3時間半〜4時間という厳しいルート。
手足をフルに使って慎重な山行が要求されるので、今回デジイチはお休み。
無事に登って下山することに集中する。

■赤い橋を渡って
別府峡登山口までは、高知市より195号線を徳島方面へ車で約1時間半。
何も無い時期に石立山に登る人は少ない。
それでも石立山の固有種「イシダテクサタチバナ」の開花情報と梅雨の晴れ間のせいか我々が到着したときには、すでに数台の車が止まっていた。
マイナーで厳しい山なので人に会えるのは嬉しい。
今回ガイドしてくれるフォトクレエ氏が石立山の方向を指を射した。
見るからに急峻な山容が目に飛び込んでくる。
しかし、それは手前の竜頭山であり、その谷を越えた向こうにちらっと見えているのが石立山だという。
これは予想以上に厳しい山行になりそうだ。
笑顔でこの橋へ戻ってこられるようにと祈りながら登山口へと赤鉄橋を渡っていく。

■竜頭谷を渡って
登山口からは少し石階段が整備されているが、すぐに落ち葉が堆積した登山道へと変わる。
急峻な植林をスタミナ温存を意識してゆっくりと進んでいく。
登山道は細くザレた箇所も少なくないが、まだまだ心地良い。
やがて竜頭谷へと至る。
水場はここ一箇所だけなので水を補給する方はお忘れなく。
徒渉を終えると、いよいよ本番。
さあ、行こうか!

■ゴジラの背を渡って
歩くだけで足元の石を落としてしまいそうなザレて急峻な登山道。
できるだけ落とさないように慎重に進んでいくと、石立山名物ガメラ岩へと到着。
数々のHPで見かけた名物岩の前でしばし撮影タイム兼休憩タイムをとる。
ここから、石立山の本当の姿が見えてくる。
急斜面に加えてゴツゴツした岩と木の根が絡み合う自然林を抜けると、ゴジラの背中のような岩尾根が目に入ってきた。
ここも有名な難所で石灰岩の岩場はもろく崩れやすい。
慎重に足元と手がかりになる岩の強度を確かめながら渡っていく。
不思議な事にあまりキツイとも怖いとも感じない。
それどころか、むしろ面白くなっている。
すぐに調子に乗るのはまずいと反省。
ゴジラの背を越えるとすぐに、石鎚山の天狗岳よりも怖い岩と木の細尾根を渡っていかなくてはいけない。
その後も手足を使ってゆっくりと岩岩の登山道を登って行く。
そして、山頂間近の樹林帯で石立山の固有種「イシダテクサタチバナ」の群生地へと到着した。
小さな花だが良い香りがあたりに広がっている。
いつも花運のない我々だが、今日は最高の時に登ってこれたようだ。
この山唯一の癒しスポットにしばし浸る。

■捨身ヶ獄を渡って
参考タイムよりやや遅めに西峰へと到着した我々は、休憩もそこそこに捨身ヶ獄へと向かう。
切り立った岩陵はかなりの高度感があり、怖い。
まず、岩大好きしばてんさんがトップバッターで渡っていくが、途中手がかりの岩がポロッと剥がれる。
しばてんさんは、半笑いだが見ているほうは、鳥肌がたってしまった。
イヤなモノを見せられたあと、慎重にも程があるくらいの気持ちで難所を通過。
あとは遠くから見たときの印象と違いそこそこ広めのスペースがある。
山頂よりも虫が少ないだろうとココでランチをとることにした。
HPで写真を見ていたときは、まさか捨身ヶ獄で飯を食うことになるとは想像もしなかった。
来てみなければ分からないもんだなあ。

■荒野を渡って
昔はスズタケと木々で展望がない山頂で、今よりも人気のない山だった石立山。
現在は、まるで爆撃があったのかと思えるほどの食害で無残な荒野と化していた。
見た目はカワイイ鹿だがこういう場面を見ると鹿狩りもやむを得ないという気がしてくる。
山頂で、我々と同じく別府峡から登ってこられたベテランのおじさんコンビと日和田から3人登ってこられたという山ガールにお会いした。
山頂で留守番をしていた山ガールは、ギア好きらしくHAGLOFSのアウターがよく似合っていた。
普段、花以上に山ガールに会う機会がない我々のテンションが上がったことは言うまでもない。
その後、仲間のお二人も合流して記念撮影。
シャッターのタイマー設定が短すぎて間に合わないという小ネタを挟みつつ、楽しい時間を過ごさせてもらった。

■赤い橋を渡って
いよいよ、下山開始。
はっきり言って、登りよりも難度は上がる。
本心は徳島県側の登山口へ下りたいくらいだが、覚悟を決めて降りていく。
予想通り、キツイくて危ない上に石を落とさないよう常に緊張を強いられる。
よくもまあこんな所を登ってきたものだと自分でもびっくりした。
当然リズム良く降りることはできない。
途中、何回か滑って肝を冷やした。
自分はダブルストックで降りたが、ここではシングルストックの方が使いやすいだろう。
登りの倍は汗をかいて、ようやく竜頭谷の徒渉点までたどりつく。
ここからは楽なもんだと思いきや、長い。
難所を抜けて気を抜いた分、疲れがどっとのし掛かってくる。
赤鉄橋が木々の間から見えたときはヘトヘトでホントに嬉しかった。
笑顔で赤鉄橋を渡って無事下山。
我々にとって2年目の実力テストのようなもので、べらぼうに疲れた以上に楽しく、意味深い山行だった。
そして、ガイドしてくれたフォトクレエ氏に大感謝!
ふたりだけの山行だったら心が折れていたかもしれない。

家に帰っても足の裏や手の平に岩の感触が名残惜しそうにジンジン残っている。
今日はこの感触を楽しみながら眠ろう。

さて、まだまだ未踏峰はいっぱいある。
次はどの山、登ろ。

コメント

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