ゴーキョ・トレッキング② ルクラ~パグディン

2008.10.29(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2
休憩時間
0
距離
122 m
のぼり / くだり
5 / 0 m
2

活動詳細

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 カトマンズのホテルを5:10出発、空港には6:00頃日の出前の薄暗いうちに着きました。暫くして多数の小型機が次々と飛び立ちますが、我々のAgni Air機は待たされ離陸は7:50過ぎでした。眼下の比較的なだらかの傾斜には段々畑があり、山が連なる斜面にも小さな集落が点在し、厳しい環境での生活が想像されました。  20分ほどで機内からヒマラヤの山々が見え始め、期待で胸が膨みました。 ルクラ(2,840m)テンジン・ヒラリー空港は8:30頃に着き、近くのロッジでシェルパリーダーと若いサポーター3名が紹介され、説明を受けました。そのうちシェルパ他若者2名が一緒に歩くことになりました。各人が携帯するザック以外の全員の荷物、食糧、炊事道具など一緒にポーターがゾッキョ(牛)に乗せ運んでくれます。ポーターや料理人は後発、先着せねばなりません。  準備体操の後9:45にエベレスト街道のトレッキングを開始、空港横を通り、ルクラのメイン道路にさしかかると若い女性が踊り、大勢の人が周りに集まっていました。この一帯はお祭り日だそうです。ルクラの町境のゲートをくぐると、ドウド・コシ川への下りです。石畳、石段、多くは土面の道を下山するトレッカー達、大きな荷物を担いだシェルパや荷物満載したゾッキョやヤクと頻繁にすれ違ったり、追い越されながら進みます。  この時期は乾期で土埃に加え、ゾッキョやヤクが落とした糞が乾燥して粉になり舞い上がっていました。簡単なマスクは準備しましたが、効果はありません。最初は余り気にしなかったですが、喉を傷め、翌日からルクラに戻るまでの間下痢が続き、体力低下を強いられました。(何と体重6㎏減、乾期には高地でも呼吸を妨げないマスク、よく効く下痢止めを準備すべきでした)  集落の近くには経文が彫られたマニ石があり、必ず左回りせねばなりません。道沿いの所々に家や店もあります。ドウド・コシ川支流に架かる大きな吊り橋をを渡り、タドコシ‣ロッジ(2,580m)に11:45到着、昼食を摂り12:30ごろ出発。背の高い皇帝ダリアが青空に映えていました。周辺の高い山は雲で覆われ残念ながら余り見れませんでした。、  幾つかの集落、マニ石、スト―パの脇を通り、ドウド・コシ川を左下に見ながら所々、きつい登りもある道を進みます。再び大きな吊り橋を渡り、パグディン(2,610m) のロッジに14:40到着しました。ロッジ前の広場ではお祭りで大勢集まり、拡声器で流される音楽に合わせ民族衣装の若い男女が踊っていました。 ロッジで夕食前に高山病予防のため、血中酸素飽和度、脈拍を測り、精神状態や運動失調などの程度を記録します。血中酸素飽和度は極めて50%以下は危険状態だそうですが、当夕は89%で、高山病症状はありませんした。ロッジは二人部屋でシャワーは無く、トイレは共同です。 写真の一部には終始同室だった岡山のI氏から頂いたものを使わせて頂いています。 ゴーキョ・トレッキング① https://yamap.co.jp/activity/1009889 ゴーキョ・トレッキング③ https://yamap.co.jp/activity/1011242 参考  GPSの軌跡はありませんのでGPXファイルを作り、ルクラの2ポイントのみ表示しました。緯度経度を合わせるのが容易でなく、ずれています。 地図右上が[国土地理院]なら、回転マークをクリックするとAPI形式の地図が出ます。

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