活動データ
タイム
14:25
距離
54.0km
のぼり
491m
くだり
491m
活動詳細
すべて見る以前からチャレンジしたかった徒歩での猪苗代湖一周の旅。 旅は大げさですが、自分の体力でどこまで歩けるか地図を眺めながら考えているうちに実行してしまいました。 スタート地点は秋山浜。ここには無料の駐車場がありトイレも炊事棟も地元ボランティアの方々のおかげで綺麗にされています。炎天下の元、秋山浜から目指すは中田浜。今回は時計回りで周回してみます。 約2時間半ほど歩いて中田浜に到着。ここまでは田んぼ道や山道をあるいて2か所ほどトンネルを潜り抜けての到着でした。体力も気力もまだ心配ない状態。 中田浜からは国道49号線を目指します。この区間は猪苗代湖を右手に、磐梯山を正面に見ながらの絶景区間となります。 程なく国道49号線に到着。気温も湿度も最高潮に体力を奪っていくのを感じます。 少し早めの昼食でオニギリを食べようかと思ったら、暑さのせいで痛んでいたため泣く泣くオニギリは諦めました。 疲れも溜まり、昼食の楽しみも失い、トボトボと歩いた国道49号線は想像以上に長く険しく今回のチャレンジで一番気力と体力を奪われた区間でした。なにせ厚い、痛い、重いのワードが何度も頭の中をリピート。ただ、一点の救いは志田浜にある売店で食べたソフトクリーム。甘くて冷たい食感にヤル気スイッチを入れてもらったのは本当に助かりました。 過酷な国道49号線区間から県道9号線へ。ソフトクリームに助けられたとは言え体はボロボロ。スタート時の半分のペースで日暮れまでのゴールを目指すも舟津公園手前で薄暗くなってしまいました。さらに頭上には雷雲が!ザックに引っ掛けておいたチタンカップに雷が落ちまいかと避難場所を求めるも田んぼのど真ん中!舟津公園までは約30分の距離。気が焦っても足は動かず天命を待つことになるのかと妄想ばかりが頭を駆け巡るも、なんとか無事に公園の東屋に避難し事なきを得ました。 舟津公園からゴールまで時間半の距離。気力も体力も限界が見えているため野宿の選択肢も検討してみるものの、ここまで来て諦めるのも悔しいため重量物をデポし軽量装備でゴールを目指すことを選択。最短距離は峠を越えるため動物との遭遇にも警戒しつつ再出発。とは言え1km遠回りをすれば峠を避けられるのでギリギリまで迷っていたら地元消防団の夜警で消防車両が峠道に進行していったので峠道を選択。小休憩と恐怖によりヤル気スイッチも入ったことから峠道は一気に通過したものの民家近くに出たころには足が動かなくなるまで疲労が溜まってしまいました。 ゴール手前1kmは24時間チャリティーマラソンで100km完走した芸能人のような姿で『昴』を独唱しながらトボトボただトボトボと歩みを進めるのが精いっぱい。なんとか無事にゴールしたころは安心感はあったものの不思議と喜びや感動より早く風呂に入りたいとしか思えませんでした。 喉の渇きを感じるたびに飲んだ水分は5リットル。道中何度か昼寝をしつつも、熱中症にも食あたりもせず、右足6箇所、左足3箇所に水膨れが出来ただけで無事に猪苗代湖一周できたのは喜ばしい限りです。
活動の装備
- ソト(SOTO)レギュレーターストーブ
- スノーピーク(snow peak)チタンダブルマグ220mlフォールディングハンドル
- グレゴリー(GREGORY)Z35
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