槍。登り。日帰り、無理。

2015.06.15(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 48
休憩時間
1 時間 49
距離
13.9 km
のぼり / くだり
1910 / 346 m

活動詳細

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仕事が終わるのが遅くなり、出発が3時になってしまいました。 8時過ぎに新穂高到着。駐車場に入れようとしたら無料の所はちょっと下の深山荘の駐車場に停めて下さいとのこと。もっかい戻って深山荘に停め、身支度をして出発は8時半になってしまいました。 もう日帰りは無理、槍ヶ岳山荘までも危うい時間です。とりあえず山荘に電話して予約を入れました。 幸い天気は晴れ、右俣林道を気持ち良く歩きます。だが、何キロあるのかずっと林道です。ちょっと飽きてきてボーッとしてたのかショートカットの登山口を見過ごしてしまい、林道をそのまま行ってしまいました。 体力を温存したい方は林道をどうぞ。 白出沢にはトイレと水場、テーブルがあり落書き帳が置いてありましたので、ちょっと書いておきました。 白出沢からやっと登山道になります。滝谷避難小屋で休憩、川を渡り槍平小屋までずっと右に山、左に川を見ながら進みます。 槍平小屋の方に声をかけていただき、2500m辺りの雪渓でアイゼンを履いてトレッキングポールの装備の方がポールを折ってしまい大変だったとのこと、やっぱりピッケルはいりますよと言われギクッ!ピッケル持って来てませんけど… まぁ行くだけ行ってみてダメなら帰って来よっと…そんなとこは鈍感なのか白山の雪質の頭があったのかそのまま進みます。 水場の近くでご飯を食べ、先を急ぎます。 雪と岩のミックスが続き、非常に歩きにくいです。どこでアイゼンを履くか迷います。そのうち天気が崩れて来ました。直ぐ上は蓋をされたように雲が立ち込めてます。 大きな雪渓の手前で雷が鳴り雨がザーッと降って来たので、特攻?待機?撤退?迷いました。この広場にアイゼンを履いた人が出て行ったらどうなるか想像しましたが、西穂高の高校生のことしか思い浮かびません。やっぱり待機。次の雷鳴ったら帰ると思ったのに鳴りません。笠ヶ岳方面を見ても回復しそうにありません。それならGO!と一気に雪渓を渡ってしまいました。 もうガスの中なので視界がききませんが、雪もなくなり道はわかります。雷鳥が疲れを癒してくれました。千丈乗越の稜線に出たとたん突風が襲います。ポールがないと立ってられませんでした。くじゅうの星生山を思い出していました。高度は2900mを超えていたので、あと少しと力を振り絞り登りました。 ガスの中に山荘が浮かんで見えた時は嬉しかったです。

活動の装備

  • スカルパ(SCARPA)
    スカルパ クリスタロGTX
  • カリマー(karrimor)
    ridge40

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