御嶽山でトレーニング。濁河温泉→摩利支天山

2017.07.16(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 38
休憩時間
58
距離
9.8 km
のぼり / くだり
1218 / 1217 m
1 12
27
17
24
56
13

活動詳細

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夏の大連休まであと4週。 いくらトレーニングとはいえその4週を伊吹山と御在所岳(本谷など)だけで終わらしてしまうのも面白くない。ということで今回は御嶽山に向かう事にした。 御嶽山、初めてである。実は木曽駒ヶ岳も甲斐駒ケ岳も乗鞍岳も・・・登山者が最初の方に登るであろう長野周辺の山はいまだ登ってない。 3連休以上の時しか長野周辺の山に行かない傾向にあるぼくは、大混雑をさけて山行を計画してきたからだ。今年からはきちんとそういう山にも足を運ぼうと思う。 要は普通の土日にも億劫がらずに山に向かおうということだ。 日頃面倒くさがりの嫁もスーリーのリュックを入手すればお披露目がてら自ずと山に行きたくなるはずだ。 ということで御嶽山。そして今回はソロ。 トレーニングも兼ねてるので長野県側からではなく岐阜県側から登る事にした。 しかしリュックから鉄アレイは抜く事にする。 通行可能な御嶽9合目まで行くのか手前の摩利支天山の山頂を踏むのかどうかは時間の都合をみて決める事にした。 仕事から帰り、1~2時間程仮眠をして出発。 41号線をひた走り下呂温泉を越え、須坂から1時間程の真っ暗の超ウネウネ山道を1時間走って濁河温泉着。 途中下呂温泉の近くで停車中のパトカーと遭遇。何事かとすれ違い様に見てみると なかなか大きな動物がいた。県道沿いである。笑 あれ何だったんだろうな。ふれあい動物園みたいなところにいるやつだったな。下呂温泉凄い。 濁河温泉までの山道では色んな動物に遭遇した。タヌキ、ウサギ、そして極めつけはカモシカ。後ろ姿をシカだと思って見てたら振り返るとカモシカだった。感激。 ゆるゆる運転しながらも3時には駐車場に到着できた。上出来。 しかし6時くらいまで寝るつもりが日の出とともに他の登山者の熊鈴で起こされた。 結局1時間半の睡眠でスタートする事になった。5時スタート。 スケールの大きさを感じさせる森の中の道を歩く。 きっちり整備された歩きやすい道を、木々の匂い、土の匂いを楽しみながらゆっくり歩く。 しばらくすると事前情報どおり虫が出始めた。 虫除けをスプレーする。今日は抜かり無く顔全体にもきちんとかける。 歩く。しかし虫がたかる。虫除けスプレー効果なし、いや刺されないから効果あるのか、しかし目や鼻や口に飛び込んできて鬱陶しい。 とにかくしばらくは随時数十匹ほどの小さな虫を引き連れながら歩く事になった。 ビジュアルの問題から頭から被るネットはもってないのだが、帰ってから購入しようと思った。 ジョーズ岩、蛙岩。のぞき岩、そしてお助け水で8合目。ここからしばらく歩くと木々も低くなり森林限界で下界の様子が見えるようになる。 ハイマツ帯を歩く足に疲労は見えなかったが呼吸が乱れはじめる、睡眠不足か高度の問題か。呼吸を整えながら騙し騙し歩く。 が、疲れた。膝を曲げ腰を曲げ頭を下げてバテポーズ完成。 これはきついわとぶつぶつ言いながらふと頭を上げると、目の前に雷鳥が現れた。 雷鳥は良い。無条件に可愛い。 写真を撮ったり動画を撮ったりして楽しんでいたら元気になった。感謝だ。 この勢いで五の池小屋まで一気に登る。 サークルKのいなり寿司とクリームパンでエネルギーをチャージしてまずは摩利支天山の頂上を目指す事にした。 大きな三の池が美しすぎる。これを見れるだけでも来た甲斐はあった。 岩場を登る、風が強いが視界は良好である。御嶽方面も綺麗に見える。 摩利支天山は遠そうで近い、近そうで遠い。 すれ違いのおじさんが「あっというまですよ」などと言っていたがあっという間というほどでもなかった。危うく騙されるところだった。 山頂に着いて、「今日はがんばったな」などと充実感に包まれていると 数分でガスが上がって来た。急いで下山。視界真っ白。 二の池小屋への計画も継子岳への計画も中止。さっさと下山して温泉を楽しむ事にした。 五の池小屋から一気に下山。下から登ってくる登山者に幾度となく「上はガスってますか?」と聞かれたが、躊躇なく「真っ白ですね」と伝えた。「でも五の池小屋は賑わってますよ」とフォローにならないフォローも入れた。 ここで気の利いた嘘でもつけるような人間なら、もう少しまともな人生を歩んでるはずなんだけどな。笑 下山後は濁河温泉。泉質最高! 温泉マニアな方々の評価も高いだけあった、最高の温泉だった。 なんやかんやで今回もうまく事がまわった山行だった。 帰りの車の中で見た白鵬、宇良の取り組みが面白かった。相撲の話。

動画

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