安戸山【栃木百名山】

2017.07.17(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 46
休憩時間
35
距離
12.5 km
のぼり / くだり
938 / 938 m
2
2 25
1 24
10

活動詳細

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[感想] 安戸山に登りました。この安戸山へは前回通水記念碑のある東側登山口から登りましたが、今回登り比べるためにアグリパル塩原のある南側登山口からアプローチしてみました。 まず前回登った通水記念碑ルートと今回のルートを比較してみますと ○通水記念碑(前回)のルート 活動時間:2時間27分 移動距離:6.51km 高低差:657m 累積標高上り下り:1133m/1096m ○アグリパル塩原(今回)のルート 活動時間:4時間52分 移動距離:12.6km 高低差:780m 累積標高上り/下り:1334m/1341m となっています。 2つのルートを登り比べた感想としては「アグリパル塩原からのルートは標高差が800m程あり距離も倍近く長いので、ピークハントを考えている人は通水記念碑からアプローチした方がいいかもしれない」と言ったところでしょうか。 そのアグリパル塩原からのルートに関しては案内板もあり分かりやすいかと思いますが、作業道も多く存在するので地図とコンパスはやはり必須です。 車で行く場合はアグリパル塩原に駐車ができます。駐車場はとても広いので特に問題はないかと思います。 トイレはアグリパル塩原に完備されています。準備を整えてから登ることをお勧めします。 温泉は「回顧の滝」近くにある「みかえりの郷~彩花の湯~」に立ち寄りました。帰りは温泉から歩いて2分の「回顧橋」バス停から乗車してJR西那須野駅まで戻りました。 この安戸山は植物を愛した昭和天皇が皇太子時代に登られた由緒のある山でもあります。今回タイミングは合いませんでしたが、登る時期としてはカタクリやイワウチワ、ヤシオが咲く春頃がいいのかもしれません。もしタイミングが合えばきっと色々な種類の花も見ることができることでしょう。

高原山・釈迦ヶ岳・鶏頂山 安戸山に登りました。この写真はアグリパル塩原付近から見た安戸山です。この三連休は梅雨を象徴するような空模様。晴れていれば登りたい山もいろいろありましたが、今回は展望のあまり得られない安戸山を選択しました。
安戸山に登りました。この写真はアグリパル塩原付近から見た安戸山です。この三連休は梅雨を象徴するような空模様。晴れていれば登りたい山もいろいろありましたが、今回は展望のあまり得られない安戸山を選択しました。
高原山・釈迦ヶ岳・鶏頂山 前回、安戸山へは車を使い通水記念碑のある登山道入口から登りましたが、今回は電車とバスを使いアグリパル塩原から登りました。JR西那須野駅7時45分発のバスに乗ってまずはアグリパル塩原まで向かいます。
前回、安戸山へは車を使い通水記念碑のある登山道入口から登りましたが、今回は電車とバスを使いアグリパル塩原から登りました。JR西那須野駅7時45分発のバスに乗ってまずはアグリパル塩原まで向かいます。
高原山・釈迦ヶ岳・鶏頂山 20分程でアグリパル塩原に到着です。バス停を降りると右後ろにはこれから登る安戸山を望むことができます。
20分程でアグリパル塩原に到着です。バス停を降りると右後ろにはこれから登る安戸山を望むことができます。
高原山・釈迦ヶ岳・鶏頂山 このアグリパル塩原に関しては塩原温泉郷の玄関口に位置する道の駅なので、トイレや駐車場も完備されています。ここで準備を整えYAMAPをセットし出発です。
このアグリパル塩原に関しては塩原温泉郷の玄関口に位置する道の駅なので、トイレや駐車場も完備されています。ここで準備を整えYAMAPをセットし出発です。
高原山・釈迦ヶ岳・鶏頂山 まずはバス停から国道400号線を塩原方面に50m程進み、田んぼアートと書いてある建物方向に右折します。
まずはバス停から国道400号線を塩原方面に50m程進み、田んぼアートと書いてある建物方向に右折します。
高原山・釈迦ヶ岳・鶏頂山 右折してそのまま進むと今日登る安戸山が左手に大きく見えてきます。
右折してそのまま進むと今日登る安戸山が左手に大きく見えてきます。
高原山・釈迦ヶ岳・鶏頂山 10分程進むと神社があるので、案内に従い左折します。
10分程進むと神社があるので、案内に従い左折します。
高原山・釈迦ヶ岳・鶏頂山 そのまま民家を抜け林道を進んでいきます。
そのまま民家を抜け林道を進んでいきます。
高原山・釈迦ヶ岳・鶏頂山 こちらは民家の庭に咲いていたヤマユリです。この安戸山は展望が得られないので、花が咲き誇るこの一場面に遭遇するととても癒されます。また7~8月に開花するヤマユリを見ていると季節は確実に夏に近づいていることを感じます。
こちらは民家の庭に咲いていたヤマユリです。この安戸山は展望が得られないので、花が咲き誇るこの一場面に遭遇するととても癒されます。また7~8月に開花するヤマユリを見ていると季節は確実に夏に近づいていることを感じます。
高原山・釈迦ヶ岳・鶏頂山 今回の安戸山のルートですが、山頂まで案内板が導いてくれるので比較的分かりやすいかと思います。
今回の安戸山のルートですが、山頂まで案内板が導いてくれるので比較的分かりやすいかと思います。
高原山・釈迦ヶ岳・鶏頂山 所々作業道が分岐している場所もありますが、基本的には直進して進んでいきます。
所々作業道が分岐している場所もありますが、基本的には直進して進んでいきます。
高原山・釈迦ヶ岳・鶏頂山 ただ今回のルートで1ヵ所だけ分かりにくいと感じた場所がありました。神社から20分程歩いた所にある、白い杭のあるY字分岐です。地図を見ると右に進みたくなりますが、ここは林道を左方向に進んでいきます。
ただ今回のルートで1ヵ所だけ分かりにくいと感じた場所がありました。神社から20分程歩いた所にある、白い杭のあるY字分岐です。地図を見ると右に進みたくなりますが、ここは林道を左方向に進んでいきます。
高原山・釈迦ヶ岳・鶏頂山 Y字分岐から40m程進むと案内板があるのでこちらが正規のルートになっています。そしてこの案内板からは右に曲がり林道を離れ登山道を登っていきます。
Y字分岐から40m程進むと案内板があるのでこちらが正規のルートになっています。そしてこの案内板からは右に曲がり林道を離れ登山道を登っていきます。
高原山・釈迦ヶ岳・鶏頂山 安戸山の登山道に関しても踏み跡があり、比較的分かりやすいかと思います。
安戸山の登山道に関しても踏み跡があり、比較的分かりやすいかと思います。
高原山・釈迦ヶ岳・鶏頂山 途中にある37号鉄塔と38号鉄塔との分岐です。山頂へは37号鉄塔方向に進んでいきますが、唯一の展望が得られるので38号鉄塔に立ち寄ります。
途中にある37号鉄塔と38号鉄塔との分岐です。山頂へは37号鉄塔方向に進んでいきますが、唯一の展望が得られるので38号鉄塔に立ち寄ります。
高原山・釈迦ヶ岳・鶏頂山 38号鉄塔です。
38号鉄塔です。
高原山・釈迦ヶ岳・鶏頂山 この38号鉄塔からは今回のルートで唯一開放的は景色が得られるので、休憩をとりながら展望を楽しみました。今日は曇り空ではありますが、眼下には那須塩原の街を見渡すことができました。
この38号鉄塔からは今回のルートで唯一開放的は景色が得られるので、休憩をとりながら展望を楽しみました。今日は曇り空ではありますが、眼下には那須塩原の街を見渡すことができました。
高原山・釈迦ヶ岳・鶏頂山 分岐に戻りしばらく登山道を登ると再び林道に出ます。
分岐に戻りしばらく登山道を登ると再び林道に出ます。
高原山・釈迦ヶ岳・鶏頂山 案内に従い林道を山頂方面に進むと昭和天皇がお立ち寄りになられた場所があるので訪れてみたいと思います。
案内に従い林道を山頂方面に進むと昭和天皇がお立ち寄りになられた場所があるので訪れてみたいと思います。
高原山・釈迦ヶ岳・鶏頂山 林道から離れ10分程登ると静寂に包まれた記念碑のある場所に着きます。この碑を見ると大正12年に昭和天皇がこの場所に訪れたと刻まれています。いろいろ調べるとその頃は植林もなくこの地からは絶景が得られ、富士山や筑波山まで一望できたといわれています。この展望のない静まり返った空間にいると時の流れを強く感じます。
林道から離れ10分程登ると静寂に包まれた記念碑のある場所に着きます。この碑を見ると大正12年に昭和天皇がこの場所に訪れたと刻まれています。いろいろ調べるとその頃は植林もなくこの地からは絶景が得られ、富士山や筑波山まで一望できたといわれています。この展望のない静まり返った空間にいると時の流れを強く感じます。
高原山・釈迦ヶ岳・鶏頂山 林道まで戻りそのまま安戸山方面に進むと分岐が現れます。どちらからアプローチしても山頂まで辿り着けますますが、今回は前回歩いていない1055mP経由で登りたいので、ここは左に曲がり南側から山頂を目指します。
林道まで戻りそのまま安戸山方面に進むと分岐が現れます。どちらからアプローチしても山頂まで辿り着けますますが、今回は前回歩いていない1055mP経由で登りたいので、ここは左に曲がり南側から山頂を目指します。
高原山・釈迦ヶ岳・鶏頂山 分岐から5分程進むと林道がなくなり安戸山に至る登山道が現れるので、ここから尾根を伝って山頂まで登っていきます。
分岐から5分程進むと林道がなくなり安戸山に至る登山道が現れるので、ここから尾根を伝って山頂まで登っていきます。
高原山・釈迦ヶ岳・鶏頂山 山頂に至るこの尾根ですが、踏み跡もあり特に問題なく登れますが、長い上り坂が続くので意外と体力を奪われます。山頂まで40分程の尾根道ですが、今回水もかなり消費しました。
山頂に至るこの尾根ですが、踏み跡もあり特に問題なく登れますが、長い上り坂が続くので意外と体力を奪われます。山頂まで40分程の尾根道ですが、今回水もかなり消費しました。
高原山・釈迦ヶ岳・鶏頂山 そして山頂手前の最後の急登をこなすと、
そして山頂手前の最後の急登をこなすと、
高原山・釈迦ヶ岳・鶏頂山 安戸山の山頂に到着です。スタートしてから3時間程で着きました。この安戸山の山頂に関しては二等三角点と山名板はありますが残念ながら展望は得られません。安戸山の山頂で軽い食事をとった後、同じルートで戻り下山しました。
安戸山の山頂に到着です。スタートしてから3時間程で着きました。この安戸山の山頂に関しては二等三角点と山名板はありますが残念ながら展望は得られません。安戸山の山頂で軽い食事をとった後、同じルートで戻り下山しました。
高原山・釈迦ヶ岳・鶏頂山 アグリパル塩原まで戻ってきました。下山には1時間40分程かかりました。この時点で時計を見ると時刻はまだ1時、せっかく塩原まで来たので周辺も散策したいと思います。まずこのアグリパル塩原ですが「地場産の素材」「手作り」にこだわっているので、
アグリパル塩原まで戻ってきました。下山には1時間40分程かかりました。この時点で時計を見ると時刻はまだ1時、せっかく塩原まで来たので周辺も散策したいと思います。まずこのアグリパル塩原ですが「地場産の素材」「手作り」にこだわっているので、
高原山・釈迦ヶ岳・鶏頂山 地元の農産物を買ったり、地場のものを使った農村レストランで食事をとるのもいいかもしれません。
地元の農産物を買ったり、地場のものを使った農村レストランで食事をとるのもいいかもしれません。
高原山・釈迦ヶ岳・鶏頂山 またこの安戸山周辺には観光名所もあり、特に塩原渓谷は数多くの滝や吊り橋があることでも有名です。今回時間もあったのでバスで移動し回顧(みかえり)コースの一部も散策しました。
またこの安戸山周辺には観光名所もあり、特に塩原渓谷は数多くの滝や吊り橋があることでも有名です。今回時間もあったのでバスで移動し回顧(みかえり)コースの一部も散策しました。
高原山・釈迦ヶ岳・鶏頂山 塩原渓谷に架かる「回顧の吊橋」と
塩原渓谷に架かる「回顧の吊橋」と
高原山・釈迦ヶ岳・鶏頂山 その吊橋から見渡せるダム湖と広がる渓谷美、
その吊橋から見渡せるダム湖と広がる渓谷美、
高原山・釈迦ヶ岳・鶏頂山 そしてその先の展望台から見ることのできる落差53mの「回顧の滝」はまさに圧巻でした。この滝はついつい振り返ってしまう渓谷美から命名されたとても綺麗な滝です。もし景色の望めない安戸山を登り、悶々としている方がいましたら周辺を散策するのもまた楽しいかもしれませんね。お疲れ様でした。
そしてその先の展望台から見ることのできる落差53mの「回顧の滝」はまさに圧巻でした。この滝はついつい振り返ってしまう渓谷美から命名されたとても綺麗な滝です。もし景色の望めない安戸山を登り、悶々としている方がいましたら周辺を散策するのもまた楽しいかもしれませんね。お疲れ様でした。

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