活動データ
タイム
08:31
距離
9.1km
のぼり
1188m
くだり
1188m
活動詳細
すべて見るまず最初におことわりいたします。山頂で携帯の充電が切れて再充電の後、YAMAPの再起動を忘れてしまったため、軌跡、歩行距離、コースタイム等記録が正しく取れていません。申し訳ありません。 同行者の記録を参考にすると、歩行距離はおよそ11km、高低差や累積標高は大体本記録通りかと思います。 さあ、年に一度の伊吹山!偶然にも近畿地方はこの日が梅雨明け(^^) 結果からいうと、暑さにやられて大苦戦!(>_<)でもさすがの花の百名山。色とりどりの花々と雄大な景色に囲まれて、素晴らしい山歩きを満喫することができました☆ ま、終わったから笑えるだけで、山行中は苦行でしかなかったですが…(^_^;) 今日は私にしては珍しく同行四人。 8時にゴンドラ駅横の駐車場を出発。三之宮神社で安全祈願をして、入山料を払って山に入ります。 一合目までの樹林帯は直射日光を遮りますが、今日は風がなく蒸し風呂状態。すでに汗が噴き出す。 一合目以降は直射日光地獄!今日はガスっぽくて日差しはあまり強くないですが、それでもやっぱり暑いものは暑い! 三合目で小休憩。山は中腹から山頂あたりが雲で覆われてます。景色はいいからそのままガスっててくれ!の願いもむなしく、上れば上るほど晴れ間は広がるばかり。 五合目…暑い… ここで痛恨のミス!トレラントレーニングのお姉さんと五合目の出発が重なる。お姉さんは走るというより早歩きな感じ。後ろをついて歩くと、あれ?意外とついていけるかも?…なんてバカな考えを起こした結果、六合目辺りでちぎられた時には、もはや完全にスタミナ切れ!もうバテバテ… その後そのお姉さんはもう一往復走っておられたので、上りは少し抑えめだったのかもしれません。 ここからが苦行! なんとか八合目のベンチまで頑張ろうと思うんですが、暑いし、体は動かないし、バテバテでキツすぎ!(>_<)いや、ホント苦しかった! なんとか八合目にたどり着き小休憩。復活っ!(^-^)v 後は花を楽しみながら急坂上って山頂へ。 鹿除けフェンスが張られたんですね。去年上った時に鹿害で花が減ってるという話を聞いてたので、仕方ないとは思いますが残念ですね。 山頂では昼食〜花畑散策〜ゑびすやさんの定番ルーティン(^-^)いつもに増して大休憩! 下山はスピードが上がるぶん、転倒、落石には十分注意しましょう☆ 下山時には空も晴れわたり、最高の景色と、最高の酷暑を味わいました(^_^;) いよいよ登山口まであと少し!という所で、登山道脇でうずくまるご高齢の男性ハイカーを発見。こちらの若手同行者が声をかけると、どうやら熱中症の初期症状らしい。 意識ははっきりしてるし会話もちゃんとできる。ただ体がフラついて動けないとのこと。パーティーで山に入り、他のメンバーはもう先に下山したみたい。 本人が自力で下りたいということ、登山口までもうほんの数十メートルだったこと、意識も会話もしっかりしているし、顔色も悪くないことから、肩を貸して一緒に下山することに。 身内自慢ではありませんが、ウチの若手同行者はすごい!優しく声かけしながら、体を吊り上げるように支え、滑りやすい下り坂を一歩ずつ下っていく。 なんとか無事に下山すると、パーティーの幹部連が数人、仲間の下山を待っていました。参加者は先にバスに乗せて返したそうです。 そこに知らない若者に抱えられた仲間が、フラフラで下山してきたわけですから、さぞ驚かれたことでしょう。 何が言いたいかというと…人助けの自慢ではなくて、自らも省みてパーティーのあり方というのを考えてみる必要があるのではないかということです。 人数が増えるとそれぞれ歩くペースも違いますから、当然ある程度隊列がばらけることも予想がつきます。夏山ハイクで特に経験者の集まりであればあるほど、簡単に現地集合でと考えがちになるものです。ただバラバラになりすぎて単独になってしまった方にもしアクシデントがあったら? 特にご高齢の方や、山のコンディションが悪い時などは、なるべく単独にならないように、最低でもペアで歩けるような状況づくりをすべきではないでしょうか? 動けなくなった方は75歳でした。梅雨明けで今シーズン最も厳しい酷暑に襲われた伊吹山。 伊吹山は人気の山なので平日でもハイカーが途切れることはありません。たまたま通りかかった私たちの同行者が声をかけただけです。 ただもし別の山だったら?ハイカーが少なく発見が遅れたら?携帯が通じず連絡が取れなかったら?熱中症でも処置が遅れれば最悪の事態すら考えられます。 待っていたお仲間さんたちは、下りてきた私たちを見ても状況がつかめず、唖然としておられました。 ペースが落ちて少し遅れてるのだろう、くらいに考えていたようです。 もし誰にも発見されず、もっと山に深いところで、連絡がつかず、30分でも放置されていたらと考えるとゾッとしますね。 パーティーのコミュニケーションやルールづくり…例えばパーティーがバラけても単独にならないようにするとか…特に高齢者やコンディションが悪い時に、誰が誰をサポートするとか…もしアクシデントがあった時、また連絡がつかなかった時に、誰がどのような役割分担でどのように行動するとか… そのようなローカルルールをしっかり共有しておくことが大切なのかもしれませんね。 私は普段は基本的にはソロなので、アクシデントは常に自己責任です。なのでしつこいくらいに注意して安全第一に努めているつもりです。 ただパーティーはパーティーで人数が増えれば増えるだけ難しいものですね。 今日は珍しく4人パーティーで歩きましたが、たかだか4人でもペース配分やコミュニケーションが難しいと感じましたし、さらに上記の出来事で本当に山歩きは簡単じゃないと痛感しました。 いろいろと考えさせられましたが、暑いのを除けば夏の伊吹はやっぱりサイコー!(^-^)/ 安全第一、安全第一…胸に強く刻み込みながら、次はどこに上るか考えますね(^^) とにかく暑くなさそうなところで…(^_^;)
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