石裂山【栃木百名山】

2017.07.22(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 4
休憩時間
1 時間 24
距離
6.0 km
のぼり / くだり
682 / 666 m
2 41
1 7
4
1 45

活動詳細

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[感想] 石裂山に登りました。今回の石裂山に関しては以前より登りたかった賀蘇山神社からのルートでチャレンジしてみました。このルートですが登る方も少なく詳細な報告も殆どないので、今回報告することができとても嬉しく思っています。ただ登り終えた感想として、道迷いや滑落の恐れも十分あるので「軽い気持ちで挑まない方がいいなぁ」と感じでいます。もしこれから登られる方がいましたら、装備をしっかり整えて登ることをお勧めします。 今回賀蘇山神社まではバスを利用しました。JR鹿沼駅7時10分の始発バスに乗りました。このバスは東武新鹿沼駅(7時21分)も通過します。 帰りは石裂山バス停から乗車しますが、14時55分発のバスしかないので注意が必要です。 登山道に関しては活動日記に記載した通りです。 駐車場は両登山口にあります。 トイレは鹿沼の駅と加蘇山神社の社務所にあります。登山道にはトイレはないので、準備を整えてから登ることをお勧めします。 この石裂山ですが、南麓に賀蘇(がそ)山神社、東麓に加蘇(かそ)山神社があり、どちらもご神体は石裂山となっています。 特に賀蘇山神社は「黒字で商売繁盛」といわれる黒だるま発祥の社という事で、とてもご利益があるとのことです。 一方、加蘇山神社は日光開山で有名な勝道上人により開山された歴史のある社となっています。 鹿沼の山奥にひっそりと佇む石裂山ですが、石裂山の信仰世界を感じながら登るのもありかもしれませんね。

石裂山 石裂山(おざくさん)に登りました。この写真は石裂山に向かう途中からみた石裂山です。今回はあまり報告のない賀蘇山神社からアプローチしましたが、名前の通り「石が裂ける(さける)山」の本気を感じる山登りとなりました。
石裂山(おざくさん)に登りました。この写真は石裂山に向かう途中からみた石裂山です。今回はあまり報告のない賀蘇山神社からアプローチしましたが、名前の通り「石が裂ける(さける)山」の本気を感じる山登りとなりました。
石裂山 スタートはここ、尾ざく山神社バス停です。JR鹿沼駅からの始発バスに乗ってここまできました。ここで準備を整えYAMAPをセットし出発です。
スタートはここ、尾ざく山神社バス停です。JR鹿沼駅からの始発バスに乗ってここまできました。ここで準備を整えYAMAPをセットし出発です。
石裂山 まず今日のルートですが、ここから帰りのバスは一本もないので、今回は石裂山を経由して反対側の石裂山バス停に抜ける縦走ルートになります。
まず今日のルートですが、ここから帰りのバスは一本もないので、今回は石裂山を経由して反対側の石裂山バス停に抜ける縦走ルートになります。
石裂山 また石裂山バス停からの出発時刻は14時55分なので活動できる時間は6時間40分程になります。時間的には少し余裕もあるので問題はないかと思います。まずは登山の無事を祈り賀蘇山神社を参拝します。
また石裂山バス停からの出発時刻は14時55分なので活動できる時間は6時間40分程になります。時間的には少し余裕もあるので問題はないかと思います。まずは登山の無事を祈り賀蘇山神社を参拝します。
石裂山 車で来る場合は賀蘇山神社からのピストンになるかと思いますが、神社の下には広い駐車スペースがあるので困ることはないでしょう。
車で来る場合は賀蘇山神社からのピストンになるかと思いますが、神社の下には広い駐車スペースがあるので困ることはないでしょう。
石裂山 賀蘇山神社から石裂山の山頂までは120分との表示です。案内に従い石裂山を目指していきます。
賀蘇山神社から石裂山の山頂までは120分との表示です。案内に従い石裂山を目指していきます。
石裂山 駐車スペース最奥が石裂山への入口になります。ここから林道を直進していきます。
駐車スペース最奥が石裂山への入口になります。ここから林道を直進していきます。
石裂山 登山道入口から4分程進むとY字分岐があります。ここは左側を進みます。
登山道入口から4分程進むとY字分岐があります。ここは左側を進みます。
石裂山 左側を進むと案内板があります。ちなみに石裂山に至る案内板ですが、はっきり言ってポイントになる場所にしかありません。途中分かりづらいところもあるので地図とコンパスは当然必須です。
左側を進むと案内板があります。ちなみに石裂山に至る案内板ですが、はっきり言ってポイントになる場所にしかありません。途中分かりづらいところもあるので地図とコンパスは当然必須です。
石裂山 案内板の少し先には再びY字分岐です。このY字分岐は右に進みます。ここ左に行きたくなるので要注意です。
案内板の少し先には再びY字分岐です。このY字分岐は右に進みます。ここ左に行きたくなるので要注意です。
石裂山 右側を進むと黄色い落石注意の標識があるのでこちらが正規ルートです。
右側を進むと黄色い落石注意の標識があるのでこちらが正規ルートです。
石裂山 Y字分岐から林道を25分程進むと石裂山に至る登山道入口があるので、ここから林道を離れて登っていきます。
Y字分岐から林道を25分程進むと石裂山に至る登山道入口があるので、ここから林道を離れて登っていきます。
石裂山 少し分かりづらいのですが、この方向が登山道です。
少し分かりづらいのですが、この方向が登山道です。
石裂山 踏み跡がうっすらとしかありませんが登っていきます。
踏み跡がうっすらとしかありませんが登っていきます。
石裂山 3分程登るとあずま屋のある場所に着きます。
3分程登るとあずま屋のある場所に着きます。
石裂山 このあずま屋のある場所ですが、ここから道が不明瞭になります。今回のルートであずま屋から尾根に出るまでが一番分かりにくいので詳しく説明します。まずあずま屋から左下に赤い鉄製の吸殻入れのある正面方向に進んでいきます。
このあずま屋のある場所ですが、ここから道が不明瞭になります。今回のルートであずま屋から尾根に出るまでが一番分かりにくいので詳しく説明します。まずあずま屋から左下に赤い鉄製の吸殻入れのある正面方向に進んでいきます。
石裂山 10m程進むと左下に進む林道と右上に登っていく登山道とのY字分岐があるので、ここを右上に登っていきます。
10m程進むと左下に進む林道と右上に登っていく登山道とのY字分岐があるので、ここを右上に登っていきます。
石裂山 踏み跡が薄いので少し心配になりますが、信じてつづら折りに登っていきます。(振り返ってみていますが、右下があずま屋方向、左上が進む方向です)
踏み跡が薄いので少し心配になりますが、信じてつづら折りに登っていきます。(振り返ってみていますが、右下があずま屋方向、左上が進む方向です)
石裂山 つづら折りに登ると踏み跡がしっかりしてくるので少しほっとできます。
つづら折りに登ると踏み跡がしっかりしてくるので少しほっとできます。
石裂山 西側が少し開けた場所に出れば正規ルートです。ここから尾根を登っていきます。
西側が少し開けた場所に出れば正規ルートです。ここから尾根を登っていきます。
石裂山 しばらく尾根を登ると、
しばらく尾根を登ると、
石裂山 そのまま尾根を外れて左側の山腹を歩くようになります。
そのまま尾根を外れて左側の山腹を歩くようになります。
石裂山 そして正面に大きな岩がある場所に着くので、ここから右に折り返して右上にある尾根方向に登っています。
そして正面に大きな岩がある場所に着くので、ここから右に折り返して右上にある尾根方向に登っています。
石裂山 尾根に出ました。ここで迷いやすい前半戦が終了です。
尾根に出ました。ここで迷いやすい前半戦が終了です。
石裂山 ここからは尾根伝いに岩場を登る後半戦が始まります。
ここからは尾根伝いに岩場を登る後半戦が始まります。
石裂山 まずこの岩ルートですが、とにかく半端ありません。振り返って下を見ていますが、危険な急登が続きます。
まずこの岩ルートですが、とにかく半端ありません。振り返って下を見ていますが、危険な急登が続きます。
石裂山 痩せ尾根も歩きます。
痩せ尾根も歩きます。
石裂山 そしてこのロープ場が最大の難所。道幅は靴幅程しかない場所もあります。右側がスパッと切れ落ちています。通過しているとき体が危険を感じてピリピリしていました。
そしてこのロープ場が最大の難所。道幅は靴幅程しかない場所もあります。右側がスパッと切れ落ちています。通過しているとき体が危険を感じてピリピリしていました。
石裂山 なんとか難所をクリア。再び尾根を登っていきます。
なんとか難所をクリア。再び尾根を登っていきます。
石裂山 こんなところに「野鳥を保護しましょう」の看板。そんな余裕、どこにもありません。(>_<)
こんなところに「野鳥を保護しましょう」の看板。そんな余裕、どこにもありません。(>_<)
石裂山 それでも所々で見晴らしのよい場所もあります。時間は十分あるので休み休み呼吸を整えながら進んでいきます。
それでも所々で見晴らしのよい場所もあります。時間は十分あるので休み休み呼吸を整えながら進んでいきます。
石裂山 でも許してくれません。再びロープ場です。慎重に登ります。
でも許してくれません。再びロープ場です。慎重に登ります。
石裂山 振り返って景色を眺めます。「落ち着け自分」と励まします。
振り返って景色を眺めます。「落ち着け自分」と励まします。
石裂山 またロープ場、
またロープ場、
石裂山 そして急登が続きます。
そして急登が続きます。
石裂山 とどめにハシゴ場も。「ここ登っていくのかぁ」危険箇所の連続です。
とどめにハシゴ場も。「ここ登っていくのかぁ」危険箇所の連続です。
石裂山 ハシゴの下も切れ落ちています。
ハシゴの下も切れ落ちています。
石裂山 頑張って登っていきます。
頑張って登っていきます。
石裂山 「ハシゴ壊れてるし~」。一人叫びます。
「ハシゴ壊れてるし~」。一人叫びます。
石裂山 でも景色はまずまず。だいぶ登りました。
でも景色はまずまず。だいぶ登りました。
石裂山 ここも分かりにくいのですが、真ん中の枝に白いテープのある分岐に着きました。ここは左の山腹方向に進んでいきます。
ここも分かりにくいのですが、真ん中の枝に白いテープのある分岐に着きました。ここは左の山腹方向に進んでいきます。
石裂山 この山腹を進む登山道ですが、ここも注意が必要です。道幅も狭く掴まる所もないので、足を滑らさないように慎重に進んでいきます。左下も切れ落ちています。
この山腹を進む登山道ですが、ここも注意が必要です。道幅も狭く掴まる所もないので、足を滑らさないように慎重に進んでいきます。左下も切れ落ちています。
石裂山 奥の宮との分岐です。そのまま通過して石裂山方向に進んでいきます。
奥の宮との分岐です。そのまま通過して石裂山方向に進んでいきます。
石裂山 「やったぁ~」。皆さんが登っているメインルートに出ました。ここまで来れば迷うことはないでしょう。
「やったぁ~」。皆さんが登っているメインルートに出ました。ここまで来れば迷うことはないでしょう。
石裂山 でも忘れていました。メインルートも岩場が続きます。
でも忘れていました。メインルートも岩場が続きます。
石裂山 そして最後の急登をこなすと、石裂山の山頂に到着です。スタートしてから3時間程かかりました。ルートを探したり確認しながら登ったので思ったより時間がかかってしまいました。
そして最後の急登をこなすと、石裂山の山頂に到着です。スタートしてから3時間程かかりました。ルートを探したり確認しながら登ったので思ったより時間がかかってしまいました。
石裂山 山頂からの景色は西側が少し開けています。誰もいなかったので、景色を眺めながらのんびり休憩することができました。
山頂からの景色は西側が少し開けています。誰もいなかったので、景色を眺めながらのんびり休憩することができました。
石裂山 石裂山からは月山経由で反対側の加蘇山神社まで下山していきます。
石裂山からは月山経由で反対側の加蘇山神社まで下山していきます。
石裂山 20分程で月山に到着です。展望はありません。
20分程で月山に到着です。展望はありません。
石裂山 月山からは岩場の尾根を一気に下っていきます。滑落注意です。
月山からは岩場の尾根を一気に下っていきます。滑落注意です。
石裂山 そして尾根を外れて下っていくと、(ん?とてもハイキングコースとは思えませんが)
そして尾根を外れて下っていくと、(ん?とてもハイキングコースとは思えませんが)
石裂山 あずま屋のある場所に着きます。
あずま屋のある場所に着きます。
石裂山 加蘇山神社まで来ました。無事登れたことに感謝です。
加蘇山神社まで来ました。無事登れたことに感謝です。
石裂山 通常ルートのスタート地点、石裂山無料駐車場まで来ました。まだ登ったことのない方もいると思うので簡単に石裂山を説明しますと、左の看板にもあるように滑落事故もとても多い山になっています。なのでこれから登る方はしっかりと準備を整えてから登ることをお勧めします。
通常ルートのスタート地点、石裂山無料駐車場まで来ました。まだ登ったことのない方もいると思うので簡単に石裂山を説明しますと、左の看板にもあるように滑落事故もとても多い山になっています。なのでこれから登る方はしっかりと準備を整えてから登ることをお勧めします。
石裂山 林道を歩いていきます。
林道を歩いていきます。
石裂山 加蘇山神社の社務所です。トイレもあります。
加蘇山神社の社務所です。トイレもあります。
石裂山 社務所の少し先にある石裂山のバス停に着きました。山頂から2時間10分程で下山することができました。今日は歩く人も殆どいないルートを歩き、石裂山の違う一面も体験することができたのでとても充実した1日だったと思います。お疲れ様でした。
社務所の少し先にある石裂山のバス停に着きました。山頂から2時間10分程で下山することができました。今日は歩く人も殆どいないルートを歩き、石裂山の違う一面も体験することができたのでとても充実した1日だったと思います。お疲れ様でした。

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