熊野古道 中辺路(後編) 世界遺産

2017.07.23(日) 日帰り

活動データ

タイム

08:11

距離

16.4km

のぼり

1286m

くだり

1136m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 11
休憩時間
1 時間
距離
16.4 km
のぼり / くだり
1286 / 1136 m
58
1 47
39
17
1 42
34
23
47
19

活動詳細

すべて見る

熊野古道 小雲取越を経て小口自然の家で、 お風呂にゆっくり浸かり、美味しいビールと料理で満足満腹になった昨夜。 21時消灯、おやすみー。と相部屋のY氏=コンマ1t に告げる。 因みにT夫妻は隣の部屋。 今日は疲れたなー、けど楽しかったなーと一人布団の中で1日を振り返っていたところ、 グガーッ、ガゴーッ。ヒキガエルならぬ、 Yトンのイビキが鳴り出した。 おいおい、ゾンビから人間に戻ったと思ったら早速かよ。 まあ、イビキストだから仕方ないわな。 と温かい心で受け入れ、こちらも眠りの世界へ。 なんせ疲れているので、爆音イビキストの隣でも グーグー眠れました。よかった! 翌朝5時起床、6時〜朝食。 隣室のT夫妻によると、昨夜のYトンのイビキ、 壁を突き抜け隣室までしっかり聞こえていたそうです。 朝ご飯も美味しくいただき、 お昼のおにぎり弁当を用意していただき、 さあ出発です。 いよいよメインイベント大雲取越へ。 登り登り登り、少し下ってまた登り登り登り。 イカーン!Yトンが頭を抱えて蹲っていて動かない! Yトン頑張れ!まだまだ先は長いぞ。 しかしコンマ1t、立ち上がることができない。 あと少しだ、もう直ぐで休憩しよう、 カーブを曲がれば急登がなだらかになるぞ! 近くに川があるから冷たい水で顔を洗えるぞ………。 Yトンを3人で励ます。 えっちらおっちら、6kmほど歩き、 熊野古道から車道へ出る。 この先の熊野古道は荒れていて歩けない区間があるためだ。 用意していただいたおにぎり弁当を頬張り、 自販機で水を補給。 体力も回復したところで、再出発だ。 既に予定より1時間弱遅れている。 車道だしテンポよく行くぞ〜、 と勇んで見たもののYトン相変わらずしんどそう。 頼むぜ、Yトン! 彼のドレッキングポールの端を引っ掴み、 グイッグイッと引っ張りながら歩き出す。 これを見たT夫妻も加勢してくれる。 Yトンが両手に持つトレッキングポールを 右サイドT夫、左サイド小生、 そして背中を押すのがT妻というように、 3人の分業で「荷物」を動かしていく。 Yトン「これは楽〜〜!でも引っ張りながら歩くなんで、自分には信じられない!」 と歓喜の歌! この坂を「Yトン牽引坂」と名付けよう。 熊野古道に戻るポイントで、どちらの道を歩くか再協議。 結果Yトンは一人車道の脇を歩き、 T夫妻と小生は熊野古道へ。 走るまでは行かないが、極めてテンポよく グイッグイッと歩を進めて行く。 Yトンとの合流場所。 待てど暮らせどやってこない。 電話かけても反応がない。 今日は無事に帰宅できるのか? 不吉な思いが頭をよぎる。 そんな時、奴さんから連絡あった! なんとずっと後方ではないか。 タクシーで最終ゴール地点の那智の滝 まで来てもらうことにし、我々3名は 歩を進める。 万歳!ついにゴールに到達したぞ。 熊野那智大社、那智の大滝が轟いている。 すごいパワー、迫力だ。 滝の落差が大きすぎて、 大量の水が落下しているのだが、 途中から水の流れではなく、 霧のようにフワフワ、モクモクと 水煙に変わっている。 ありがたやー! 自然に頭が下がるのを覚える。 Yトンとも無事に合流できた。 急いでタクシーで紀伊勝浦駅へ。 駅の真裏にあるビジネスホテルで、 天然温泉に500円で入浴できるそう。 またまたありがたやー! 山の汗と埃をしっかり落とし、 再び特急くろしおに飛び乗った。 入浴時間は着替えも入れて、僅か10分の曲芸だった。 教訓: グループ山行なら、最も遅い人に合わせ、余裕のある計画を! それにしても目一杯の計画でした! T夫妻、Yトン,ありがとう‼︎ また別ルートの熊野古道を歩いてみたい!

活動の装備

  • その他(Other)
    財宝スポーツドリンク
  • シルバ(SILVA)
    レンジャーコンパス
  • モンベル(mont-bell)
    WIC パンツ
  • カシオ(CASIO)
    腕時計

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