7/26ひぐらしのなく頃にin御池岳

2017.07.26(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 28
休憩時間
12
距離
7.1 km
のぼり / くだり
834 / 736 m
36
30
40
11

活動詳細

すべて見る

今回は小説家気取りで書きます。 10時にトンネル前に到着した。ここはいい天気だと前日に調べあげたのだが駐車場がどこかよく分かっていなかった。じりじり焼けるコンクリートから反射熱を感じながら駐車場を調べあげた。山道は気分をたからぶらせる。走り屋の血でも流れているかのように登る。 準備を手身近に終え30分に出発。 まだそんな時間だというのにひぐらしの声に哀愁を感じていた。もう夕方なのかと錯覚する。いやいや、この熱気は昼前のものだ。 駐車場から5分ほど下る。車はほとんど来ない。トンネルが閉鎖されてるからだろう。じりじり焼けるアスファルトと哀愁を漂わせるひぐらしを感じながら登山口を目指す。 静かな世界では世界が広く見える。 いつもより空が高く感じたのは気のせいだ。 コグルミ谷から歩を進める。 いきなりの急登だ。 そして湿気がすごい。汗を絞り出されるようだ。 そして、土質は粘土質。湿気がグリップを奪う。 片足を谷に落としかける。冷や汗なのか熱によるものなのか分からなかったが、素手で僕は振り払った。 途中きのこと対敵する。 いろんなカラーがいるようだ。 半透明なものまでいやがる。 やれやれ、流石湿気だらけの山だこと。 一つ心にツッコミを入れるが今日は人っ子一人いるようすもない。それに気付き、足早に登り始める。 歩いているあいだ、ずっとひぐらしの声を聞きこれは何にたとうべきか考えていた。 そして一つの結論に至った。 「これは、お盆の田舎のキャンプ場や!」 いや、いなべ市の山奥、お盆ではないが田舎には変わりないのではないか、とまた1人でツッコミを入れるがやはり誰もいない。 時より風が吹く。癒しの風とはこのことだと感じる。これだけが唯一の救いだ。ちなみにだが、癒しの風はこのあとぱったり病んでしまう。いや、止んでしまう。アメとムチとはこの事である。 そして分岐にある看板を見つけた。御池岳と書かれた看板だけ無惨に土の上に這いつくばっていた。 やれやれ、なんと運が悪いことか。 しかし、そんなことにもめげないのがタワシだ、いや私だ。 マップを照らし合わせ方向を洗う。 さすが私だ!いや、タワシだ!と自惚れつつ再び歩を進める 結構登りそろそろ7合目入ったかなと思っていたところ看板を発見。やっとか、と思っていると書いてあることを目を疑った。「5合目」心が折れる。ミシッという音を感じた。 ここでしかしめげてはいけない。登るしかないのだ。 それにしてもすごい湿気だ…途中Tシャツを絞れてしまうほどに暑い。 トンボとカエルのハイジャンプを横目に見つつてくてく登る。久々の山行にしちゃ少しえらいところを選んでしまったかなと少し後悔。 途中僕の天敵「8」に対敵 体力がモード反転ビーストモード 急登?しゃらくせぇ!一気に8合目を迎える。 さて、最後の分岐から秘境みたいなガス発生。 辛い辛いぞドロドロぶんぶん。 いよいよ、頂上。 敵はトンボだけ。楽なもんだ。 シャツでも着替えようかとバックパックを下ろすと聞こえてきた。「ぷーん」8だ!!! すこし、降りてからザックを下ろす。 何もいない!手早くシャツを取り出し交換する。 しかし、ぶぉーん。 熊蜂だ…ザックを残し逃走。 いや!いけないっ!! なんとか拾い上げた。 途中からガスで何も見えない。 本当に秘境なのではないかと錯覚を起こし始める。 途中誰かが遭難した看板が立っているのに気づく。 ここで?遭難? 開けているぞ。 下り始めて目を見張る。 階段が吹っ飛んでる… もうなんだこの山は… 途中なにか変な声が聞こえたが無視した。 僕は空に夢中だったのだ… 最後の分岐、一応マップを確認しようと携帯を取り出す。 その瞬間、視界の右端からフェードインするものが よう。と言わんばかりに8 は? 一目散に崖を駆ける ふっ、我ながら雑魚いぜ。 最後まで僕は1人であった。 ところで、 ひぐらしって虫なのか? 長らくありがとうございました。

活動の装備

  • マムート(MAMMUT)
    ロックライダーヘルメット56
  • スント(SUUNTO)
    SUUNTO VECTOR

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。