三徳山投入堂(鳥取遠征③ 日本一危険な国宝を参拝。開山1300年。役行者の三山の1つでした。最後は米子のがいな祭。)

2017.07.29(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
1 時間 54
休憩時間
21
距離
2.1 km
のぼり / くだり
311 / 313 m
55
49

活動詳細

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鳥取遠征1日目は大山登頂。 2日目は朝から鳥取砂丘、そして三徳山の投入堂、三朝温泉、米子のがいな祭と盛り沢山でした。さて、今回のレポートは鳥取砂丘以降のものとなります。 鳥取砂丘から倉吉付近の三徳山へ移動(約40k)。三徳山は706年に役行者が3枚の蓮の花弁を散らし、仏教に縁のあるところに落ちるようにと祈ったところ、石鎚山と吉野とこの三徳山に落ち、この地を修験道の行場として開いたとのことです。 無料駐車場がいくつかあります。比較的自由な駐車の状態だったので、これでいいかなと止め方を気にしてしまいました。 入山開始の8:00過ぎには到着し、登山準備をして出発。先ずは参拝料(400円/人)を払って先へ。次に投入堂までの入山受付で靴のチェックと入山料(800円/人)を納めて準備完了。 特に靴は登山に適したものでなければ、ワラジを買って履き替えなければ入山できません。往復二時間弱のルートですが、その間に何人かのワラジを履いた方とすれ違いました。(チェックはしっかりとしています) コースは確かにハードな部分もあって、手を使いながら木の根っこの道(かずら坂)をよじ登ったり、垂直に近い鎖場を登り降りしたりと、さすがに修験道を感じさせていただけるものでした。やはり安全や信仰への畏敬のために注意事項は必要だと思いますね。 さて、スタートすると直登の連続。一気に汗が吹き出してきました。どこかで往復二時間弱だからと思っていたところがあったのだろうと思いますが、あまりの汗で(大山でも)自分でも驚きました。 それでも、根っこの道(かずら坂)、鎖場、崖の脇道、馬の背等々を楽しんでいるうちに投入堂に到着。 投入堂は役行者が法力をもって岩窟に投げ入れた堂ということで、さすがにすごいところにお堂がありました。(国宝) 下山後は近くの三朝温泉。世界でも最大級のラジウム温泉で一大温泉郷でした。そのなかで、幾つかの宿が日帰り湯を開いてます。今回は清流荘にお世話になりました。 続いて昼食はお隣のかじか亭。本当に美味しい日替わり定食でした。先代が天皇にお食事を作られたとのことで、さすがにDNAを受け継いでいるのだろうと感じました。 最後は米子まで70K移動して、米子最大のがいな祭を観賞。ダンス、太鼓そして万灯と盛り沢山で多くの方で賑わっていました。 こうしてバラエティーにとんだ1日が終了。車中泊をして、翌日の早朝から帰途につきました。中2日の弾丸遠征でしたが、充分楽しめました。大山に行かれる方の参考になればと思います。

三徳山・投入堂 早朝の鳥取砂丘から移動して三徳山(みとく)へ。8:00から入山できるので既に登っている方もいました。
早朝の鳥取砂丘から移動して三徳山(みとく)へ。8:00から入山できるので既に登っている方もいました。
三徳山・投入堂 入山の案内。コースマップ、所要時間、服装の注意等々
入山の案内。コースマップ、所要時間、服装の注意等々
三徳山・投入堂 登山参拝に適した履き物以外は入山不可。注意をしっかりと確認。実際に後程、履き物チェックがありました。靴底が凸凹のもの。革靴やサンダルはダメ。
登山参拝に適した履き物以外は入山不可。注意をしっかりと確認。実際に後程、履き物チェックがありました。靴底が凸凹のもの。革靴やサンダルはダメ。
三徳山・投入堂 参拝登山に適した服装であること。タスキは貸出されます。
参拝登山に適した服装であること。タスキは貸出されます。
三徳山・投入堂 適した履き物でない人はワラジを買って履き替えする。
適した履き物でない人はワラジを買って履き替えする。
三徳山・投入堂 タスキは貸出。「六根清浄」は「どっこいしょ」の語源とのこと。
タスキは貸出。「六根清浄」は「どっこいしょ」の語源とのこと。
三徳山・投入堂 入山の心得。
入山の心得。
三徳山・投入堂 苔むした石仏。歴史を感じさせられます。
苔むした石仏。歴史を感じさせられます。
三徳山・投入堂 先ずは軽く木の根っこをよじ登りましょう。
先ずは軽く木の根っこをよじ登りましょう。
三徳山・投入堂 相方の挑戦です
相方の挑戦です
三徳山・投入堂 次は軽く岩と木の根っこの壁を登りましょう
次は軽く岩と木の根っこの壁を登りましょう
三徳山・投入堂 さらに気の根っこの壁(かずら坂)を登っていきます。
さらに気の根っこの壁(かずら坂)を登っていきます。
三徳山・投入堂 苔むした登山道は滑るので注意。ただ坪足にようになっているのでゆっくりと慎重に。
苔むした登山道は滑るので注意。ただ坪足にようになっているのでゆっくりと慎重に。
三徳山・投入堂 いよいよ鎖場。登りは右側。
いよいよ鎖場。登りは右側。
三徳山・投入堂 断崖絶壁を、巨大な岩を巻いて進んでいきます。
断崖絶壁を、巨大な岩を巻いて進んでいきます。
三徳山・投入堂 鐘楼堂。
鐘楼堂。
三徳山・投入堂 鐘をつかせていただきました
鐘をつかせていただきました
三徳山・投入堂 馬の背から牛の背へ
馬の背から牛の背へ
三徳山・投入堂 納経堂
納経堂
三徳山・投入堂 観音堂
観音堂
三徳山・投入堂 元結掛堂
元結掛堂
三徳山・投入堂 投入堂(国宝)
投入堂(国宝)
三徳山・投入堂 鳥獣戯画のカエル君。今回も満足ポーズ
鳥獣戯画のカエル君。今回も満足ポーズ
三徳山・投入堂 クサリ場の下り。丁寧な看板。
クサリ場の下り。丁寧な看板。
三徳山・投入堂 結構なクサリ場。相方も無事に下った。
結構なクサリ場。相方も無事に下った。
三徳山・投入堂 下山後は三朝温泉で日帰り湯。11時からの早い開始で露天風呂、内湯があった清流荘でお世話になりました。
下山後は三朝温泉で日帰り湯。11時からの早い開始で露天風呂、内湯があった清流荘でお世話になりました。
三徳山・投入堂 清流荘隣のかじか亭で食事。
清流荘隣のかじか亭で食事。
三徳山・投入堂 日替わり定食はボリューム満点。お料理も丁寧で美味しい。一品毎に手がかけられています。
日替わり定食はボリューム満点。お料理も丁寧で美味しい。一品毎に手がかけられています。
三徳山・投入堂 何か昭和を感じさせてくれるコップ。幼い頃の祖母を思い出しました。
何か昭和を感じさせてくれるコップ。幼い頃の祖母を思い出しました。
三徳山・投入堂 おまけ。米子のがいな祭。万灯は迫力満点。
おまけ。米子のがいな祭。万灯は迫力満点。
三徳山・投入堂 かなりしなってカッコいい
かなりしなってカッコいい
三徳山・投入堂 日も落ちて雰囲気も良くなりました
日も落ちて雰囲気も良くなりました
三徳山・投入堂 多くの人で賑わっていました。22時まで続くそうです。
多くの人で賑わっていました。22時まで続くそうです。

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