活動データ
タイム
03:10
距離
4.6km
のぼり
609m
くだり
603m
活動詳細
すべて見る天気が良さそうなので札幌を飛び出して黄金山に行ってきました。 以前に「北海道女一人の山登り」という本を読んだときにこの山が紹介されていましたが、その文面からはそれほど興味そそられる山ではなく、気にも留めてなかったのですがYAMAPをやるようになり活動日記をチェックするようになると、人気のある山のようでレビューが多いし手軽にサクッと登れそうな標高なので登ってみることにしました。 気持ちの良い当別ダム周辺を抜け浜益地区のカントリーサインを過ぎてしばらく走ると鋭角な山容の黄金山が見えて来てテンションがグッと上がる。 黄金山は「浜益富士」とも呼ばれ国道451沿いであれば黄金橋付近から望むと見事な富士型だが御料地の辺りから望むとマッターホルンのようなピラミダルな山容です。 実田橋の取り付けが登山口へ向かう林道で約4kmで登山口に着きます。 8:30に登山口到着、先行者の車が2台停車されていて、単独の登山者がちょうど登って行くところだった。 駐車場のことを考えて早めに出発したのだが人気の山にしては車が少なく、余裕で停めれて良かったがなんとなくガッカリ感を感じつつ8:40登山を開始。 小さい沢を渡って進み間もなく新道と旧道の分岐にぶつかる。 距離の短い新道を選択して進むと開けた平坦な原に出る。そこから山頂を望むことが出来る。 花も豊富な山と聞いているがさすがに夏になると、その数も少ない。 勾配はややきつく登山道上にセーフティー用と登攀補助用兼用でロープが張られていて管理されている方には申し訳ないが、これが結構邪魔である。 登っていると車中で飲んできたカフェオレが汗となって一気に噴出し玉のように滴り落ちる。 暑さと寝不足で全くペースが上がらない。 ソロなので誰に気兼ねも無くえっちらおっちら登る。 小休止に飲むサーモスの中の冷たいカルピスが心地よい。 先行者の二人組みが下山してきてすれ違いに挨拶する。 「良い眺めでしたよ」と言われ下がり目だったテンションを上げる。 標高600mあたりからさらに勾配がきつくなりポールを短くし三点支持で登攀して進む。 旧道との合流分岐に辿り着く「てっぺんまで147m」の標記に励まされ頂上に向け再び進む。 この辺に来るとツリガネニンジンやキツリフネなどの花が見られる。 岩場が現れ攀じ登ると視界が開け360°絶景!! 標高は739m程度だが切り立っているので高度感がある。 これまでの疲れを忘れテンション上げ上げで景色を写真に収める。 山頂は少し下って登り返した場所にあり9:58山頂到着。 山頂独り占め状態なのでおふざけポーズで自撮りの記念撮影をする。 しばらくすると先に出発した単独の男性が登って来た。すれ違わなかったところから旧道経由で登って来たようだ。 お互いに山頂標識の前で写真を撮り合い、岩場に戻り会話を交わしたところ避暑を兼ねて昨日大阪からフェリーで来たとのこと。 12年ぐらい帯広に転勤で勤めてたので道東や日高は結構登っている山の大先輩だった。 山頂からは東に浜益の海水浴場や漁港がある日本海が望め、北には中心に群別岳、脇に幌天狗岳と奥徳富岳を従え右奥に南暑寒岳が鎮座。 南に目を移すと浜益10名山の幌内山とここの山頂だから目にすることが出来る厚田最奥の円錐峰が望め眺望最高です。 久々山頂で長居してお互い昼食を終え男性が先に下山し、自分は撮り漏れていた新十津川方面の写真を撮りに再び山頂に向かう。 撮影を終えて10:46下山を開始する。 帰りは旧道経由で下山する。 帰りになって続々登山者とすれ違う。 やはり人気のある山なんだなとここで認識する。 旧道は急斜面のトラバースがあってハードだが面白そうなコース。 登りを旧道にすれば良かったと後悔する。 若者グループとすれ違う、男子が先行し女子が後に続く配列で、女子にはハードルが高いようで「えーっ、どこに足を置けばいいわからなーい」などと困っている女子を微笑ましく見てすれ違った後、再び下山再開する。 険しい斜面を過ぎると幅広く刈り払われた笹地の登山道に変わる。 歩きやすいのでスマホでlineをやりとりしながらの余裕まで出てくる。 行きとは別人のようにドンドコ下る。 あっという間に分岐に到着、水分補給してさらに下る。 11:53登山口到着。 しばし又札幌までのドライブです、お疲れ様でした。
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