大間々台駐車場~八海山神社~釈迦ヶ岳

2017.07.30(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 49
休憩時間
1 時間 8
距離
10.1 km
のぼり / くだり
820 / 820 m

活動詳細

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単独登頂で栃木県・高原山へ。 以前登った時には雨と霧で何も見えなかったため、リベンジに訪れたものの、前回より雨も霧もハイレベルで極めて遺憾。 しかしながら、逆にこの雨が、「水の山」ともいえる高原山らしさを感じさせてくれます。 南側には名水百選の「尚仁沢湧水」、北側には火口に源流を持ち特有の成分で「水色の水」をみられる「スッカン沢」、更には新湯の温泉など。 今回は以前と同じルート(YAMAP使用開始前で記録なし)で釈迦ヶ岳山頂を目指しました。 日曜日でしたが駐車場には車が他に2台のみ。少々心細い登山でした。 ●今回も「見晴コース」 登山開始から5~10分は幅の広い道で傾斜もほとんどありません。しかし、登山カード提出箱をこえると本格的にのぼり坂が始まります。何本か道があるように見えますが、相当な逸脱のない限り、どこを通っても見晴らしのよいある一点に辿りつきます。 その後茂みのような場所もありますが草木の少ない道が続きます。 しばらくするとガレ場になり、やがて八海山神社に到達します。 ●「無音」の空間 八海山神社で少し休憩。ここは時折小鳥の鳴き声がするものの、それ以外は無音の世界。霧で何も見えないため、異次元の別世界にでも来てしまったかのような感覚になりました。 そして熊よけの鈴だけでは心細くなり、スマホで音楽を起動させました。 八海山神社から剣ヶ峰の区間は、地図では15分と記されていますが、やや急なアップダウンがあるため、30分程度と思った方がよいでしょう。 時期にもよりますが、ここから釈迦ヶ岳山頂までは虻が多く、写真を撮ろうと立ち止まろうものならどこからともなく虻が偵察に現れますので、虫除けスプレーの携帯をお勧めします。 ●深い森の道 剣ヶ峰には一旦登山道を分岐して1分程度で到達できます。眺望はなく、周囲より少し高い台の上にいるような印象です。 剣ヶ峰から釈迦ヶ岳手前までは基本的に尾根伝いに進みますが、所々急な坂があり、笹で道が分かりづらくなるような場所もあります。 深い森の中をひたすら進むため眺望はありません。大きな岩と岩の間を通る地点では、動物のにおいがしました。近くに何かいたのかもしれません。 ●釈迦ヶ岳山頂へ しばらく進むと、ロープにつかまるような急な坂があります。このような急な場所は2ヶ所あり、その他もそれまでとは異なり一気に勾配がきつくなります。 鶏頂山への分岐を経て、森の終わりが見えたらそこが釈迦ヶ岳山頂です。 やはり山頂周辺も霧で、隣の鶏頂山も見えませんでした。 山頂は虻が多いのもさることながら、トンボの楽園にもなっていました。 無数のトンボが自由に飛ぶ無音の世界。 景色は見えませんでしたが、素晴らしい世界に出会うことができました。 ●下山 本来であれば鶏頂山へ行こうとしていましたが、悪天候により断念し、大間々台駐車場へ戻ります。 先程の岩のまわりでの動物のにおいは消えていましたが、剣ヶ峰側に進んだ別の場所でまたそのにおいを感じました。 そして剣ヶ峰で少々休んだ後、八海山神社で昼食をとり、駐車場へ無事戻りました。 次回は晴れた日に、眺望を求めてリベンジし、三度目の正直を果たしたいと思います。

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