活動データ
タイム
06:31
距離
10.3km
のぼり
1171m
くだり
1196m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る雨の降りしきる埼玉の自宅を午前2時過ぎに出発して伊吹山へ。圏央道、中央道を経ての長旅。雨が次第に止んで来て、シメシメ・・と思ったそばからまた降り出し・・の連続で全く雲行きの読めない日でした。予想の曇りをひたすら信じ(半分今日は諦めよう・・の思いも秘め)伊吹山到着。呼び込みのおじさんの誘いを受け200円(激安)駐車場に車を止めいざ出発。 昨日の雨の影響で下はぬかるんでいて、とても滑る。最新の注意を払いながら(なんせ、この泥の中に転びたくはないので・・)一歩一歩前へ。1合目2合目まで思った以上に長~く感じました。3合目あたりまではまだ眺望あり。振り向けば琵琶湖とその対岸までを見ることも可能でした。琵琶湖ってめちゃ、おっきぃ・・を実感。その後です。まずは霧雨。視界がきかない。5メートル先も見えず、先行きの見えないことは苦行であることを再認識した次第です。まるで修行僧になったみたい。先は見えず、雨は強まり、足元は覚束なく・・3重苦4重苦が押し寄せてきてただただ山頂を目指し喘ぎながら進むのみ・・ 山頂へ着いたと思った途端に雨がバケツをひっくり返したように・・運がいいのか悪いのか・・山頂の山小屋のおじさんが「中に入って休みなさい、注文はいいよ、ごみさえ持ち帰ってもらえばいいんだから・・」と優しく声を掛けてくださいました。好意に甘え、中へ・・中は避難した登山者でいっぱい。本当に助かりました。山を愛する人たちはみな心優しい人ばかりですね。お蕎麦とカレーをいただき、用意してきた紫蘇ジュースで乾杯し、下山に備えます。雨が止んだのを確認して、おじさんにお礼を伝え早々と出立。下りも時折雨が降り、さらにびしょびしょになった山道に足を掬われ、たじたじでした。しかしながら、下山中、これから山頂を目指す人と結構な人数すれ違いました。こんな天気でも・・と伊吹山の人気ぶりにびっくり。確かにたくさんのお花で賑わいを見せる山は魅力的です。 結局、細心の注意を払っていたにも関わらず、泥の中でするっと一回。おニューのレインウエァを泥色にしてしまいました。駐車場に着いた時は雨足が強くなり、またまた駐車場のおじさんのご厚意に甘え、どろどろになったシューズを洗い、傘をお借りし、着替えをさせていただきました。みなさんの優しさに感謝・・の山行きになりました。 P.S.翌日の3時ごろに奈良を出たのですが、交通事情もあり帰りは中央道、長野道、関越道で帰ることに。途中、恵那山、南アルプスの山々、空木岳、木曽駒、北アルプスの山並みなどなど、うっとりと眺めながらの帰途になりました。(運転をしていた主人があんまり山に見惚れるのでちょっと怖い・・何度、声掛けしたことか・・)夕日に沈んでいく山もまた格別。山、最高です。
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