活動データ
タイム
06:52
距離
9.0km
のぼり
690m
くだり
1597m
活動詳細
すべて見る昨日は火打山へ登り、黒沢池ヒュッテに泊りました。 そして本日は、妙高山に登り燕温泉に下山するつもりです。 ところが、同じ宿に泊った方々が、本当に妙高に行くの? と口をそろえて言われます。 昨日燕温泉から登ってこられた男性二人組は、 「往復するつもりだったけどあの道を下るのはどうしてもいやなので、別のルートで下ります」 とのたまう。 出発するその時まで、やっぱり行くの? と・・・ そんな難ルートなのかな・・・ 一抹の不安がよぎります。 まあなんとかなるだろ~ っと、いつもの良いとこ探しででかけることにしました。 難所だよ~ と言われる場所は次の所だろうと思います。 ①妙高山は外輪山があり、一度外輪山の一部である大倉乗越まで登り、そこからいったんトラバースしながら降りて妙高へ登り返します。 7月中旬までは、このトラバース道はアイゼンピッケルが必要だったようです。 歩いてみると、急下りのロープ場が何カ所もあり、たぶん雪崩で道が壊されただろうと思える場所もありました。 最初の難所と言われていたのはこの外輪壁の下りだったようです。 ②降り立った底からの妙高への登り返しがまたすごいよ と言っていましたが、そこはまあどこにでもあるような~ ③妙高山から燕温泉へはいきなり岩場の下り、そして鎖場と続きますが、ステップも切ってあるのでそんなに怖くはありません。 ④胸突き八丁と呼ばれる場所の下りは、確かに急で滑りやすいけど、登る方がつらそう~ ⑤途中燕温泉へは滝をみるルートと麻平ルートに分かれます。私は滝をみるルートを選びましたが、 ヒュッテの男性方は 滑落しなかったら大丈夫 ・・・なんだそれ! 途中で会ったグループの男性は、二度と通りたくない! と・・・ で、歩いてみると谷側に傾いている土の道で滑りやすい。道幅狭し。高度感あり。黒部の水平歩道ミニミニ版。 だけど、注意して歩くと大丈夫でした。 燕温泉におりたち、ペンションの方に迎えに来てもらい駅まで送ってもらいました。 二日間で火打山と妙高山を縦走しました。どちらも登山口からけっこうな時間を要する山で、登りごたえがありました。 現に山頂まで届かない方もいたり、気分が悪くなって座り込んでいる方もいました。 ガイドブックでも中級・上級と書いてあるので侮れない山のようです。 あちこちで花さんを愛でたり、山で出会った方とお話ししたり、果物をいただいたりと楽しい二日間でした。
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