白峰三山 広河原から奈良田への縦走 天気に恵まれ奈良田温泉も最高でした

2017.08.03(木) 3 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 58
休憩時間
3 時間 33
距離
3.3 km
のぼり / くだり
566 / 344 m
1 41
44
58
DAY 2
合計時間
9 時間 15
休憩時間
1 時間 3
距離
10.0 km
のぼり / くだり
734 / 1908 m
DAY 3
合計時間
2 時間 51
休憩時間
7
距離
7.4 km
のぼり / くだり
222 / 1099 m
21

活動詳細

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昨年は広河原から白根御池小屋、草すべりを経て肩の小屋に泊まりました。昨年は長時間の長い急坂に苦しめられ、北岳だけになってしまい、今回のリベンジ。自分たちの体力と経験を踏まえて今回の計画となりました。 8月2日 下部温泉 いずみ旅館 素泊まり 18:00到着 8月3日 5時に奈良田第2駐車場に車を止め、広河原行き5:32バス乗車 6:50 広河原スタート  予めダウンロードした地図が圏外のため読み込めずYAMAP地図なしでスタート。 大樺沢を経て右俣の登りへ。長い登りでしたが、樹林帯の急坂よりも開けたところを通って来たので精神的には楽でした。 途中ジメジメした上り坂の途中に15センチくらいの黒い蛭のようなものが数百メートルに3匹出会いました。こわい。 しかしこのあたりで圏外から脱出しYAMAPの記録開始。その前の写真だけはアップしました。 草すべりと右俣の交差する場所で人懐っこい中国人ぽい人に声かけられ北岳山荘までなんとなく一緒でした。 昨年は綺麗な稜線が見えた肩の小屋北稜線は霧でほとんど見えませんでした。 肩の小屋で昼食後北岳に登ろうとすると、60歳から70歳の男性が明日は天気が相当荒れる早く下山したほうがいいと声かけてきました。もとより覚悟の上、最悪北岳山荘に2泊も考えました。 北岳までもあまり視界が開けず北岳を経て北岳山荘に到着。 1時間ほどすると雲が取れ北岳がハッキリ見えました。山荘の窓から黒い富士山が雲海の上に頭をのぞかせていました。 8月4日 今回あまりよく眠れなかったですが、今までの小屋の中で北岳山荘が一番良かった気がします。快適。特にトイレ。連れはぐっすりでした。 翌朝富士山が昨日よりも大きくくっきりと見えました。 北岳山荘後ろの登山道から仙丈ケ岳、甲斐駒ヶ岳もハッキリと見えすがすがしい朝の始まりです。連れと急いでスタートしました。 中白峰に気持ちよく登山すると周囲は広々と開け、仙丈ケ岳、北岳、甲斐駒ヶ岳、地蔵岳までもが今日の天気を歓迎していました。そこから一気に間ノ岳まで登り、農鳥小屋小休止し、西農鳥岳、農鳥岳で昼食。ここから大門沢下降点へ到着。 12:30 出発前から最大の難関だと考えていた大門沢小屋への下りです。登りは4時間、下りは2時間半というコースタイム。きつい下りを覚悟していましたが、急なだけでなく悪路です。這松の道まではまだよかったのですが、林に入ると視界が悪く道も狭く急坂です。ついに途中で道を踏み外してしまい、木と草の生い茂った崖下にすべり落ちそうになりました。木の根っこに辛うじて掴まり手の自由を奪っているストックを連れに外してもらい、ようやく岩に手をかけ這いあがりました。こういうの事故というのですね。一つ間違えば這い上がれなかったかもしれません。この道は皆さんも気をつけてください。 15:00 漸く大門沢小屋に到着。受付と共にビールを飲みました。小屋の外には富士が見えます。 8月5日 5:30スタート 大門沢沿いの山道を2時間半昨日の下りに比べると楽です。吊り橋を経てダム工事の横を通り、奈良田第一発電所前を経て奈良田第2駐車場へ。やったー到着。連れとハイタッチ。 いえいえこれで実は終わりではありません。これから「奈良田の里」の温泉です。そしてノンアルコールビールを飲むことで仕上げです。奈良田の里はつるつる温泉で有名です。平成28年第1回温泉総選挙でうる肌部門第3位に選ばれたほど。つるつるで本当に気持ちよく、仕上げのノンアルコールビールも最高でした。 PS.大門沢小屋でご一緒した千葉県柏市の親子のお2人とは温泉で一緒だっただけでなく、帰宅途中の道の駅でも一緒になってしまいました。お世話様でした。

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