活動データ
タイム
05:09
距離
28.4km
のぼり
607m
くだり
859m
活動詳細
すべて見るレポタイはおじさんかマニアにしかわからないでしょうから、説明を省略します。なお、軌跡は変なことになってますが、ご容赦下さい。 昨年の山の日は愛宕山に行ってましたが、今年はカメラを買い換えたこともあり、「関西の絶景」をムックやネットで調べたこともあり、一度は見ておきたいという気持ちが盛り上がったシワガラの滝を見に行くことにしました。天気はあまり良くなさそうでしたが、滝なら少々天気が悪くても大丈夫だろうし、連休でないと長時間ドライブがきつかろうというのが理由でした。 5時に家を出て、「どちらにしようかな、うちのナビさまの言う通り」てなわけでナビが指示するがままに京都縦貫道、舞鶴若狭道、北近畿豊岡道と経由して、国道9号を経て8時半頃に到着。途中、おもしろ昆虫化石館でお手洗いを使わせて頂きました。最初駐車スペースがわからなくて行きすぎましたが、車を進めていって右側に見えるいかにもそれらしい箇所がそれです。ナビ画面ではもっと離れた所に「シワガラの滝」と表示されますが、ここから歩いて行きます。私が着いた時には2台分のスペースが空いていましたが、日によってはいっぱいになるかも知れず、運が悪いとちょっと歩かないといけないかも知れません。 往路は下り、復路が登りになります。遊歩道とのことですが、一応まっとうな山道で、部分的に岩の下りがあって鎖やトラロープが配置されています(ただし、この辺はなくても通れる程度の道)。距離は700mと記載されています。迷う所はありません。 近づいていくと水音が大きく聞こえてきますが、まだここからは滝が見えません。渡渉や岩・丸太の上を歩く必要があり、滑りにくい靴が必要です。私が読んだレポートには「長靴必要」と書いてあったので、前日にゴム長を買ってザックに入れていたのですが、結論から言うと長靴に履き替える必要はありませんでした。ただし、水量によって話は変わるでしょうし、沢歩きの用意や長靴は持っていって損はしないかと思います。滝に近づいていっても、外からは滝の一部が見えるだけです。よく絶景写真に載っている角度は、洞窟の中に入らないと見えません。洞窟に入らなければ、なんのためにここまで来たのということになってしまうため、是非水に入れる準備はなさって下さい。 さて、ようやく到達した滝は、まさに写真集に載っているまま。もちろん、時間が早いのと、やや曇天のため、光の状態はベストではないですが、それでも充分に印象的です。なんとか写真に捉えようとしましたが、洞窟の中は水滴が舞っていたりして、私の腕ではこれくらいが限界でした。お目汚しですが、一応ご参考までに。またシワガラの滝のすぐ手前の崖には霧状の滝が流れ落ちていて、こちらも幻想的です。 帰り道に、桂の滝への分岐がありました。興味はそそられたのですが、この時点では猿壺の滝に行くことを予定しており、また駐車スペースを次の人に空けなければいけないかなと思ったこともあり、そのまま戻ってきました。すると、駐車場に後からお越しになった男性に、「猿壺の滝への道は通行止め、霧の滝も行けない」ということを教えて貰いました(昆虫化石館に掲示がありました)。がーん。 やむなく予定変更して、養父市の天滝を見に行くことにしました。途中、山田風太郎資料館に立ち寄り、やはり「うちのナビさまの言う通り」(ところでこのネタ、誰かついてこれてます?)で天滝に向かいます。最初レストハウスの駐車場に停めようとしましたが、さらに登って行くことができ、登山口に20台くらい停められたようです。 天滝までの道は川沿いのゆるやかな登り。こちらも1000mくらいで滝に到達。途中、いくつも滝があります。天滝は日本の滝100選にも選ばれている滝で、100m近い落差を誇る堂々とした滝です。洞窟の影に隠れて繊細な美しさを見せるシワガラの滝、それからちょうど晴れ間も見えてきた空をバックに滔々と流れ落ちるダイナミックな天滝、どちらも見事でした。なお、天滝からさらに登って俵石(柱状節理)を見に行きましたが、更に置くがあったのかもと思いつつ、最初の柱状節理を見て引き返してきました。 というわけで、今回は但馬のふたつの名瀑を堪能しました。ただ、片道3.5時間の運転はこたえますね。猿壺の滝へのルートが再開通して、行きたい人が見つかったら再訪かなという気がします。 このレポートはヤマレコのミラーです。 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1220797.html
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