峰山高原小田原川本谷遡行、途中で暗転

2017.08.12(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 46
休憩時間
55
距離
3.9 km
のぼり / くだり
274 / 371 m
3 46

活動詳細

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会社メンバーで沢登り。 神河町の峰山高原に突き上げる小田原川本谷。 遡行中、チョットした事故がありましたので、記録を見られる方との情報共有として、報告します。 沢の上流部の黒岩滝の上でスズメバチに襲われ、病院に緊急搬送されたため、途中で軌跡を打ち切っています。 峰山高原から砥峰高原へ向かう林道と、小田原川が交差するところの広場に車を止めて、沢沿いの山道をくだる。下の林道まで約40分。 沢支度をして、橋のすぐ横から遡行開始。 そこそこの水量、まあまあの水質で、時々水をかぶりながら、水に浸かりながら楽しく遡行を続け、黒岩滝の下に到着。 左岸から入る支沢もキレイ。 滝上からロープを出すため、先に右のルンゼ状を上がり、落ち口右側の太い木をビレイポイントにして、スリングを巻いてセルフビレイをとった。 その直後、チクッと感じて手を見ると、スズメバチが一杯目の前を舞っている。 思わず逃げようとしたが、ビレイを取っているから逃げられない。数匹が手袋をした手に群がって刺しているが、構わずカラビナを開いてスリングをはずし、まだ群がったハチを叩きながら逃げる。 すぐに同行者にも右から上がって来てもらい、登山道で約15分、駐車地に戻った。 すぐに119に連絡し救急車を要請する。最初は痛いながらも余裕があったが、徐々に痛みで震えがきた。ようやく救急車が到着し、ベッドに横になって下の病院に搬送された。その間ガタガタと震えていて、血圧もエッというくらい上昇していた。 すぐに抗生物質の点滴を受け、あまりの痛みを訴え座薬を入れて、暫くして落ち着いた。 山の上に残した車のキーは、現場に放置したザック中、家人が持ってきた予備キーで同行者が回収してくれ、なんとか夜遅く帰宅できた。 現場に残したザックやスマホは、翌日警察と役場の協力で回収でき、立ち会ってくれた同行者が届けてくれた。ホントに皆さんのお世話になった。 結局二十数箇所刺されて、最後まで痛みのあった手の甲の痛みも翌日昼頃には無くなった。 今回は大きな失敗をしてしまったが、どう反省してよいのやら、よくわからない。 ただ同行者をはじめ、関係者には大変迷惑をかけ、お世話になった。 兎にも角にも次回は注意して、早めに発見できるようにしよう。 なお現場のスズメバチだが、ビレイを取った木の根付近の岩の裂け目に巣があったようで、ザック回収時に駆除業者の手で薬剤処理されたとのこと。取り敢えずは現状はハチはいないと思われる。 マァ皆さん、ご安全に‼️

メンバー

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