屋久島④ 番屋峰(166.5m)  アクシデント2つ

2017.08.13(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
1 時間 2
休憩時間
7
距離
1.7 km
のぼり / くだり
147 / 149 m
1 2

活動詳細

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8月13日 番屋峰(166.5m) ハッ ??? 屋久島に番屋峰とかあったっけ? そう思っている人多いですよね。 僕も、屋久島に着くまでは、知らなかった。 166.5mって書いてあるけど、1660.5mの間違いじゃないの? 屋久島の1000m~1900m級が多数ある山でなんでやねん。 そう思われる方 どうしても僕の2つのアクシデントを書かないと話が進まない。 長くなるけど、書いてみます。 番屋峰のレポを見たい方は、最後の方だけどうぞ 朝、6時起床 今日は、太忠岳に登る予定。 昨日の13時間超えの山歩きのせいか、体力がまったく無い。 よろよろと起き上がり、果たして、今の調子で太忠岳まで登れるのか? でも登らないと屋久島滞在も明日まで。 グズグズと、のっそりと用意して ヤクスギランドで山登り出発の用意ができたのが8時ジャスト さあ、出発だ!! アクシデント① いや、待て待て、ストックが見当たらない。 頭がパニック状態 そうだ。昨日 登山口の受付で1000円払った時に ストックを置いていた。 僕の今の体力では、ストックが無いと、とても太忠岳まで登れない。 ヤクスギランドから淀川登山口までストックを取りに行く。 受付に置いてきたので、きっと盗まれる事はないと思うけど・・・ 淀川登山口に着いて、聞いてみると、落とし物は屋久島の 自然館横のバス受付のところへ移動していると思いますとの返事 今度は、また自然館横のバス受付に行ってみる。 ストックは確かにあった。ガラス越しに見える。 ちゃんと8月12日 淀川とまでのメモも見える。 でも小屋が閉まっている。 自然館の受付の女性に聞いてみると、小屋は次のバスの 到着の14時頃には、間違いなく人はいますとの返事。 この一言で、今日の太忠岳の山歩きは、登らずして終了。 僕の屋久島の今日の1日は終わった。 開き直って、自然館で600円払って、のんびり観光に頭を切り替え。 ここは面白かった。 トロッコ列車の昔の昭和40年頃のDVDの映像は2回も見てしまった。 小杉谷の主婦が、安房の港まで買い物に行かれる映像は面白かった。 本も「ヤクザル大王」の本も半分くらい読んでしまった。 そろそろ行くかとまた、バス受付に行く アクシデント② 気持ちが完全に緩んでいた。 バス受付の後ろの車止めの箱に気が付けずに、レンタカーの後ろでガリガリッて音がした。 レンタカーの後ろを擦ってしまった。 完全に傷が付いている。 修理代は2万円以上は、間違いなくかかりそう。 気持ちは完全にブルー。 気落ちしたが、黙って当て逃げして大阪には戻りたくない。 ここは正直にレンタカー会社に行って、修理代を支払おう。 宮之浦のレンタカー会社に到着。 受付の女性が、社長を呼んできた。 社長、最初の一言 「いや~、あなた、屋久島の方ですかあ?」 黄色のTシャツを着た僕は完全に現地の人に見えたらしい。 明るい社長さん、車の傷を見て、 「せっかく屋久島まで来てくれたんだから、修理代は要らないですよ。  こちらで塗装しておきますから」  と泣きそうなセリフ。 関西のレンタカー会社なら、間違いなく請求してくる修理代が無料。 名刺をいただき、必ず、大阪から菓子か何かを送ると決意。 けっきょく、アクシデントの2つは、結果的に何事もなく済んだのである。 屋久島にまた、必ず行く事にしよう。 そして、また、ここのレンタカーをお借りしよう。 こうなると、気持ちもスッキリして低山でも登ろうかと言う気持ちになった。 休養日に大浦温泉付近で、低山の登山口を見ていたので、そこでも 登ろうと気持ちを切り替える。 お待たせしました。 番屋峰の山のレポ。 屋久島の低山、たった166mの方が僕は怖い。 きっと毒ヘビが潜んでいるかもしれない。 でも山登りに来ている僕は、今日の1日を観光だけに終わらせたくない。 15時半頃 完全武装で出発。 虫除けスプレーも全身に振りかける。 けっこう、悲壮な決意で出発。 だって、何も情報がわからない訳ですから。 山は出だしから、クモの巣だらけ。 ストックで、クモの巣をかき分けて進む。 今日、この山には誰も登ってないんだね。 クモの巣を取り除いて、尾根に出て、歩きやすくなった。 あとは山頂まで問題無し。 いい山でした。 山歩きの後に、素っ裸になって、海水パンツに着替える。 ??? そのまま、車で5分足らずの一奏海水浴場で海へ。 実は、山歩きの後は、海へドボンと決めていた。 海で火照った体を涼しくして、今日、1日が終了 民宿で、芋焼酎2杯をいただき、美味しい夕食。 アクシデント2つ、あったけど、うまく気持ちを切り替えて 満足な1日でした。 レンタカー会社の社長さん、ありがとう。 感謝、感謝です。 屋久島で、ヒルに血を吸われ、アブに刺されて、 ストックを忘れ、レンタカーに傷を付けて、1936mの山 13時間半も歩き、166mの山にも登る。 クモの巣をかき分けて、海へドボンと泣いたり、笑ったりの、とにかく自然豊かな屋久島を楽しんでます(笑)

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