故郷の山、笠形山。

帰省ついでにサクッと登ってきました。 小学校、中学校の校歌にも出てくる、笠形山。別名播磨富士です。高校の校歌にも播磨富士が出てくるのですが、位置的にたぶん別の山。富士とか銀座は日本の至る所にあります。。 生まれた時から身近にあった山。前に登ったのは20数年前か。 さて、私の故郷は山奥ゆえ、笠形山登山口まで車でたったの15分。 嫁子も一緒に帰省しているので、朝早く活動です。娘も連れて行くか迷いましたが、 2泊3日しかない時間なので、孫とジジババの時間を奪うのも申し訳ないので一人で行きます。 今回は我が故郷八千代町（現在は多可町）側から登る大屋（龍が滝）コースです。 夏にはぴったりの、沢沿いを登って行く涼しいコースです。曇りがちで早朝という事もあり、暑さとほぼ無縁の快適登山となりました。 勝負滝、龍ヶ滝と超えて行くコースは御岳山のロックガーデンのよう。 本当に気持ちの良いコースです。 沢を登り終えると、頂上まで急登が続きます。汗をたっぷりかきながら、呼吸を整え登ります。 そして7時すぎ、登頂。 曇りでしたが、360度の素晴らしい眺望です。羊羹とSOYJOYをお供に、朝のブラックコーヒーをいただきます。 頂上独り占め。贅沢な時間。 この田舎で育った思い出や友達、両親の事を想う。嫌がらず一緒に来てくれる今の家族を想う。人並みだけどわりと幸せだ。 帰って来ました、故郷の山。 次は子供と登ろう。 （滑りやすい場所も多いので、もう少し身のこなしを覚えてからね） 関東のメジャーな低山に比べても決してひけをとらない素晴らしい山。 痩せた道や朽ちた橋など一部整備ができてない場所もありましたが、迷いそうな場所には必ずペンキマーカーがあり、登山者への気配りを感じました。 下山の最後のほうに1人のハイカーに出会った以外は誰にも会わず。交通の便も悪い場所ですが、ぜひ兵庫の山奥にお越しの際はお立ち寄り頂ければと思います。 山バッジは、車で15分ほど離れた「まちの駅たか」に売ってます。