栗駒山(須川岳) 危険な硫黄の川筋に迷い込む

2017.08.14(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 6
休憩時間
37
距離
8.0 km
のぼり / くだり
569 / 568 m
2 59
1 56

活動詳細

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盛岡のホテルで目覚めるとやはり雨☔️ 最後まで早池峰山に未練が残ったが、あきらめて最終目的地の栗駒山(岩手県側からは須川岳)に向かう。今日はそのふもとに泊まるので、少々濡れても絶対登るぞ!との覚悟。 移動中いったん雨はやんだが、栗駒山に近づくにつれて雨脚は強くなってくる。 延々と山路を走りようやく須川高原温泉に到着。 レインウェア、ザックカバーをつけて雨の中歩き出す。 登山道入り口は温泉の川が流れていて強い硫黄の匂い。観光客も散歩している。 名残ケ原を見渡せる展望所までくると雨がやんだので、レインウェアを脱いだ。 相変わらずの霧で、見えるのは足元の草花くらい。八幡平や秋田駒ヶ岳より花は早いのか、もうほとんど終わりかけていて、登山道は秋の気配。 途中、分岐を1つ見落とし、渡河しなければいけないところを間違ってまっすぐ川筋に入り込んでしまった。こんなはずない、初心者コースでこんな硫黄の川筋を歩くはずがない、と心のどこかで思いながら、雨で増水して少し歩きにくいだけよね、川の岩を渡るのってけっこう面白い、とただ黙々と進んでしまった。 さすがにこれはおかしい、と感じて落ち着くため座ろうとしたら、連れは「こんな硫黄の川筋で立ち止まったらダメだ」と言うので、初めてどんな危険なところにいるか気づいた。慌てて見上げた尾根に駆け上がろうとするが足元が崩れる。必死でよじ登ってやぶをかき分けたらすぐそばに登山道が…😱💦 「大丈夫ですか?」と普通に歩いている人に声をかけてもらい、その平穏さに泣きそうになった。 すぐに昭和湖に到着、ほっと一息つく。 天狗平を経て頂上に着く頃は、眼下の眺望はほとんどないもののけっこう青空が広がった。 元来た道を引き返し、間違ったポイントを確認、人の生死の境目って意外に簡単に踏み越えられるものだと改めて感じた😢

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