活動データ
タイム
14:30
距離
12.3km
のぼり
1462m
くだり
1463m
活動詳細
すべて見る平日組みのyasutaka.yossyの 鬼畜岩好き ドM野郎達と 久しぶりの遠征山行。 更に、今回は、yasutakaが先にヤマップで知り合った、タカ君とコラボもしました。 今回は、鏡池から元祖蟻の塔渡りを経て八方睨み 戸隠山、西岳から、鏡池へ周回のコースとなりました、 小遣い定額制リーマンハイカーnaokiは 戸隠まで オール下道でケチって…いや、 '節約'して、安定の前夜車泊でいきました。 8時間かかったけど、八ヶ岳付近に、白樺湖やら、 初めて通る有名観光地にテンションあがり、 全く苦ではありませんでした、 むしろ、単調な高速より、景色が変わる下道でよかった(笑) 先に鏡池大駐車場(5.60台停めれる)に着くも、 車全く無し、戸隠山人気ないんかな? お湯を沸かし1人アツアツのコーヒーで一服。 yasutakaたちが来るまで横になるも、 ハッチバック開けっぱなしで爆睡、 クマが出ると看板に書いてありましたが、 本当にクマが出てたら、僕の頭部だけない、 サディスティックな状態でyasutaka達を お迎えする所でした。 翌日、yasutakaが加わったことによる 安定の出発前の雨。さすが、雨男yasutaka。 そして、無事に自分の頭がある事を確認し アタック開始です 密かに楽しみにしていた、鏡池も、雨で 全く鏡池ではなく、 『きったねー 池だな!』 と、挑発気味の雨男yasutaka 上高地のような木道を歩き戸隠神社へ すこしガスがかかっていて、 巨木の杉並木が、より、荘厳な雰囲気になり、 この時ばかりは、雨男yasutakaを 心の中で称賛しました。 杉並木を抜け、階段を、あがると 左手に登山口。 神社を、抱える山は、安定の最初っから急登。 修験者はどれだけ、Mな人が多いんだろう…。 高湿度に、ガスに、ムルンムルンの土場急登 3分でTシャツから汗が滴ります。 しばらく登ると鎖場が現れ始め、 ワクワク区間にきます。 ワクワク区間の鎖場でウォーミングアップしたあと、 かの有名な ワクワクドキドキ、 『元祖!蟻の塔渡り』登場!! ガスってはいたけど、高度感はさすがです。 他のレポより、ガスっていても、パナイ恐怖感 さらに、岩もウエットで怖かったですが、 4人ともかなり楽しめていました。 写真で伝わりきらない緊張感と空気感、 "かなりの岩好きの方"には、是非自分の体で 感じてきてください。 ここは おすすめです。 責任は、一切負いませんが(笑) 蟻の戸渡を終え、 『八方睨み』へ。 一旦、八方睨みにザックをデポし、 戸隠山ピークまでいきます。スマホまでデポしてしまったので、 戸隠山に登った記録がないのが悔やまれます…。 悔しすぎて、蟻の塔渡りをダッシュで駆け抜けたくなる衝動に駆られましたが、やめておきました。 写真を撮り終え、八方睨みで、飛び出た岩と戯れ、 ここで、 『3分確保ッキング』 材料 120センチスリング 二本 カラビナ 二枚 120センチ スリング 一本をタスキ掛けして、 前で結びます。 前に結んだ所にある、輪っか部分に もう一本の、120センチスリングを 半分折にして結びつけ、 二本に別れた先に、カラビナを一枚ずつ取り付け、 メットをかぶり 美味しそうな、自己確保装置の出来上がり! 注)命を預かる物なので、ネット情報じゃなく、 有識者に教えてもらってください。 フル装備で、今日の核心部、破線ルートの西岳方面へ! 今まで行ってきた中で味わった事のない、 この山の破線ルート、多少は覚悟していた、藪漕ぎ。 さかの、身長以上の草丈の延々続く藪漕ぎに、 ムルンムルンの土場急登に足を滑らせ、 なかなか進まないイライラに、 景色のみえないストレスに、 暑さと、まさかの水切れ。 元々心配性な自分ですが、この事態で、 さらに精神的に追い込まれ、超スローダウン。 四つん這いになりながら何とか本院岳到着。 本院岳までに、かなり体力をとられ、 ガチで倒れこみ、ガチでしばらく動けなくなり、 みんな、残り少ない水なのにもかかわらず、 yasutakaの分の水をもらい、 何とか喋る元気が出始め、 yasutakaに、励ましてと、頼むと、 yasu)『西岳には、沢尻エ◯カが水着で待ってるから 早くいこうぜ!しかも、近くにいるのに触れないんだぜ!』 と、突拍子もない、意味のわからない励ましの言葉に、 気力より'精力'が湧いてしまった自分がそこにいました。 心の声)『水着の 沢尻エ◯カ が目の前に居るのに、 触れない……だと!?』 …ともあれ、この時、本気でヤバく、 20分くらい倒れこみ、最悪、レスキューかビバークも本気で考え初めていました。 みんなに、心配かけちゃったし、ザックの荷物も 分散して持ってもらって、 何とか''精力''を振り絞……いや、”気力”を振り絞り、 何とか、今回のコースの最高峰、西岳到着。 もちろん、水着の沢尻エ◯カは居ません 僕の目の前にいるのは、 放屁をしているおっさん2人と サングラスしてるイカツイお兄さん1人です。 心の声)母さん…、僕は今、崖っぷちの西岳山頂で 『沢尻エ◯カ 居る居る詐欺』に遭っています…。 ともあれ、やっと折り返しです。 P1峰 までは、時折ガスも切れ、景色を眺めながら、 崖っぷちの、稜線を歩き、多少 元気も出て来ました。 依然、足下は草で見えず、左は切れ落ちた崖 左に足を滑らせたら、見事に、 グッバイ戸隠… 笹や木の枝を掴みながら、落ちないように 確実に進んで行きます。 劇下りの坂を、長く生えた笹を掴みながら 慎重に下っていくと、目の前の道がなくなり 崖の鎖場登場です。 普段ならチカラがあり、確保無しで行ける崖も、 いまは、グダグタで危険なので、 簡易ハーネスから伸びるビナ 2枚を鎖に掛け替えながら 慎重におりていきました。 降りきった所が、馬の背か、裏蟻の戸渡? ここは、近所の公園の 蟻の戸渡 と同じくらいでしたが、 その後の、ハシゴを登り切った後に、そのまま短く岩壁をトラバースする鎖場が、弱った体に応えます。 そこを登りきると、”無念の峰”です。 僕の精神力、体力が無いのと、 "精力"だけは強いのが、無念です……(嘘です) まだまだ、劇下りは続き、鎖場のトラバースに ウエットで、掛場がないヌルヌルの崖の岩を 鎖だけに頼って降りるしかない場所もあり、 鎖にセルフビレイ(自己確保)しながら降りて行き 気がすり減らされます。 この辺りで、タカ君が初期の脱水状態かと思われる、 あしの痙攣と、痛みも出始め、スローダウンに。 下山道もだいぶ、穏やかになってきたので、 今まで、持ってもらっていた自分の荷物と、 タカ君の ザックのベルトを最大に緩め、 今まで持ってくれたみんなへの感謝の意を込めて、 背中に二段背負いし、みんなで、下山 持ってくれて、本当にありがとう。 沢まで降りてきた時点で19時すぎ、辺りは真っ暗で ヘッデンつけて、想定外のナイトハイク 沢の水で水分補給し、残り30分の登り返しを経て、 鏡池大駐車に到着です。 精神力には、個人差もありますが、倒れこんだ時、 水もない状態で残り5時間かかる中間地点で どこも崖だらけで、山小屋もなく、 いままで山行してきた中で初めて、レスキューを頼むか、ビバークを本気で覚悟した山行になりました。 yasutakaには大袈裟って笑われましたが、 同じ山行を、ソロでしていたら、今までは何とか運良く生きられていても、いつかは、動けなくなって遭難する心配もみつかったきがするので、 1年目を迎え、気づいていたものの、慢心な部分が 見え隠れしていた、自分の不安要素と、課題と、問題点も さらにみつかり、 次回からのソロ山行に活かしたいとおもいました。 注)たまには真面目な事も言います。 にしても、 写真で、自分の、歩いてきた所を、見ていると、 行ってきてよかったと思える、すばらしい山でした。 次来るならコースでは行きませんが(笑) 藪漕ぎマスターの方で、崖好きには、たまらないコースなんじゃないでしょうか(笑) 2度と藪漕ぎしたくありませんが(笑) 鏡池に戸隠神社の参道と、戸隠山への、鎖場、 アリの戸渡だけなら、かなり時間にも余裕があるし じっくり写真を撮りながら、のんびりスリルを味わえる楽しい山行になると思います🤤 戸隠山ピストンなら、早く下山 出来るし、 温泉にのんびり浸かり、戸隠蕎麦を堪能し、 のんびり帰宅できるのでオススメです👍 今回はまさかの長時間の藪漕ぎと、水不足で 完全に心を折られ タイムオーバーさせてしまって 風呂も、戸隠蕎麦も、お土産すら買う時間もなかったのは本当にごめんなさい🙏 体力筋力つけて、精神力を高めておきます。 経費、燃料代:6800円 ステーキ宮 代:2800円 その他諸々:3800円 計13,400円 本来なら、高速往復代のみで14000円オーバーだから、 夕飯、諸経費ぶんお得にできました!(笑) 次回、予定している方で下道に、飽きない人なら おすすめっす! 次は、白馬まで下道で行ってみようかな(笑)
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