北ア縦走「薬師岳〜劔岳」

2017.08.11(金) 6 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 17
休憩時間
29
距離
7.3 km
のぼり / くだり
1066 / 121 m
DAY 2
合計時間
8 時間 24
休憩時間
2 時間 41
距離
7.8 km
のぼり / くだり
732 / 769 m
50
45
11
47
1 16
48
DAY 3
合計時間
6 時間 17
休憩時間
56
距離
6.7 km
のぼり / くだり
915 / 748 m
1 33
44
46
23
11
DAY 4
合計時間
10 時間 22
休憩時間
2 時間 21
距離
9.6 km
のぼり / くだり
1270 / 1143 m
DAY 5
合計時間
16 時間 15
休憩時間
8 時間 36
距離
9.1 km
のぼり / くだり
1093 / 1347 m
13
25
22
8
10
27
40
12
10
17
2 10
1 11
DAY 6
合計時間
2 時間 19
休憩時間
1 時間 27
距離
1.9 km
のぼり / くだり
195 / 45 m

活動詳細

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6年ぶりに念願の北アルプスへ後輩と共に。天候が不安だが、楽しみで仕方がない。 ザック重量は23キロ程度。懐かしい重さを肩に感じられる。 〈8月10日〉仙台ー富山 新幹線で富山駅に向かい宿泊。ダウンを忘れたが、好日山荘があり助かりました。 〈8月11日〉富山ー薬師峠CP 富山駅を5時発のバスで折立に7時到着。山の日の影響なのかたくさんの人で溢れかえっていました。登山口の水は「生水のため煮沸してください」との貼紙があるが、関係なく持っていく。 良いテンポで登り続けるが、こんなに人が多い北アルプスは初めてでした。太郎平小屋が見えてもなかなか登りきらず、ヘトヘトになりました。テン場に到着し、テントを張り終えてから水場へ。本当に冷たくて美味しい水!明日に備え、飯を食って早めの就寝。 〈8月12日〉薬師峠CPー薬師岳ースゴ乗越CP いかにも雨が降り出しそうな空気感の中登り始める。登るにつれ雨量が増えてくる。この日から体調がおかしくなった。頭痛に加えて息切れが激しい。私の場合高山へ行くとよく出る症状で、予想していたがそれでもしんどいものはしんどい。薬師岳頂上を踏む頃は、風雨で体が冷えかなり寒かったです。眺望は見れず残念。未だ薬師岳の眺望は見たことないので、リベンジしたいな。 そこから先はだらだらとした下り道で、長く感じる。歩いているといきなり小屋が目の前に現れ、嬉しい誤算でした。テン場は狭い(20張程度の許容)が、奥のいい場所に張ることができた。 〈8月13日〉スゴ乗越CPー越中沢岳ー五色ヶ原CP 予報通り晴れになる。ギラギラした太陽が暑かったです。日焼け日和です。 越中沢岳までが今日の核心部分だと考え、順調に歩き進める。ですが、そこから先が長かった。頭痛と戦いながら、鳶山への登り返しはハードでした。小屋が見えてからがとても遠いです。五色ヶ原小屋からテン場までも15分くらいかかりました。 ここのテン場は見渡す限り花だらけです。本当に美しい!私の中で1番お気に入りのテン場になりました。行くにはそれなりのエネルギーが必要ですが、是非おすすめです。小屋でなくテントを張ってください。天国に来た気分になります。明日は行動時間が9時間程度あるので、いつもより早めの就寝。期待していたペルセウス流星群は見えなかったです。 〈8月14日〉五色ヶ原CPー立山ー劔沢CP 4時半出発。少し暗いが、すぐに明るくなってきました。獅子岳で雷鳥と遭遇し、そして鬼岳を超え龍王岳へ。龍王岳の圧倒的な存在感に圧倒されます。この3つの山は峻厳でかっこいいです!(特に龍王はやばい!)龍王がじわじわと体力を奪っていく。そして、一ノ越山荘へ着くと、たくさんの人が。室堂からのアクセスがいいので小さな子供も多かったです。雄山への登りもしんどい。大汝山・富士ノ折立を越え、真砂岳・別山へ。長距離の疲労に加え、頭痛と息切れで苦しかった。ギリギリの中、別山を登りきると劔岳の姿が見えた!いつ見てもかっこいい山です。別山にいたお姉さんにいただいた飴ちゃんが美味しい。少し回復した。劔沢CPに向かって急坂を下る。 テン場には大学登山部の現役生とOBの姿が。今年は10人以上いる。山の中で友人に出会うのは非常に嬉しい!みんなで持ち寄った酒が旨い。幸せな時間を過ごすことができた。来年は涸沢で集合だろうか。 明日はいよいよ劔岳へのアタックだが、午前から天候が怪しい。遅くなればなるほど雨の可能性が高いので、早目のアタックが求められそうだ。 〈8月15日〉劔沢CPー劔岳ー雷鳥沢CP 仲間と出会えたからなのか、ぐっすり眠ることができました。今日はすこぶる調子が良さそうだ。3時半過ぎに劔岳へ出発。天候は大丈夫そう。早足で頂上を目指す。緊張する鎖場が続きます。カニのタテバイが怖かった。前回は怖くなかったのにな。頂上を踏む頃は曇りだが、眺望は最高!今まで歩いてきた山々が見渡すことができました。ピークを満喫して天候が変わる前に下山開始。カニのヨコバイは、前回で感覚が分かっていたので怖くなかったです。劔沢まで戻り、テントを片付けて雷鳥沢へ。雷鳥坂の400m以上の下りは、足への負担が大きいですね。今回の登山最後のしんどい所を終えて無事に雷鳥沢CPに到着できました。ここまで来るともう下界の気分です。雷鳥沢ヒュッテでカレーライスを昼食に食べる。久々にまともな昼食に感動しました。美味すぎる!明日は出発が遅くていいのでのんびり最後のテント生活を過ごしました。 〈8月16日〉雷鳥沢CPー室堂ー仙台 9時からオープンする「みくりが池温泉」に向けて出発。日本一高所の温泉宿に入れたことよりも、5日ぶりの風呂に入れたことが何より幸せに感じます。温泉ってやっぱり気持ちいい。そして室堂まで無事下山することができました。 ガス缶(250)は半分ほどしか使いませんでした。 体の変化 ・首と手と膝周りが日焼け(特に首がひどい) ・体重が2.2キロ増えた ・体脂肪率が5.1%減った 無事に縦走を終えた達成感は素晴らしいものがあります。今年の夏山の集大成として最高でした。 来年は黒部五郎・表銀座方面に行きたいと思います。

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