夏の冷んやりした想い出 奥吉野の渓谷歩き

蒸し暑さが戻ってきた夏の日に、奥吉野のキャニオンニングツアーに参加した。キャニオンニングツアーというと遊びのイメージがつきものだが、林道歩きし、入渓し、渓谷沿いに歩いていく、結構な山登りの1種類である。普段、人が立ち入ることがないような秘境へ、水をかき分け泳ぎながら進んでいく。何よりも蒸し暑苦しい日中に、冷たい水にドボンと浸かる時の爽快感はたまらない。奥吉野の渓流は本当に冷たくて透明で綺麗であった。青森の有名な奥入瀬渓谷(国立公園)もいったことがあるが、観光化されていない分、それと同等か、上回るほど素敵な景観です。 奥吉野は、ガイドによると、これだけスライダーが連続している面白いポイントは中々なく、かなりのレベルで日本有数のポイントだそうです。 ただし川遊びは危険がともないます。ウエットスーツにライフジャケット、地理を知り尽くしたガイドが居てこそ安全なツアーが行われます。あまり集団歩きは好きではないのですが、渓谷歩きだけはツアーに参加して行くようにしてます。ツアー代金10000円前後かかりますが、安全と秘境感をたっぷり味わえることを考えれば、そのくらいの代償はかかるでしょう。とても「爽快な」気分を味合わせてくれて感謝です。