タウシュベツ橋梁

2017.08.21(月) 日帰り

活動詳細

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もう10年くらい、年に2回ほど訪れては経過を見守ってきた糠平湖のタウシュベツ橋梁。 今年も1月に湖の中から壊れずに顔を出した姿を確認していました。 去年の台風で糠平湖はぐちゃぐちゃになってしまったのに、倒れずにいた姿を見て嬉しい反面、ここまで経過を見てきたからこそ分かった橋の命が消えそうになっている事にこみ上げるものを感じていました。 2014年に崩れてしまう・・・とある大学の教授が予想してから3年、まだ橋は頑張って建っていましたが、今年の7月、新たに箸の一部が崩れたという内容が北海道新聞の第1面を飾っていました。 1月に撮影した写真を見なおしても新聞に載っていた場所は崩れていず、崩壊がどんどん進んでいる事を実感しました。 とても気になったので自分の目で確かめに行くことにしました。 前日に東大雪自然館に車中泊し、翌日朝6時半に出発し、まずは展望台に行って湖の水面の高さを確かめる事にしました。 8月は通常なら橋の半分くらいは水没していてもいいくらい水が溜まっているはずなのに、湖底が見え橋のたもとまで歩けることがわかり、近くまで行くことにしました。 展望台でたまたま居合わせた方が私についていきたいと言ってきたので、一緒に行動することにしました。 片道3.5キロの林道を歩いてタウシュベツ橋梁のたもとに到着!! 衝撃の光景でした。 新聞に載っていなかった部分も崩れている場所があり、どうやって今建っているのかもわからないくらいボロボロになっていました。 きっとそのうちこの橋は音もなく崩れて、そして自然に帰って行って姿を消していくんだろうなぁ。 ダム湖に沈み水位によって姿を現す幻の橋、タウシュベツ橋梁。 また来るね・・・と約束して帰ってきました。

ウペペサンケ山 タウシュベツ展望台から湖の水位を確かめて、車で4キロ上流の地点に行き、林道を歩いてタウシュベツに行くことにしました。
タウシュベツ展望台から湖の水位を確かめて、車で4キロ上流の地点に行き、林道を歩いてタウシュベツに行くことにしました。
ウペペサンケ山 所々、去年の台風の大きな土砂崩れの跡が残っていました。
所々、去年の台風の大きな土砂崩れの跡が残っていました。
ウペペサンケ山 林道は木漏れ日がまぶしい。
林道は木漏れ日がまぶしい。
ウペペサンケ山 ここももしかしたらこの小さな川が砂利の幅までの川になったのかもしれない。
ここももしかしたらこの小さな川が砂利の幅までの川になったのかもしれない。
ウペペサンケ山 林道を3.5キロ歩き、湖の入口にやってきました。
ここは旧士幌線の線路上の場所です。
林道を3.5キロ歩き、湖の入口にやってきました。 ここは旧士幌線の線路上の場所です。
ウペペサンケ山 湖に出てきました。
タウシュベツ橋梁のてっぺんです。
ここを鉄道が走っていたのね。
湖に出てきました。 タウシュベツ橋梁のてっぺんです。 ここを鉄道が走っていたのね。
ウペペサンケ山 周りの山々。
天気が良すぎです!
周りの山々。 天気が良すぎです!
ウペペサンケ山 ニペソツ山も見えました。
ニペソツ山も見えました。
ウペペサンケ山 湖はずっと下流の方に溜まっている状態。
湖はずっと下流の方に溜まっている状態。
ウペペサンケ山 橋は脚まで全部陸上でした。
橋は脚まで全部陸上でした。
ウペペサンケ山 西側から橋の全体像を眺めました。
西側から橋の全体像を眺めました。
ウペペサンケ山 なんと!!
西側も崩れてしまった場所がありました。
なんと!! 西側も崩れてしまった場所がありました。
ウペペサンケ山 多分1月に見た時、コンクリートが外側に膨らんでずれていた場所。
やっぱりこういうところから崩れていきます。
多分1月に見た時、コンクリートが外側に膨らんでずれていた場所。 やっぱりこういうところから崩れていきます。
ウペペサンケ山 湖底を流れる川。
この川の流れがダム湖を作るんですね。
湖底を流れる川。 この川の流れがダム湖を作るんですね。
ウペペサンケ山 橋とダム湖と周囲の山々。
橋とダム湖と周囲の山々。
ウペペサンケ山 湖の対岸には流木がたくさん。
湖の対岸には流木がたくさん。
ウペペサンケ山 一緒に行った方に撮影してもらいました。
橋を眺める私です。
一緒に行った方に撮影してもらいました。 橋を眺める私です。
ウペペサンケ山 こんどは橋の東側に回ります。
こんどは橋の東側に回ります。
ウペペサンケ山 右側が2003年の十勝沖地震で崩れた場所で、
左側が7月に北海道新聞で報道された崩落個所です。
右側が2003年の十勝沖地震で崩れた場所で、 左側が7月に北海道新聞で報道された崩落個所です。
ウペペサンケ山 去年の台風で糠平湖の色が変わってしまう程の濁流でしたが、それが全て沈殿してこんなに分厚い泥の層を作っていました。
(全部が全部ではないと思う)
去年の台風で糠平湖の色が変わってしまう程の濁流でしたが、それが全て沈殿してこんなに分厚い泥の層を作っていました。 (全部が全部ではないと思う)
ウペペサンケ山 橋の東側からの全体像。
橋の東側からの全体像。
ウペペサンケ山 南側から見た橋のてっぺん。
こっちも岩がたくさん流れ出ています。
南側から見た橋のてっぺん。 こっちも岩がたくさん流れ出ています。
ウペペサンケ山 もう一度西側に回り込みます。
もう一度西側に回り込みます。
ウペペサンケ山 崩落部分のアップ。
崩落部分のアップ。
ウペペサンケ山 柱脚と崩落した岩の山。
柱脚と崩落した岩の山。
ウペペサンケ山 湖底は粘土質の硬い泥で覆われていて、流れる川が溝を作っていました。
湖底は粘土質の硬い泥で覆われていて、流れる川が溝を作っていました。
ウペペサンケ山 名残惜しいけどさようなら。
また来るね。
名残惜しいけどさようなら。 また来るね。

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