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白馬岳、母の三回忌前日に見たかった花

ソラリスさん YAMAP Meister Master

  • YAMAPマイスター:マスター
  • 自己紹介:気が付けば29年間、会社に勤めた事になります。出身は富山なのですが、首都圏勤務が長く、元々、車やバイクで全国を巡るのが好きで、何時の間にか山を訪れて旅行を兼ねて愉しむ山旅スタイルになっていました。何となく各位の山行日記の投稿が高山植物に似ているのかなと感じてます。メンバーさん一人一人の投稿が花です。花の愉しみ方は人其々で、自分はひっそり咲いている花を探すのが好きなようですが、百名山登山に憧れ、残りは8ですので華やかな花にも強い憧れが在りそうです。投稿は減りそうですが時々、花を探しにYAMAPを訪れたいと思っています。
  • 活動エリア:富山
  • 性別:男性
  • 生まれ年:1964
  • 出身地:富山
  • 経験年数:10年以上
  • レベル:初心者
  • その他 その他

白馬岳・小蓮華山

2015/08/14(金) 18:57

 更新

白馬岳、母の三回忌前日に見たかった花

公開

活動情報

活動時期

2015/07/11(土) 07:50

2015/07/11(土) 19:32

アクセス:700人

軌跡・時間・距離

軌跡データをダウンロード
累積標高上り 8,490m / 累積標高下り 8,438m
活動時間11:42
活動距離30.68km
高低差1,537m
カロリー896kcal

写真

動画

道具リスト

文章

日曜日の午後にささやかな母の三回忌を行うため、富山に帰省しましたが、土曜日は日帰りで母が好きだった白馬岳に登って来ました。

母は生前、山が好きだった人です。鉢植えのシラネアオイの写真は、三回忌を迎えた母がシラネアオイを鉢に植えて、3年間、咲いてくれなかったのに、ことのほか、寒い冬だった年の春に突然、咲いてくれた時の写真です。母の死に際は美しいものでなく、糖尿病に悩んだ末、最後は糖尿病により認知症を患う事になりました。長年の糖尿病で脳が委縮してしまい、自分が知っている母では無くなっていました。私はそんな母を受け止める事が出来ず、避けてばかり居て、未だに後悔の念に駆られる事が在ります。鉢植えのシラネアオイは美しくありません。高山植物というのは鉢植えの中で育てても決して美しくは育たないと思います。今日、蓮華温泉から白馬大池に向かう登山道でシラネアオイが咲いていましたが、野山に咲くからこそ美しいのだと思います。母は糖尿性腎症を経て透析患者でしたが、病気にならなければ、鉢植えの中に居る事も無かったし、野山で普通の花として、生きた筈の人でした。本当は美しい花の筈なのに、美しくは見えない花、恐らくそんな花が世の中に沢山、あるのだと時々、考えます。

今回の登山は、今年、地元の山に未だ登っておらず、白馬の蓮華温泉から登る雷鳥坂コースが好きなので久々に登ってみたいと思っていましたが、今回は白馬の小蓮華岳(2776M)の日帰りにとどめるつもりでした。雷鳥坂コースは3回ほど登った事が在りますが、アルペンムード満載の尾根で、NHKの坂の上の雲のエンディングシーンでも使われています。ちなみに雷鳥坂で雷鳥に会った事はありません。(笑)今回、雷鳥坂を登ってみると高山植物の花が咲き乱れていて驚いたのですが、花の時期にはタイミングが在り、最近は年々、咲く時期が早まっているそうです。確かに北アルプスに海の日に行っても思ったより花が咲いていなくてガッカリすることも多いと思います。

小蓮華岳頂上で、白馬岳から下山した登山者から、白馬山頂近くはウルップ草のお花畑で九十九草が咲いているという話を休憩中に聴き、以前、母がウルップ草、九十九草を見てみたいと言ってた事を思い出して白馬岳まで足を延ばす事にしました。白馬岳に登って帰りに日帰りできなくても白馬大池山荘に一泊して、朝早く下山すれば、日曜日の9時頃には帰宅できる算段です。また蓮華温泉から白馬大池までの登山道も整備されていて安全な道です。

下山時刻が遅くなった事は反省しないといけないのですが、夏なのに、入道雲一つない天候が安定した日で、雷鳥坂と白馬岳の稜線を帰ることを忘れて夢心地で稜線上の花を愛でながら空中散歩して来ました。白馬、朝日岳は日本でも指折りの花の名山です。花は今が旬です。

ある高山植物の紹介のホームページに九十九草は花期が早くて、この花だけのために登ってきた人にだけ笑顔を見せる気高い高山植物だと紹介していましたが、その花の為だけに山に登る、そんな登山が在っても良いのだと感じます。

本日、母の三回忌を執り行ないました。仏壇に燈された二本のローソクの炎で汗掻きながらお経を聞きました。生前、花が好きだった母の庭は自分と父だけでは手に負えなくなって赤土の入れた庭がとても暑苦しく、申し訳なく思えましたが、それでも自分にとっては少し肩の荷が降りた気持ちがした暑い日となりました。

今回、充電ケーブルが断線していて、登りでXperiaのZ3の電池が切れてしまい、下りでGPS精度が落ちるGalaxy S4を使って、GPS測定データをマージしてますので、下り部分のGPS測定データはあてにしないで下さい。 (高低差は合っていますが累積高低差、距離が可笑しいという意味です)

7/11時点で、蓮華温泉⇒白馬大池は雪渓が1ヵ所残っているが、軽アイゼン不要でした。白馬大池前に大きな雪原が残っていますが、平地なので、軽アイゼン不要です。白馬大池⇒白馬岳の夏道は雪は全く在りません。残雪が多い山域ですので、正確な情報は現地にお問い合わせください。

7/19 エビデンス(証跡)として、自分の写真を出してましたが、今後は控えようと思います。その為、写真を一部入れ替えました。

7/25 追伸
自分の想いが書いた活動日記に伝わってない処があるように感じたので文章を修正しました。

紀行文の中に自分の思いをしたためて、一生懸命、山行日記を書いた筈なのに、改めて、鉢植えのシラネアオイを見ると、自分のそんな思いとは関係なく、精一杯、生きていて、花は健気です。人の想いが届かぬ処に花が咲くからこそ、花は何時も美しいのだと思います。(笑)

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