Appalachian Trail初日は皆既日食でした❣️

2017.08.21(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 33
休憩時間
2 時間 43
距離
16.9 km
のぼり / くだり
1344 / 460 m
9 34

活動詳細

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前回、台湾の山に誘って頂いたH氏のお声掛けで、私には初の渡米、アパラチアントレイルとなった。 ノックスビル空港近くのアルコア市内のホテルを拠点にした。 今回歩いたのは、アパラチアントレイルの南端部に位置するグレートスモーキーマウンテンズのコース、稜線の標高は1,300~2,000m前後。 H氏のプランによるとFontana Dam(500m)を起点WatervilleRD Pass(R40)Exit451(420m)ポイントまでの総延長120km余りのルートを前後2回に分けて延べ8日間で踏破する予定。 しかし、日程の最後に予約していたCosby Knob Shelter(1,463m)がブラックベアーの出没により閉鎖になったと公園事務所より連絡があった。 この為に、今回のコース最北端部を諦め、1日繰り上げて下山する事にした。 トラブルはこれだけに終わらず、何とH氏が体調を崩してしまわれた。 彼は、このプランの立案から飛行機やホテル、タクシー、レンタカー等の手配一切をされた方だが、無念のリタイアとなってしまった。 こんな訳で、私一人の山旅を余儀なくされた。 山の中では延べ7日間を過ごし、初日には皆既日食を目撃する幸運に恵まれました。 初日の今日、様子の判らないグレートスモーキーマウンテンズ、念の為にテントや水、食料、着替えなども多めに用意したザックは、25キロは優に超えていたか。 アプローチの登り坂は中々難儀で肩に応えました。 コースの殆どは森林地帯になっており、周囲の展望も利かず稜線を歩いている気がしません。 コースを往き交う人々は皆さん外人ばかり、総じてにこやかに話しかけて来ます。 こちらも、片言で返事をすると更に色々と話しかけきます。 こうなったら、もうお手上げ、何を言っているのやらサッパリ解りません? こちらの人々はよくお喋りをし、かつ他人の話をよく聞いて実に長いコミュニケーションを好むようです。 そうして、シェルターでの初対面の者同士、就寝する迄の間ずっと会話の途切れる事は有りませんでした。 と言っても、言葉の不自由な私はこの話の輪には入れませんでしたが…(^◇^;) 街のホテルやレストランの人々、タクシーの運転手さんでもそんな風によく喋ります。 言葉のコミュニケーションによって彼等は水を得た魚のように楽しそうにしています。 今日の宿泊地はMollies Ridge Shelter。勿論シェルター初体験です。 山中での宿泊施設のシェルターと呼ばれるこの建物は、屋根の下の半分がオープンになっていて日本風に言えば土間、しかし、この土間には三方ともドアは勿論壁さえもありません。 土間の横には暖炉が設えられ端っこには食事用のベンチとテーブルが造り付けられています。 2段式板張りの棚にはそれぞれ6、7人がシュラフを並べられるようになっています。 夜の風は、この棚の上にも吹き込んできます。 こんな所で宿泊した事は初めて、カルチャーショックの一つでした。 この日は、10数名の客があって賑やか夜になりました。 尚、当地は日本との時差が13時間遅れとなり、活動日記の時間から13時間を差し引けば現地時間になります。

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