活動データ
タイム
11:18
距離
17.7km
のぼり
1552m
くだり
1552m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る【アクセス】 栂池パノラマウェイを利用しました。往復3,300円です。栂池自然園セット券でないとモンベルカードの割引は受けられませんでした(栂池自然園セット券だとモンベルカードを利用しても割高とのこと)。D-Ⅰ期間の7:30~スタート。 【コース状況/危険箇所等】 コースに特に危険な箇所はありませんが、白馬乗鞍岳手前の雪渓はお助けロープが設置されていますが、軽アイゼンとポールがあった方が安心です。 【感想/記録】 全国的に高気圧に覆われ梅雨の貴重な晴れ間と言うわけで、約二か月ぶりの白馬岳を目指しての登山です。今回は落石の心配が無い栂池から向かいました。 登山口からの樹林帯は風がなく暑くて半袖シャツでよかったのですが、アブ、ハエ、ブヨが多くて困りました。数カ所ブヨに喰われましたので、半袖は避けた方が無難です。最初の木道は補修中でやや歩きにくく、雪解け水でぬかるんでいるところもあり、滑らないように歩きましょう。 ところどころに雪渓がありますが問題ありませんでした。 天狗原に来ると休息できますが、目の前に現れるのが白馬乗鞍手前の長い斜面の雪渓です。ここは大きな岩石がゴロゴロしているところですが、ほぼ全て雪に覆われていました。お助けロープが張られていますが、雪道に慣れていない方は軽アイゼンとポールがあると安心です。慣れている方がツボ足で登っておられました。ここを過ぎても雪渓がありますが、斜度が緩くアイゼン無しでも大丈夫です。 白馬大池に雪渓が残っていますが、高巻きして通過しますので、池に落ちる事も無いと思います。白馬大池山荘では給水できますのでここで昼食としました。ここでもハエやアブがたかってきて困りました´д` ;。 雷鳥坂を登って船越の頭からは快適な稜線に出ます。景色がドンドン変化し大好きな稜線歩きが楽しめました。雪渓も無く眺望が良いのでドンドン進めます。頂上手前は少しゴツゴツした岩場もありますが、無事白馬岳山頂に到着しました。 宿泊した白馬山荘は朝予約した時に混み合うかもしれないと言われ不安でしたが、大部屋のある一号館もオープンしており日本最大の山小屋の規模からするとガラガラでした。泊まった部屋は大部屋でしたが壁際の布団だけでしたので、中央は空いており小部屋よりも快適でした。しかし、掛け布団は薄いので厚着をしないと寒かったです。 夕食後にはまた白馬岳山頂で夕陽を撮影しました。なぜか山頂付近だけが恐らく20m前後の強風で寒くてたまりません。昨年の7月に来た時にも寒かったので、インナーダウンとソフトシェル、ダウンマフラー、ビーニー、防寒グローブで武装しましたが力不足でした(^_^;)。富山湾に沈む夕陽は絶景で、日没後もしばらくは夕焼けと空の共演が楽しめました。天の川が見えないかと8時まで山頂で粘りましたが、空はまだ明るく寒いのと明日は早起きしないといけないので、退散しました。 翌朝は4時過ぎには山頂に到着しましたがすでに東の空は明るくなっていました。4時半頃には御来光も見られ、あたりが明るくなると遠くは八ヶ岳や富士山、中央アルプスあたりや白山までも見えました。 一旦白馬山荘に戻って朝食後に出発し、山頂でコーヒーを頂いてから栂池へ出発しました。帰りは基本下りなので楽ですが、白馬乗鞍からの下りの雪渓が一番の難所ですかね。下りの方が滑りそうで怖いですが、軽アイゼンとポールを使って慎重に降れば大丈夫でした。むしろゴロゴロの岩石地帯を下るのより早く行けたかもしれません。 あとは来た道を下るだけなので、ぬかるみで滑りそうなところを注意すれば大丈夫でした。今回は梅雨時期らしくないお天気で、絶景が見られて大満足の山行でした。お天気が良くてもまだハイシーズン前のためか土曜日でも登山客少なめで、むしろ日曜日の方が団体客で賑わっていました。それにしても2日間も梅雨らしくないほぼ快晴のお天気で、日中は暑かったです。
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