活動データ
タイム
26:33
距離
23.9km
のぼり
2702m
くだり
2724m
活動詳細
すべて見る聖★はクリスマスイブ生まれ。山好きの父が聖岳を意識したからではなく、「聖しこの夜⭐️🎄」にちなんで「聖子」と名付けてくれました。 私が山に行くようになって以来、いつか私と同じ名前のこの山に登ってみたいとずっと思っていましたが、交通不便で奥深い、日本アルプス最南の3000m峰。とても実現するとは思っていませんでした。 ところが、兄と兄の山仲間から聖岳→赤石岳の縦走のお誘いを受け、完歩できるかどうか不安で悩みに悩んだ末に、「場合によっては一人だけ聖岳ピストンもあり」と覚悟して行くことを決意しました。 もし、一人で下山になったとしても、YAMAPで軌跡か残っていたら道に迷うこともないという安心感も背中を押してくれました👍 聖岳は静岡と長野の県境にあり、登山口まで1日ではたどりつけません。1日目、前夜、高知から車で迎えにきてくれた兄貴と大阪を出発🚙 京都でメンバーを一人のせ、東へ。新東名の静岡の島田金谷ICからさらに2時間半ほどで畑薙駐車場に。車をおいて東海フォレストのマイクロバスに乗り換えて椹島へさらに1時間。ようやく、宿泊地の 椹島ロッヂに到着。 2日目朝、椹島ロッヂから第一便のバスが6時15分に出発。10分たらずで聖岳登山口、標高1100mからいよいよ聖岳に向けGo‼️ 最初からかなりの急登↗️ 緑濃い樹林帯の中をアップダウンを繰り返します。「せっかく登ったのに、なんでこんなに下るん!」と腹立たしいほどですが、かわいいキノコたちが和ましてくれます🍄 聖沢の本流の吊り橋を渡ると、こんどは500mを一気に登る急登。それを越えるとしんどいながらも、沢沿いにはお花畑🌼🌸 でも、まだ聖平小屋は遠い。 途中、滝を眺める断崖絶壁をこわごわのぞきこむと、聖沢がはるか下に。 深い山の中なのに、ゆるやかな小川がながれ、小さな橋をいくつも渡り、リンドウやセリバシオガマなど花々を眺めながら歩く心地よい道をさらに1時間、ようやく聖平小屋に到着、ふ〜〜 聖平小屋では、お鍋に入ったフルーツポンチ🍧がお出迎え。疲れた体に、甘くさっぱりしたフルーツポンチがうれしい❣️ 標高2260mの聖平小屋。夕方、正面の山にはお日さまがあたり、明日の天気を期待します。満員の小屋で布団は狭い寝袋、すごいイビキに悩まされながらもなんとか眠りにつく。 翌朝、明るくなるのを待って5時出発。だけど…ガス、ガス⤵️ 周囲は見えるけど、山々の景色は皆無。たくさんの高山植物に目をやりながら半時間で薊畑へ。 木道のある聖平からは、晴れていれば聖岳が眺められ、テンションもアップするはずなのだが… 2662mの小聖岳に到着。何も見えない(><)富士山も見えるはずなのに… 稜線は風が強くて飛ばされそう。カメラを撮る余裕もない。狭い痩せ尾根は注意しながら足をすすめる。 かなり急なザレた道を高度差400mほど一歩一歩足をすすめる。視界なし、周りの景色があればルンルンで足も軽いだろうが、この強風とガスの中では辛さが増すばかり(−_−;) 「頑張れ‼️がんばれ‼️」 自分を励ます❗️ 脚の痛みにたえ、あえぎながらも一歩一歩進むだけ。 そして、とうとう3013mの聖岳到着‼️ 風が強くて立っていられない。 でもやったよ、やったね❣️ 「聖★」の山、聖岳3013m✨ ここから百聞洞小屋→赤石岳を目指す予定だったが、強風のため安全を期して縦走は断念。早々に全員、聖平小屋に下山。 聖平小屋に連泊するか、このまま椹島まで下山するか… 聖岳往復でもかなり疲れていて連泊したい気持ちもあったが、お風呂とゆったり寝れる布団のある、麓の椹島への下山を決める。 下りの長くて辛かったこと❗️股関節は痛むし、脚の裏もジンジン痛い。山頂からの標高差は約1900m。それも下るだけでなく、上り下りを繰り返す。転ぶのも2、3回。しんどい…脚が痛い… 槍も利尻もこれほどの高低差はなかったよなぁ…(ノ_<) ストックに助けられながら、一歩一歩足をすすめるだけ。 朝の登山開始から12時間、やっと聖岳登山口へ下山。しかし、朝のようにバスはない。ロッヂまで、まだコースタイムで50分。 そして、夕方18時。歩き始めて13時間。ようやく、椹島ロッジに無事到着✨ 長かった1日… 景色は見れず、怖い思いもし、まるで業のようだったが、聖岳を制覇できた喜びは大きい。股関節痛に苦しみ、先生からは手術を勧められてるこの脚で、ほんま、よぉがんばったわぁ ٩(^‿^)۶ 今回ばかりは自分を褒めてやりたい💖 連れてってくれた兄貴と兄貴の山ともさんに感謝のきもちでいっぱいです✨ そして、背中を押してくれたYAMAPの皆さんにも感謝✨ ほんとにありがとうございました💖 【ドライナミックメッシュ モニター】 今回3000m峰の聖岳登山で2日連続着用しましたが、汗をかいても濡れた感じがしにくい、強風のなかでの保温性もあり、寒くなかったです。ガスのなかは、上に薄いパーカーですみました。2日連続着用しましたが、匂いもあまり気になりませんでした。 この夏、高山2度、沢登り1度着用しました。どの場合も着てよかったと思います。保温性もあるので、寒い時期にもいいかな✌️ ただ、サイズがmen's SMしかなく小柄な女性にはフィット感がいまいち。女性のS.Mサイズ対応ものがあればいいのに… 【1日目】 堺 6:00→京都で友人を拾い、新東名 島田金谷IC→畑薙第一駐車場に車を置く→14:30発の東海フォレストのバス→椹島ロッジ 15:30着 泊 *このバスに乗車できるのは東海フォレストが経営する椹島ロッジや山小屋に宿泊する人だけ。テン泊の人は乗せてもらえません。 【2日目】 椹島ロッジ6:15発バス→聖岳登山口6:25着 (椹島ロッジ宿泊者のみ乗車可) 聖岳登山口6:30→聖平小屋13:35 泊 【3日目】 聖平小屋5:00→小聖岳→聖岳8:10→聖平小屋 10:30休憩→聖岳登山口→椹島ロッヂ18:00 泊 (当初予定していた聖岳→百閒洞小屋 は強風により中止、以降、赤石岳→赤石小屋→椹島も中止) 【4日目】 椹島ロッヂ10:30 発のバス→畑薙第一駐車場11:30 車乗り換え→ 赤石温泉 白樺荘♨️昼食→新東名静岡IC→堺に帰宅
メンバー
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。