活動データ
タイム
08:34
距離
12.6km
のぼり
1958m
くだり
1877m
活動詳細
すべて見る5月のソーヤとの九州遠征に続く、 今年度期待のジョイントツアーは、 心配された台風を投げ飛ばすかのように、 奇跡的な晴れ間を呼び込み四国石鎚山やって来ました、 九州のラスボス、ゆりさん&みそさん。 事の始まりは6月4日に舞い込んだ、 思いもかけない、ゆりさんからの 石鎚山登山に関するお問い合わせYAMAPメッセージ。 「あのゆりさんが来るんや!」 速攻、ソーヤに緊急会議招集!結果、 「全力でお迎えしなければ!」 九州遠征の折、我々二人を温かく迎えて下さった、 とっさんはじめ、りこさん、スロさん、H.Yさん、マダオさん達の 恩義をお返しするためにも、 はるばる四国に来られるYAMAP仲間をお迎えしなければと、 運良く、愛媛のくりきんさんにもスケジュールを合わせて頂き、 鼻息荒く3人で誓ったのでした。 天気予報とにらめっこしながらも、前日まで雨の四国。 決行当日の予報は30%まで回復の見込み。 「晴れ男しばてんさんがいるから大丈夫」と言われましても、 登って見なけりゃわかりませーん! 7月10日、差し入れの高知でピカイチの明神丸特製カツオのタタキを仕入れ、 準備万端、夕方6時にソーヤ氏の車で高知市内を出発。 ゆりさん御一行の待つ「石鎚ふれあいの里」へ。 くりきんさんも同時に到着。 緊張の中、バンガローのドアをノック。 「カギ空いてますから、入って来てー」の声に迎えられ、 ゆりさん、みそさん、KOYANAGI 117さんと初対面。 こぼれんばかりの笑顔で迎えられて、三人とも一安心。 何でそんなに緊張してるかって? あの、ゆりさんですよ! YAMAPでのゆりさんの武勇伝を拝見してきた我々3人には、 緊張せざるを得ないでしょう。 自己紹介を終えて、翌日の無事の山行を祈願して乾杯! 持参したカツオのタタキと、ゆりさん特製のもつ鍋で宴会突入! YAMAPを肴に大いに盛り上がった一夜となりました。 結局、宴会写真はカツオのタタキだけしか撮ってませんでした。 激しい後悔の念に打ちひしがれながら就寝。 明けて、当日朝5時半起床。 ゆりさん、みそさんの美味しい母の味朝食を頂き、 6時半過ぎにバンガローを出発。 今回のロープウェイで成就社から登るコースは我々四国組3人も初めて。 実は前々日、ゆりさんにロープウェイに乗られるかどうかのお問い合わせをしました。 成就社まではロープウェイで8分、歩くと2時間40分。 王道コースで登りたいと言われてたゆりさんの事だから、 まさかと思いつつメッセージしたところ、往復ロープウェイに乗りますのご返事。 半分、生きて帰れないかもと覚悟を決めかけていたので、 三人とも、ホッと胸をなでおろしました。 7時20分の始発ロープウェイで成就社駅へ。 そこからは不規則な木段を延々登る、まさしく心の修行コース。 登れども登れども尽きぬ木段。 今後の登山を問い掛けるかのように、足を攻めて来ます。 乳酸が溜まり続ける我が足に待つは、修験の鎖場。 九州お三方に着いて行くので精一杯。 そして運命の、最初の「試しの鎖」到着。 過去、幾多の人々が登り磨かれた岩は足掛けが容易でない上に濡れている。 子持権現の全鎖を制覇してきた自分ですら、「おいおい」。 見る間にゆりさん、タッタカター。「おいおい」。 覚悟を決めて登りましたが、「試し」じゃないでしょーが! 残り3本も控えているかと思うと、「なめてました、ごめんなさい」。 それぞれの鎖まで、その都度しつこい木段と急登が追い打ち。 「一の鎖」「二の鎖」も何とか登り、 そして仕上げの「三の鎖」は、堂々と立ち塞がるかのような風格。 ゆりさんタッタカター。 あらためて、「なめてました、ごめんなさい」。 登れども登れども、ハングの向こうにまだ鎖という「鎖地獄」。 修験の場で地獄と呼ぶのもいかがなものかと一人ツッコミしながら、 「鎖のしばてん」の名を汚すわけにはいかないと、 登りましたよしばてんさんは。 結果オーライ、登るが勝ち。 登って見なけりゃ分からない「修験の鎖」。 今後の方へのアドバイス、「不安なら、おやめなさい」。 安易な取り付きは怪我の元です。 「三の鎖」を登り切れば、そこはもう頂上神社の真裏。 達成感ハンパないっす! 今回のゆりさんからのお誘いがなかったら、 こんなに早く今回のルートは登ってなかったと思います。 ゆりさんありがとう、男にしてくれて。 いや、下ネタじゃないっす。 頂上神社でお参りをして、 岩稜コースから石鎚山天狗岳(弥山)頂上(1,974m)へ。 4回目ともなると、岩稜の恐怖感もなくなり安心して歩けました。 めいめい記念撮影して、山メシタイム。 ゆりさん&みそさんは、合間を縫って精力的にYAMAP営業。 何人か勧誘に成功しておりました。 名残惜しくも、下山開始。 あの木段を下り返す事を考えるとゲンナリしますが、 今回はそれが修行と黙々と下山。 ロープウェイ始発駅の下谷そばの温泉で全員スッキリ。 楽しい事も束の間、来ては欲しくないお別れの時間。 再会を願って、解散しました。 ゆりさん&みそさん、そしてKOYANAGI 117さん。 出会って、あっという間に旧知の仲に。 ゆりさんの、大らかなキャラクターに包まれて、 我々四国組3人、お接待したつもりが 引っ張って頂く結果になりました。 四国と九州、それぞれの個性が一体となって、 楽しい山行ができました。 今回の機会を頂けて、素晴らしい体験ができました。 また九州でお会いできたらと心から願っています。 いつかまた、楽しいジョイントしましょう! お疲れ様でした。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。