大山古道(糟屋道)、サイクリング

2017.08.26(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 16
休憩時間
11
距離
11.1 km
のぼり / くだり
100 / 137 m
2 16

活動詳細

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大山への古道の1つ、糟屋道を、厚木、荻野から伊勢原、高森まで、自転車でトレースしました。 http://swa.edu.city.atsugi.kanagawa.jp/901/tikuban/index2.html?mutsuai/near02_14 極めてローカルなルートで、近隣の方しかわからないと思います(笑)。 いたる所に道標や道祖神やお地蔵様があり、昔なからの道の雰囲気を残している部分もかなりあり大変楽しい散策でした。自分が裏道で使っていた道や、息子の幼稚園時代に通った道が、大山古道であったのに初めて気がついたり、近場にもかかわらず初めて知ることだらけでした。 ちなみに開発で旧道が無くなっている所も、今昔マップ3で、1900年頃の地形図と現在の地形図や現在の航空写真(航空写真の倍率を上げたければ、Google mapも活用)を重ねて確認すると、従来の旧道がどこを通っていたかをかなり確認できる気がしました。(結構楽しい作業です。オススメです。) 1900年頃の地形図は、江戸時代の古道をほとんど残しており、現在の地形も学校の中や畑の中といった所に古道の痕跡?が残っている部分が多く驚きました。 YAMAP軌跡は最初の方が飛んでいますが、実際には、糟屋道の始まりの荻野からトレースしています。

厚木市 糟屋道の南側半分のルートです(中央黄緑)。今回のスタート地点は、この地図よりずっと北の荻野から黄緑ラインを南下します。細かくは、この地図の糟屋道(黄緑)と小田原道(大山道(荻野)と同じ、緑線)が北で合流する地点がスタートになります(GPSの調子が悪く、軌跡は途中からです)。
(引用元, 「あつぎ子ども風土記」, 厚木市教育研究所、H15,9/30, p.110.)また、「厚木の歴史探訪10, 古道と道標」, 厚木市文化財教会.も大変参考になります。
糟屋道の南側半分のルートです(中央黄緑)。今回のスタート地点は、この地図よりずっと北の荻野から黄緑ラインを南下します。細かくは、この地図の糟屋道(黄緑)と小田原道(大山道(荻野)と同じ、緑線)が北で合流する地点がスタートになります(GPSの調子が悪く、軌跡は途中からです)。 (引用元, 「あつぎ子ども風土記」, 厚木市教育研究所、H15,9/30, p.110.)また、「厚木の歴史探訪10, 古道と道標」, 厚木市文化財教会.も大変参考になります。
厚木市 スタート地点、国道412号、及川中原交差点の県道63号の少し北です。この南北に走る県道63号がそのまま大山道(荻野通)になっており、分岐して左側に糟屋道が始まります。
スタート地点、国道412号、及川中原交差点の県道63号の少し北です。この南北に走る県道63号がそのまま大山道(荻野通)になっており、分岐して左側に糟屋道が始まります。
厚木市 この道標に、右、大山、伊勢原と書いてあったそう。劣化が激しく剥がれてしまっています。
この道標に、右、大山、伊勢原と書いてあったそう。劣化が激しく剥がれてしまっています。
厚木市 左は糟屋道と書いてあるそう。
左は糟屋道と書いてあるそう。
厚木市 途中から見える大山です。
途中から見える大山です。
厚木市 ルートは国道412号に分断され、こちらが南への入口になります。
ルートは国道412号に分断され、こちらが南への入口になります。
厚木市 ちなみにその国道412号には、スターバックスと丸亀製麺が並んでいます。さすがに古道を分断する新道にあるのは、新しい勝ち組企業だと感心しました(笑)。
ちなみにその国道412号には、スターバックスと丸亀製麺が並んでいます。さすがに古道を分断する新道にあるのは、新しい勝ち組企業だと感心しました(笑)。
厚木市 古道らしい雰囲気の道を進むと、祠とお地蔵様が多数ありました。ここは直進します。ちなみに右に行くのは、坂東33箇所巡りの道(順礼道)で、飯山観音を経て、七沢巡礼峠に行きます。
古道らしい雰囲気の道を進むと、祠とお地蔵様が多数ありました。ここは直進します。ちなみに右に行くのは、坂東33箇所巡りの道(順礼道)で、飯山観音を経て、七沢巡礼峠に行きます。
厚木市 祠を拡大しました。
祠を拡大しました。
厚木市 お地蔵様を拡大しました。左側、江戸屋の坂を下ります。
お地蔵様を拡大しました。左側、江戸屋の坂を下ります。
厚木市 T字路左折して、小鮎川からの用水路と並走します。
T字路左折して、小鮎川からの用水路と並走します。
厚木市 用水路の水が結構きれいで感動しました。
用水路の水が結構きれいで感動しました。
厚木市 しばらくいくと、厚木ー清川村の県道60号に合流します。来し方を振り返った一枚(右が糟屋道)。
しばらくいくと、厚木ー清川村の県道60号に合流します。来し方を振り返った一枚(右が糟屋道)。
厚木市 同じ場所の、進行方向、県道60号、厚木方面です。ここからしばらく、糟屋道がそのまま県道60号になっています。
同じ場所の、進行方向、県道60号、厚木方面です。ここからしばらく、糟屋道がそのまま県道60号になっています。
厚木市 小鮎橋で、小鮎川を横断します。
小鮎橋で、小鮎川を横断します。
厚木市 小鮎橋からの小鮎川上流、背後には大山。しらさぎ?のようなかっこいい鳥がいて、撮ろうとしましたが、スマホでは撮影できず(涙)。
小鮎橋からの小鮎川上流、背後には大山。しらさぎ?のようなかっこいい鳥がいて、撮ろうとしましたが、スマホでは撮影できず(涙)。
厚木市 写真中央を拡大しました。確かに鳥がいました。種類はわからない(私が知らない)です。
写真中央を拡大しました。確かに鳥がいました。種類はわからない(私が知らない)です。
厚木市 小鮎橋からの下流方面です。林のヤマダ電機が見えています。
小鮎橋からの下流方面です。林のヤマダ電機が見えています。
厚木市 林に向かう途中のお地蔵様。
林に向かう途中のお地蔵様。
厚木市 小鮎川のウォーキングマップがありました。糟屋道も紹介すれば良いのに。
小鮎川のウォーキングマップがありました。糟屋道も紹介すれば良いのに。
厚木市 この当たりが、昔の林の集落の中心地だそうです(現在の自治会館付近)。国道412のWild 1の裏当たりと言えばいいでしょうか。静かな裏通りだと思っていまいた!
この当たりが、昔の林の集落の中心地だそうです(現在の自治会館付近)。国道412のWild 1の裏当たりと言えばいいでしょうか。静かな裏通りだと思っていまいた!
厚木市 林、県道60号の緑が丘入口の交差点。ここで県道から別れ、糟屋道は右斜奥の大坂を登り、戸室の方に向かいます。
林、県道60号の緑が丘入口の交差点。ここで県道から別れ、糟屋道は右斜奥の大坂を登り、戸室の方に向かいます。
厚木市 糟屋道の石柱と、庚申塚。
糟屋道の石柱と、庚申塚。
厚木市 拡大します。
拡大します。
厚木市 右側面には、「南かすや、北おきの(荻野)道」、と記載。わかりやすいです。
右側面には、「南かすや、北おきの(荻野)道」、と記載。わかりやすいです。
厚木市 戸室、大坂を少し登ると、途中に、また道標が。右は愛名街道への分岐。左手が糟屋道です。直進して進みます。
戸室、大坂を少し登ると、途中に、また道標が。右は愛名街道への分岐。左手が糟屋道です。直進して進みます。
厚木市 拡大です。この後、坂を登り、そのまま住宅地の中を南に直進します。しばらく平坦な道を南に進みます。
拡大です。この後、坂を登り、そのまま住宅地の中を南に直進します。しばらく平坦な道を南に進みます。
厚木市 ほぼ平坦ですが、少し上り坂になり一番高い当たりの左手に、天神山古墳(地図には狐塚と記載)が見えます。住宅に囲まれ近ずけないのですが、南の方から回り込む道がありました。
ほぼ平坦ですが、少し上り坂になり一番高い当たりの左手に、天神山古墳(地図には狐塚と記載)が見えます。住宅に囲まれ近ずけないのですが、南の方から回り込む道がありました。
厚木市 天神山古墳です。大きな円墳です。
http://swa.edu.city.atsugi.kanagawa.jp/901/tikuban/index2.html?nanmouri/near02_12
天神山古墳です。大きな円墳です。 http://swa.edu.city.atsugi.kanagawa.jp/901/tikuban/index2.html?nanmouri/near02_12
厚木市 元の道にもどり、直進すると、尼寺原工業団地の自動車道(厚木高校、アンリツ、白方を結ぶ)に出ます。
元の道にもどり、直進すると、尼寺原工業団地の自動車道(厚木高校、アンリツ、白方を結ぶ)に出ます。
厚木市 横切って直進すると、バス通り(厚木、七沢)の日立ユニシスのBSに出ます。ここを七沢方面に南下します。
横切って直進すると、バス通り(厚木、七沢)の日立ユニシスのBSに出ます。ここを七沢方面に南下します。
厚木市 「さるげいと」、です。旧道は右に分かれます。
「さるげいと」、です。旧道は右に分かれます。
厚木市 旧道の雰囲気が残っています。この後は河川整備でルートがなくなっており、バス通りに戻ります。
旧道の雰囲気が残っています。この後は河川整備でルートがなくなっており、バス通りに戻ります。
厚木市 恩曽川を渡り、厚木-七沢のバス通りから、少林寺拳法道場の所を左に曲がると、旧家が並ぶドウコウ坂になります。確かに旧集落の雰囲気です。こんな所にこんな古道があるとは全くしらなかった。
恩曽川を渡り、厚木-七沢のバス通りから、少林寺拳法道場の所を左に曲がると、旧家が並ぶドウコウ坂になります。確かに旧集落の雰囲気です。こんな所にこんな古道があるとは全くしらなかった。
厚木市 地蔵堂と道標がある交差点に出ます。道標には、右、大山みち、左、いせはらみち、と記載されているそうです(この後、用事があるので、この辺から急いで通過)。右は、南毛利小学校方面に出る道で、正面がこの道標の言う所の、糟屋道ですが、ぼうさいの丘の道路整備で先は行き止まりのはずです。私はさらに左手前の道を、ぼうさいの丘方面に行きました。
地蔵堂と道標がある交差点に出ます。道標には、右、大山みち、左、いせはらみち、と記載されているそうです(この後、用事があるので、この辺から急いで通過)。右は、南毛利小学校方面に出る道で、正面がこの道標の言う所の、糟屋道ですが、ぼうさいの丘の道路整備で先は行き止まりのはずです。私はさらに左手前の道を、ぼうさいの丘方面に行きました。
厚木市 右手、南毛利小学校方面。
右手、南毛利小学校方面。
厚木市 左手方面。おそらく写真右が糟屋道だが、ぼうさいの丘公園の自動車道が出来て、先は通れない可能性。
左手方面。おそらく写真右が糟屋道だが、ぼうさいの丘公園の自動車道が出来て、先は通れない可能性。
厚木市 糟屋道は巡見道(けん役人の通り道)とも呼ばれたようです。
http://swa.edu.city.atsugi.kanagawa.jp/901/tikuban/index2.html?nanmouri/near02_09
糟屋道は巡見道(けん役人の通り道)とも呼ばれたようです。 http://swa.edu.city.atsugi.kanagawa.jp/901/tikuban/index2.html?nanmouri/near02_09
厚木市 ぼうさいの丘方面に登り、船子(ダイクマ)方面に車道を下ると、旧県道603号(通称、たぬき通り)の交差点に出ます。船子から小野橋方面に向かう県道603号の裏通り、と言えばいいでしょうか。来た方を振り返って1枚。
ぼうさいの丘方面に登り、船子(ダイクマ)方面に車道を下ると、旧県道603号(通称、たぬき通り)の交差点に出ます。船子から小野橋方面に向かう県道603号の裏通り、と言えばいいでしょうか。来た方を振り返って1枚。
厚木市 その交差点に、阿弥陀堂(みたど)があったそうです。みたど(阿弥陀堂のなまり)、の石柱。
その交差点に、阿弥陀堂(みたど)があったそうです。みたど(阿弥陀堂のなまり)、の石柱。
厚木市 これが阿弥陀堂(みたど)だそうです。
これが阿弥陀堂(みたど)だそうです。
厚木市 横のお地蔵様。
横のお地蔵様。
厚木市 阿弥陀堂を正面から。ここからは、玉川河川整備で旧道がなくなっているので、南下して玉川を横断します。
阿弥陀堂を正面から。ここからは、玉川河川整備で旧道がなくなっているので、南下して玉川を横断します。
厚木市 玉川を横断します。
玉川を横断します。
厚木市 玉川上流に向かって大山を望む。
玉川上流に向かって大山を望む。
厚木市 玉川、下流方面です。
玉川、下流方面です。
厚木市 愛甲小に反って右折します。
愛甲小に反って右折します。
厚木市 愛甲小の正門付近を左折。みたど、愛甲小付近は、開発で糟屋道がなくなっているのですが、ここで少しの区間復活します。但し、その後再び、東名で分断されわからなくなります。
愛甲小の正門付近を左折。みたど、愛甲小付近は、開発で糟屋道がなくなっているのですが、ここで少しの区間復活します。但し、その後再び、東名で分断されわからなくなります。
厚木市 直進すると、東名にぶつかります。お屋敷添橋で横切ります。
http://swa.edu.city.atsugi.kanagawa.jp/901/tikuban/index2.html?nanmouri/near02_09
直進すると、東名にぶつかります。お屋敷添橋で横切ります。 http://swa.edu.city.atsugi.kanagawa.jp/901/tikuban/index2.html?nanmouri/near02_09
厚木市 下は左右に東名高速です。厚木方面は渋滞していました。
下は左右に東名高速です。厚木方面は渋滞していました。
厚木市 東名を横切ると、道標があり、右手に糟屋道が復活します。
東名を横切ると、道標があり、右手に糟屋道が復活します。
厚木市 直進すると、愛甲石田へのバス通りに出ます。ここを横断し直進します。(私が伊勢原方面への車の抜け道として使っている道です。今も昔も同じですね。)この坂を下って伊勢原市高森まで行きました。ちなみにその先は、さらに高森から成瀬小学校の方に進み、下糟屋の宿に合流するようです。Google mapで確認しましたが、住宅地等でかなり道は分断されていました。
直進すると、愛甲石田へのバス通りに出ます。ここを横断し直進します。(私が伊勢原方面への車の抜け道として使っている道です。今も昔も同じですね。)この坂を下って伊勢原市高森まで行きました。ちなみにその先は、さらに高森から成瀬小学校の方に進み、下糟屋の宿に合流するようです。Google mapで確認しましたが、住宅地等でかなり道は分断されていました。

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