活動データ
タイム
10:31
距離
34.2km
のぼり
4112m
くだり
4114m
活動詳細
すべて見る待ちに待った夏山シーズンがいよいよ開幕!! まだ梅雨明け前ですが、週末は好天が続く予報なので、これは何をおいても山へ行かなくては(゚▽゚*)ニパッ♪ ここ数週間、「山行きたい症候群」でウズウズしていたので、思いっきり山歩きがしたいと思いアプローチが長い南アルプスへ行先を決定!!本当は泊で行きたいんですが、これからの夏シーズンを考え経済的にやさしい日帰り山行としました(゚∇^*) テヘ♪ 目指すは、塩見岳!! 鳥倉林道口からスタートです。混雑を予想し、前の日の23:30に駐車場に到着。私が着いたときは5台位の駐車状況でした。山小屋の方に聞くと、これからの時期は駐車場がかなり混み合うとのことで、早めに到着したほうがよさそうです。 車の中でしっかり仮眠o( _ _ )o...zzzzzZZ 塩見岳は昨年北岳に登った時に、重厚感のある山容に魅かれて登ってみたい山でした。今回の山旅は、車中泊とはいえしっかり仮眠をとれたこと、好天で素晴らしい景色に巡り合えたこと、たまりにたまった「山行きたいエネルギー」のおかげですこぶる調子が良かったです。山登りはやはり体調管理が大事ですね(*^-^)ニコ そうそう、今回は秘密兵器としてグレートトラバースTシャツを着ての山旅です。長時間歩行になりそうなので、田中陽希さんのパワーをお借りしようと勝負服を着込んで挑みました(o^∇^o)ノ 塩見岳への道程はおおまかに次のような感じです。 鳥倉林道ゲート▸▸▸鳥倉登山口▸▸▸三伏峠▸▸▸本谷山▸▸▸塩見小屋▸▸▸塩見岳 なお、今年は塩見小屋が建替工事中のため宿泊できないので、塩見岳を目指される方は、①日帰り、②山伏峠(三伏峠小屋)で一泊、塩見岳へ登り下山、③一日目で塩見岳まで行き、山伏峠(三伏峠小屋)で一泊。翌日下山、の3通りが考えられます。登っている方の話を聞くと、①か②の方が多かったですね。 鳥倉林道ゲート▸▸▸鳥倉登山口(標準コースタイム50分) 駐車場から登山口までは舗装された林道を歩きます。ウオーミングアップに丁度いいんですが、下山の時は林道歩き長さにげんなりします。 鳥倉登山口▸▸▸三伏峠(標準コースタイム2時間50分) 登山道としては非常に歩きやすい道。大きな段差が少なく、トラバース気味に登山道がつけられているので、少しずつ標高を稼いでいく感じ。三伏峠までの目印となる看板があるので(1/10、2/10・・・)、とても親切です。木の梯子が整備されている所がありますが、雨の後とかは少し滑りやすそう。途中水場があり、水分補給もできます。基本的にずーっと森歩きですが、所々視界が開ける場所があり、中央アルプスとかが眺められます。 三伏峠▸▸▸本谷山(標準コースタイム1時間55分) 三伏峠に着くと、三伏峠小屋があります。トイレは協力金として200円が必要。三伏峠小屋の裏手にテン場がありますが、この辺りからこれから行く塩見岳の雄姿が見えます。テン場を過ぎるとまた樹林帯に入ります。すぐ三伏山につきますが、ここからの展望は素晴らしい!!塩見岳だけでなく、北アルプス・中央アルプスが展望できます。三伏山を過ぎると本谷山まで森歩きがまた続きます。 本谷山▸▸▸塩見小屋(標準コースタイム2時間) 本谷山からまた下っていき、しばらく樹林帯歩きが続きます。苔のひろがるきれいな森が続きとても気持ちがいい場所です。途中小さな沢(権右衛門沢)を渡る場所がありますが、ここを過ぎると塩見小屋へ向けて少し登り区画に入ります。森林限界を超えると、仙丈ケ岳や甲斐駒といった南アルプスの山々が左手に広がります。ここまで来ると塩見小屋まではあと少しです。 塩見小屋▸▸▸塩見岳(標準コースタイム1時間20分) 塩見小屋は2016年夏開業に向けて建替が進んでいます。私が登っている時は資材を運搬するヘリコプターが飛び交っていました。宿泊はもちろん休憩もできないとのことですが、物販はされているようです。 塩見小屋を過ぎると、いよいよ本日のメインディッシュ、塩見岳への登りですw(゚o゚)w オオー! ゴツゴツした岩が立ちはだかるようなイメージですが、イメージ通りなかなかの急登で登りごたえがありました。塩見小屋から見える2つの岩塊のうち手前が天狗岩で、奥が本峰になりますが、天狗岩の下を巻くようにして登山道がつけられています。天狗岩を過ぎると岩場の登りに入りますが、浮石が多く落石に注意が必要です。九十九折になっている箇所もあり、すぐ下に別の登山者の方がいる可能性もあります。 岩場を登りきると塩見岳西峰に到着。ここまでくるとようやく富士山が見えます。西峰から少し離れた場所に東峰があります。西峰は3047.3m、東峰は3052mなので両方押さえておきたいですね。 山頂からの景色はまさに絶景の一言(゚▽゚*)ニパッ♪ 富士山だけでなく、荒川岳、赤石岳、北岳、甲斐駒、仙丈ケ岳といった南アルプスオールスターズ、中央アルプスの峰々や遠くには北アルプスが一望できます。さらに私が興味がひかれたのは延々と続く縦走路。この道をいつか歩いてみたい!!という欲求にかられました(^ー^* )フフ♪ 塩見岳▸▸▸鳥倉林道ゲート(標準コースタイム6時間50分) 帰りは来た道を引き返します。昼近くになってきてもそれほど雲が湧かず、最高のパノラマビューが楽しめました。下山するのが本当に名残惜しい!! 日差しが森の奥深くまで差し込んでいるせいか、往路と雰囲気が異なり、森歩きが楽しめました。気温の上昇のためか分かりませんが、復路悩まされたのは小さな虫です。顔の周りをブンブン飛び回るのでうっとうしいことこの上なかったです。ハッカ油を振り掛けると暫く寄ってこないんですが、発汗とともに効能が低下するのか、しばらくするとまた寄ってきます。 三伏峠小屋で最後の休憩。冷えたコーラで糖分補給し最後の下りに備えます。いつも下りが苦手なので、しっかり体操してからスタート。段差が少ないこともあり、やっぱり非常に歩きやすく、いつもは苦手な下りもなんとかしのげました。登山口についたときは正直ホッとしました。 しかし、今回の山歩きで一番きつかったのは、最後の林道歩きです。谷を挟んで反対側に駐車場が見えるんですが、かなり小っちゃく見えるので疲れた体には堪えました。 塩見岳はアプローチは長いですが、段差が少ない登山道なので非常に歩きやすいです。森歩きもすごく雰囲気のある森ですし、苔がいい感じの演出をしてくれます。 やっぱり南アルプスの山は味わい深いですね\(^▽^)/
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