活動データ
タイム
24:42
距離
22.8km
のぼり
2606m
くだり
2565m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る前年にトライして雨中の藪漕ぎに低温やらで「もういいや」と思っていた知床連山1泊縦走に再び挑戦することに。今回は、いつもの羅臼のガイドさんと山友1名の計3名。 7/8の出発予定を悪天のため1日遅らせて天候が回復した7/9に岩尾別の木下小屋を出発。ホテル地の涯への道路脇には既に路駐が2~30台ある盛況振り。 初日は気温も低めで快適。登り始めは雲を被っていた羅臼岳ピークも大沢の雪渓を登り羅臼平に着く頃にはすっかり晴れ。2度目の登頂にして初めて眺望を拝めました。実はこの羅臼岳こそ小生が始めて登山というものに挑戦した場所なのです。 羅臼岳まではツアー登山客も多く相等賑わっていましたが、そこから先は殆ど人に出会わず。 三峰→サシルイ岳→オッカバケ岳を越えて泊地の二つ池キャンプ指定地に。ルートは殆ど乾いていましたが、サシルイなどところどころ雪渓がありました。この日は我々3名とウッドシャフトの渋いピッケルを持ったソロのお父さんの計4張り。夜も特に強い冷え込みもなく快適でした。 2日目の7/10も朝から快晴。南岳→知円別岳を越えて硫黄山へ。知円別岳の一部に崩落地をトラバースする場所があり、注意しながらとっとと前進。硫黄山に至る名物の痩せ尾根は風が弱かったので問題もなく通過。丁度シレトコスミレが可憐に咲き誇っていました。 ウブシノッタ川に迷い込んでしまうポイントもこの辺りだったと思いますので要注意です。 硫黄山ピークに至る崖登り。羅臼岳に比べて岩がもろく不安定なので、ペンキを頼りにルートを確認しながら登る必要があります。特にここは毎年少しずつペンキが変るので、古いルート情報はあてにならない事があるようです。 無事硫黄山登頂を果たし、ここまで歩いて来たルートを一望して感慨に浸った後はひたすら硫黄山登山口までの下り。沢の上部は分厚い雪渓のため一気に滑り降りることができ時間短縮に。ただ、気がつくと気温が30℃近くに。 その後、岩場や林道を抜けて硫黄山登山口に下山。そこからダートの道をカムイワッカPまで歩行。このダート道でたまにくまさんに遭遇することもあるとか。 無事Pまで辿り着き、デポしてあった車で帰途に。 全体に天候に恵まれこの上ない山行でしたが、何か物足りない。あ、そうだ、くまさんに遭ってない。珍しく糞も見なかった。また今年もこのルートを歩くことになるのかも。。。
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