活動データ
タイム
11:05
距離
19.1km
のぼり
1420m
くだり
2350m
活動詳細
すべて見る前日「重たい荷物を小屋にデポして塩見岳に向かおう」と話しておいたのに、出発前、後輩Mが「そんなに重くないので全部担いで行きます。」と、まぁ~、トレーニングと思い3名とも全ての荷物を担いで行くことに。これが後々裏目に。。。 朝5時に三伏峠小屋を出発し約10分で三伏山に到着。三伏山は展望が開け、目指す塩見岳だけでなく中央アルプスや北アルプスまで見渡せる。しかし、御来光は塩見岳の真裏で全く見えない。御来光の時間に合わせて出発したのに調査不足だった。 三伏山からは、樹林帯の中をアップダウンを繰り返しながら塩見小屋に到着する。塩見小屋はヘリコプターでの荷揚げ中のため休憩禁止と言われ近くの稜線上で休憩。標高2760mの塩見小屋付近で森林限界となり、登山道周囲の木々がハイマツとなる。白山や北アルプスの森林限界は標高2400m付近なので、緯度の低い南アルプスと実感。また、ここからは、出発した三伏峠小屋が遠くに望めたけど、2時間半も歩いたのに、あまり標高を稼いでないことに気付いてガッカリ。(+ +;) (標高差は、たった160m) 天狗岩からは岩稜帯となるが、鎖場もハシゴもなく、それほど危険な場所がないためか後輩Mも楽々登れ、ぐいぐい標高を稼ぐことが出来る。でも、20代の日帰り女子に抜かれ、すいすい登って行かれ、あっと言う間に離されてしまう。外見は、トレラン女子でなく普通の女子に見えるのだが、早い。 登山道は1箇所落石し易い箇所があり、下山されているグループのリーダーらしい方より、全員が上部の登山道を通過するまで待つように言われる。確かに、そこを歩くと砂利が下の登山道に落ちそうな感じ。 塩見岳西峰に到着すると雲海の上に顔を出す富士山が見え、最高地点の東峰は、狭い割りに多くの人が居るので、写真を撮って直ぐに西峰に戻って休息した。北には農鳥岳・間ノ岳・北岳の白根三山、その隙間に蓼科山や八ヶ岳、遠くの北アルプスは槍・穂高だけでなく立山や白馬三山、南には悪沢岳などが見え360度の絶景が広がっていた。その中に、三伏峠小屋も見え、あそこまで戻り、その先2時間以上かかると思うとぞっとする。 西峰で帰りたくない病が発病しそうだったが、遠い道のりを三伏峠まで戻り、昼食を食べて出発したが、再び後輩Mは膝が痛くなって来たらしい。三伏峠から1時間ぐらいは普通に歩けていたが、段々と痛みが増してきたらしく、極端にペースが落ちる。三伏峠小屋に余計な荷物をデポして塩見に登れけば良かったのに、前日、膝が痛くならなかったから調子に乗ってこの始末(¬¬)。やっとのことで登山口に着くと、ここからは、炎天下の中にアスファルトの林道歩き。遠い。。。(/;;) 約40分で林道ゲートの駐車場に着き、松川IC近くの「信州まつかわ温泉」で入浴と食事を済ませ、22:00に福井に戻ってきました。 今回の山行は、好天の上、空気が澄んでて遠くまで見える日だったので大満足だった。特に、一番喜んでいたのは先輩Mでした。先輩Mは、今年の山行は必ず雨具を着ていたらしく、写真は山頂の標柱のみと言ってたので、かなり感激しておられました。
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