山とテンカラと松上げと

＊数日前のカラオ谷でiphoneをドボンしたので軌跡はありません。 恒例の松上げ（8/24）に参加する為、夏休みをとって京都に帰省。今年もダメだった（放り上げ松をのせられなかった）。今年は突っ込みで前から二番目だったので熱かった。 いつもは帰省時に色んな所に行って忙しいので、今年はのんびりと広河原で過ごす。早起きしてじっくりテンカラ釣りをしたかったが、相方がマダニに咬まれてたので、車を飛ばして急きょ京北病院へ。院長先生と第二日赤から来ている研修医が適切に処置して下さった。気を取り直して峰床山へ。峰定寺から林道を歩く。林道脇の渓流に魚の影はあるが釣れる気配なし。あれはアブラハヤじゃないかと思う。本来、アマゴを釣って、その場で塩焼きを食べる魂胆だったが、BBQは諦め、峰床山山頂を目指す。 久しぶりの山行なので、俵坂の急登がキツイ。稜線に出てからは心地よい風に吹かれて颯爽と頂上を目指す。ピークハント。食われて困るんやったら名前書いとけさん（食う困さん）がいつもやってるメープル教に入信すれば山ガと楽しく山行できるかと思い、仕込んできたメープルで逝ってみた。土曜日なのに誰にも会わなかった。ファミマのメープルだからか。それとも賞味期限が切れてないからか。誰にも会わず寂しく思うが、人がわんさか押し寄せたら、それはそれで寂しい気もする。峰床山はこれといって特徴があるわけじゃなないが、私には特別な思い入れがある。峰床山は私のホームグランド。 ついつい頂上に長居してしまい、念のためヘッデンを装着して下山開始。清流に夕日が映えて綺麗だった。遠くに鹿の鳴き声を聞きながらヘッデンの明かりを頼りに車を停めた峰定寺を目指す。辺りが闇に包まれ、今日も静かに一日が終わった。松上げも終わり、上桂川は網漁も解禁。夜は21度と肌寒く、夏が終わったことを実感した。厳しい冬に備えて、ご近所さんの山で薪を拾わしてもらい、それらを斧で割って、軒下に並べておいた。後ろ髪をひかれる想いを断ち切り上海への帰途についた。