活動データ
タイム
16:17
距離
15.4km
のぼり
1771m
くだり
1571m
活動詳細
すべて見るリーシリ(アイヌ語で、高い島という意味) 利尻島は、地底からの火山活動で、できた島で、プレートの移動で、隆起した礼文島に比べると、圧倒的に若い島です。 海岸沿いの熔岩を見ると、ハワイのキラウェア火山のようにも見えます。 そんな、海岸には、昆布が、ゆらゆら揺れて、ウニ殻も、落ちてました。 その、海をタッチしてから、車で、登山口にむかいました。(脚力の温存) 火山礫や、スコリア、3メートルスリット そして、利尻山の、シンボル、マグマの火道の、ロウソク岩、ピストル岩など、独特な、山容が、心を引き付けます。 また、8月末だというのに、沢山の花たちが、秋の風が吹く、山稜で、けなげに、咲き誇っていました。 1日目 レンタカーを借りて姫沼 オタトマリ沼 仙法志御崎公園 をひとまわり 登山、カヌー、フィッシング、バックカントリー等のネイチャープログラムで、有名なレラモシリにお世話になります。 2日目 利尻山へ、鴛泊コースへ、ペンション レラモシリの、ガイド塩崎さんと、★海にタッチしてから、スタート 避難小屋まで。サンセット鑑賞で、奇跡の夕景と、星空観察に、言葉を失うほどの感動の連続です。流れ星もいくつか見ました。 3日目 登頂して、ご来光を待ち、静寂の夜明け 下山しながら、膝に優しい、歩き方や、ストレッチをレクチャーしてもらいます。 ★シマリスに、ホシガラス、コエゾゼミを見かけました。 海にタッチし、登山終了 利尻富士温泉で汗を流しました。 4日目 雨なので、レンタカーにて、初日に行った仙法志で、★ゴマフアザラシを見て、利尻町立博物館へ行き、島の、歴史、自然などを見学しました。 ランチは、ミシュランに載る 「味楽」の、ラーメンを食べて、タイムアウト 実りの多い、素晴らしく、恵まれた旅でした。 利尻山登山 当初、日帰りで、利尻山、次の日は、礼文岳を登る予定を組んでましたが、足の具合いが、悪く、ゆっくり利尻山登山に、予定変更です。 NHKで、お馴染みの、★渡辺敏哉氏の、レラモシリに、ガイドをお願いしました。 担当の塩崎ガイド(北海道のテレビや、タイ、香港の、テレビで、カヌーの、番組に出演 バックカントリースキーヤー)と、ゆっくり、動物、植物、利尻の歴史、アイヌのこと、エトセトラ お話ししながら、歩きました。 9/3 21:00 NHKスペシャルデナリの大滑走のスキーヤーの方と、お仲間だそうです。 北麓野営場から、★甘露泉水までは10分ほど 軟水の優しい甘さです。利尻富士温泉の水風呂も、同じ泉質ですが、島の、南側の、霊峰湧水は、硬質です。 4号目 ★野鳥の森 エゾマツ、トドマツ、チシマザサの、森を歩きます。 マイヅルソウの、赤い実が、可憐です。 1つ葉のマイヅルソウは、実をつけません。 ツタウルシが、多いので、座るとき、塩崎ガイドさんから、注意を受けました。 残念ながら、ほとんどの鳥は、渡り終え、下山時に、クマゲラの、鳴き声だけを聞きました。 コエドゼミは、今を盛りと、鳴いてました。 ベンチで、さっそくお昼ご飯🍚🍴 5号目 ダケカンバの、トンネルに、守られながら、石の段差を登ります。ヨツバヒヨドリが、咲いてました。ピンクのフサフサ感がヒヨコの、雛っぽくこの名前なのかと思えば、火をとる からきた、ヒヨドリだそうです。 ちなみに、焚き付けには、白樺の皮がよく、薪には、ナラの薪が、良いらしい 北海道では、焚き火ストーブが、多いらしく、最高の湿度と暖かさとのことです。 6号目 第1見晴し台 日本海に、稚内、礼文島、利尻島往来のフェリーが、見えます。礼文島も、バッチリ。 トイレブース(1つめ) この、そばの、階段状の休憩場所にシマリスのリビングが、あるそうです。 シュムシュノコギリソウ、イワギキョウが、咲いてました。 7号目 ダケカンバの、トンネル楽しめます。 ジグザグジクザクジクザク、3人きり~🎶 胸突き八丁ですが、ゆっくり登れば、enjoyできます。 クロツリバナの、種も、赤く、可愛らしく、励ましてくれました。 第2展望台 高度が上がった分、当然ながら、景色が、広がり、利尻島の海岸線が、クッキリ❗ フェリーターミナルに、フェリーが、着岸するときは、2回汽笛が鳴り、離岸は、1回鳴ります。 コケモモの実も、赤く熟れてました。 8号目 長官山(1218㍍) 惚れ惚れする山頂が、見えてきます。 1933年 北海道庁長官が、この地点まで登り、歌碑が建っています。 「利尻岳 登り登れど雲湧きて 谷間遥けく 駒鳥の鳴く」 駒鳥は、いませんでしたが、雲湧きて…は、まさに、実感しました。 しかし、この大きな石を、ここまで、運んでこられた名も残らない強力さんに、感嘆いたします。 渡辺敏哉氏は、この長官のお孫さんをガイドされたそうです。 ミヤマアキノキリンソウ、ウラジロダテが、咲き誇り、チシマヒョウタンボクの透け感のある赤い実が、沢山ありました。 ゴセンタチバナは、4枚葉が多く、実は、見かけませんでした。 展望の、よいところでは、雲の切れ間に、礼文島、サロベツ原野、納沙布岬、宗谷岬、 オホーツク海の向こうに、ロシアの、モネロン島も、かすかに、見えました。 薬師如来像を通りすぎると、少し下り、足元が、ぬかるんでいるため、ダケカンバの、枝につかまり、進んだら、 避難小屋と、トイレブースが、ありました。 避難小屋で、荷物を下ろして、サンセット鑑賞~ 流れ行く雲を纏う利尻山のピーク 大きな、★ブロッケン★が、現れ、雲が、滝雲となり、山頂から下りていく瞬間瞬間が、夢の中にいるようです。 秒速で変わる景色の中、雲海に…★影利尻★も、見れました。 日没後、小屋にて、塩崎ガイドさん特製★スープカレー★と、★クリームチーズサラダ★をいただきました。幸せ~🎶 美味しすぎて、秘伝のスープの、極意を聞き出しました。近々、真似しようと思います。 食後 星空観察に出かけました。 三日月と、イカ釣り魚船の灯りの、明るさに阻まれ、星空の面積は、小さくなりました。イカ釣り魚船団は、夕焼けタイムから、下山時まで、働いておられました。全国からイカ釣り船が、来るそうです。 利尻島には、農業専従者は、皆無 もちろん、牧畜も… 漁業と、観光の島なんですね。 雲の切れ間を待ち、満天の星空に利尻山の、影🗻 天の川に北斗七星、カシオペアに白鳥座、夏の大三角形が、バッチリ✴ 流れ星も、いくつか、流れ、幸せな 幸せな夜でした。 避難小屋には、役場の方にお許しをいただいて、やって来た6人の大学生も、いました。 仮眠して、2時には、山頂に、むかいました。 リシリブシ、シュムシュノコギリソウは、沢山咲いてましたが、残念ながら、リシリヒナゲシは、ほぼ、終わり、1輪蕾が、残ってましたが、その黄色の花を見ることは、叶いませんでした。 エゾツツジの葉は、紅葉していました。 9号目(1410㍍) 最後のトイレブースあり スコリア地帯に、入り、滑りやすいです。 石車にも、注意します。 左に、お花畑の斜面ですが、もろく滑りやすい道、注意して、歩きます。 右側に虎模様のロープがあり、切れ落ちてます。 虎模様のロープは、ここでは、危険を意味しているそうです。 沓形コースからの、合流点を通過します。 沓形コースは、上級者むきで、崩落地帯のトラバースは、落石が、恐そうです。 レブントウヒレン、マルバギシギシを教えてもらい、3㍍スリット(短距離)を通過します。 地図には、ロープとありましたが、ロープあったかどうか、無かったように思えます。 山頂(1719㍍) 憧れのロウソク岩が、やっと見えてきました。 その手前にも、お花畑が、広がっています。 やったー❗と、声が出ます。 利尻山神社の、祠についたら、塩崎ガイドさんと、ハイタッチ🗻❗ 漁師さんたちの、安全への願いをこめて、奉納された、スクリューが、四国の金毘羅さんの、ようです。 やはり、ボタンキンバイの咲き乱れるお花畑、リシリヒナゲシの、お花畑は、シーズンを終えていました。 ご来光を待ち、黎明の、サンライズの朱い光を浴びて、感激💕 感動すると、心も体もパワーアップ⤴⤴ また、日々の、3人の老親の介護や子守りなど、優しい気持ちで、頑張れます。 避難小屋で、塩崎シェフの、パスタとロールパンをご馳走になり、怪我のないよう、膝に優しいルート選んで下山しました。 無事、下山でき、感謝です。 利尻山は、秋もナナカマドや、ツツジの紅葉と、ダケカンバの、黄葉が、綺麗そうです。 冬は、最高の雪山となり、スキーヤーには、たまらないお山です。 lecture 優しい山歩き 段差の大きい上りは、段差のきわに、片足を横向きに置き、真上に、姿勢良く上がる 段差の大きい下りは、段差のきわに、片足を横向きに置き、前にストック二本置き、別の足を後ろに一歩下がったところへ下ろす
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