八海山(屏風道)→千本檜小屋→八ツ峰→五龍岳→阿寺山

2017.08.29(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 21
休憩時間
48
距離
17.8 km
のぼり / くだり
1903 / 1919 m
2 58
30
19
16
30
3 28
44

活動詳細

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八海山に登ってきました。 午後に茨城県を出発、約250キロの道のりで八海山の駐車場に到着。駐車場に前泊して午前5時15分に出発。 やや気温は高いが、天候としては申し分ありません。道も比較的分かりやすく快調に登ります。 屏風道は鎖場が連続する難度の高いコースとのことでしたが、岩場や木の根など手がかりが多く、腕力を使うことなく登れます。4合目から8合目までが鎖場が続きます。迷いやすいところは沢の跡のような岩場を登るところですね。ピンクテープを見落とさず沢から登山道へ。3時間くらいで千本檜小屋に到着。八ツ峰は最初、迂回路に間違えて入ってしまい、いくつかの峰を飛ばしてしまったので、後戻りしました。峰からの眺望は素晴らしかったです。鎖場は大日岳がほぼ垂直で腕力が必要です。 ピストンとか新開道では面白くなかったので、レポートの少ない五龍岳から阿寺山へ回ることにしました。五龍岳は入道岳から30分くらいでした。五龍岳から阿寺山の間は池や開けた場所があって気持ちよく歩けます。 しかし、阿寺山からの下山が大変でした。まず、クマらしき糞をみかけちょっと嫌な予感。登る人が少ないせいなんでしょうが、登山道がはっきりしない。道が草で覆われていて足場が悪いのに気づかずこけそうになったり。ストレスを強いられる下山です。 特にジャバミ清水から先の登山道がまったく判然としません。登山道の刈払いがされてなく、背丈より高い雑草や棘のある雑草が道を阻んでいます。 ピンクテープに従うと沢に出て、沢から先の道が分かりません。仕方なく沢を下りますが、ピンクテープの岩のペイントも見当たらず、道を見失います。沢沿いの藪をかきわけて入りピンクテープを見つけて喜んではその先の道が高い草に阻まれすぐに分からなくなりました。暑かったので半そでだったのですが、草を分け入るので腕が傷だらけになりました。 まだ3時ごろだったので、日暮れには時間がある。天候も悪くない。(もし天候が悪く沢が増水したらおそらく下山は不可能だったのでは)とにかく無事に帰ることがだけを目標にして、登山道を見つけることは二の次にして沢を下っていきました。沢からピンクテープが見つかり、ラッキーとばかり歩いていくと、周囲が開けてきました。何気なく先に踏み出したら突然林道に。歓喜しました。 調べたら阿寺山はバックカントリースキーで有名みたいですね。夏場はヤブで登る人は少ないそう。でもここまでひどいとは思わなかった。斧か何かで薮を切り払いながら進むのは難しいです。 良かったのは五龍岳から阿寺山の間の景色、冷たい沢の水がとても美味しかったこと。 あそこまで下りて引き返すのは気持ち的にも体力的にも難しかったし、そこで無理をして遭難とかになるんでしょうね。 阿寺山、夏は二度と行きたくないです。

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