Great Smoky 第2弾 初日 シェルターには猫1匹⁉️

2017.08.27(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 49
休憩時間
1 時間 22
距離
18.3 km
のぼり / くだり
804 / 703 m
7 49

活動詳細

すべて見る

中2日の休みをおいて、再びNewfound Gap へ。 今回は、先の4日間の経験でシェルターや水場、コースの様子などが判ったので、テントや折り畳み椅子などの不要なものは省き、水と食料も最小限に止めた。荷物は軽くなり気持ちも随分楽になってRockefeller Memorial(1,539m)に3日ぶりに再会できた。 トレイルの入り口はRockefeller Memorialのすぐ横にある。朝靄のかかる森林の入り口は美しく、今日のトレイルをなんとなく予感させられる。 本日の行程はIcewater Spring Shelter(1,804m)を経てPecks Corner Shelter(1,613m)までの17km余り。 MAP上で見ると、ルート上の最高所はMt Kephart(1,895)mにほど近いところか。 山道は、4日間歩いてきたトレイルと快適さは変わらない。 急な勾配は少なく、よく整備されて歩きやすいハイキングコースと言う印象。 樹木や草本は日本の植生とよく似ている。 日本のダケカンバに似た樹木も多いが、クネクネと幹の曲がりくねったものは殆どなく、真っ直ぐに上に伸びている。冬の雪は余り積もらないのか? 花の種類が非常に少なくて、少し物足りない気がしてしようがない。 今日はトレイルを行き交う人の姿は殆ど見られず、少し寂しい。 濃いガスの向こうから薄っすらと人影が見えて写真を撮る。 モスグリーンの制服の青年に尋ねると、左腕に付けられたワッペンを見せてくれた。アパラチアントレイル・バックカントリーオフィスの職員らしい。 若く精悍な彼は、私の心許ない英語?を真剣に聴きながら、最後に拳を合わせて励ましてくれた。 こんな淋しい山中での出会いは、沈んだ気持ちも和ませてくれる。 途中、少し小雨が降ったり止んだりしながら、午後3時半頃に、シェルターについて見ると、誰も居ない。 その内、雨脚が強くなって来たので、Tricorner Knob Shelter迄脚を伸ばすのは諦めた。 金髪の猫が1匹現れた。このシェルターの唯一の住人らしい。 パン屑やソーセージを刻んでやってみる。この猫、水場やフードハングヤード、トイレにまで私の後についてくる。 一番乗りかなと思っていたシェルターだが、その後何時になっても人っ子一人やって半来ない。 開け放たれたシェルターの蚕棚、原生林に壁一つ隔てるものの無いその片隅にたった一人、シュラフにくるまる事になってしまった。 4泊目にして初めての経験。これが初体験だったら恐らく眠れない夜を過ごすハメになっていただろう。 (当地は日本との時差が13時間遅れとなり、活動日記の時間から13時間を差し引けば現地時間になります。)

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。