活動データ
タイム
08:09
距離
9.5km
のぼり
805m
くだり
805m
活動詳細
すべて見る秋色濃くなった石鎚山に登って来た。秋の空が大変きれい。土小屋で見た朝焼けが幻想的だった。 石鎚山は、弥山から天狗岳にかけての盾状の山容が特徴的である。特に東稜から眺める岩峰群は、アルプスを思わせる。 今回はその岩峰の一つ、南尖峰から派生する墓場尾根を登った。土小屋から入り、天狗岳東稜を経由、南尖峰の頂上から踏み跡を辿って50mほど下降する。真横に見える大砲岩が目印。 まず、スッキリとしたスラブから登り、岩峰手前でピッチを切る。次にかぶり気味の凹状を乗り越し傾斜のあるフェースを登る。 最終ピッチはナイフエッジから岩峰を交わして、東稜の登山道に抜ける。 登山用ではない人工物が埋め込んである。ハーケン・ボルトも岩と同化しており、時代を感じる。クラックがあるので大きめのカムがあると安心。地形が入り組んでいるので、ロープの流れに注意が必要。 南斜面ということもあり、名前に反して明るく開放的だった。敢えてクライミングのために訪れる場所ではないが、日の当たらない北壁とは違った雰囲気を味わえた。 石鎚山山頂は座る場所がないくらい登山客で賑わっていた。山頂から土小屋にかけて登山道脇に草花がたくさん咲いていて、疲れを癒やしてくれた。 ※天狗岳東稜および墓場尾根はバリエーションルートです。
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