台風の爪痕 出灰情報追加

2015.07.18(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 25
休憩時間
1 時間 29
距離
6.6 km
のぼり / くだり
598 / 466 m
1 18
39

活動詳細

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各地に大雨をもたらした台風11号ナンカー。高槻市川久保町にも避難勧告が出る。 一夜明け、様子を探りに向かう。 川久保渓谷 林道記念碑よりトラックイン。渓谷には轟音を放つ濁流。普段とは違うただならね雰囲気が漂う。落石注意ポイントには土砂崩れ。倒木が道を塞ぐ。ボランティアの方がノコギリで木を切り、道を付けてくれている。渓谷沿いの水場では、増水した沢水が筒を覆い隠す。 メガネ橋の次の橋から水声の道に入る。この道は2013年9月の台風18号マンニィで大きな損傷を受けたらしい。普段から整備が行き届いているためか、大幅に増えた流水はスムーズに沢に導かれ、冠水箇所もまばらである。ハイライトの美し水処も、特に被害は見当たらない。ただ、湧き水の量が普段の1/10以下となっている。大雨で地下水路が変わってしまったのかも知れない。一方、上部の水場では筒いっぱいに吹き出しており、こちらは問題なさそうである。 尾根筋に入ると、落ち葉が多いものの大きな変化はない。 山頂も特に問題なし。ガスで展望はなし。 先程のボランティアの方が先着しており、再び感謝。 復路は、往路水声の道の一本南側の沢筋 メガネ橋へ抜けるコースを目指す。ボランティアの方に、増水してるためメガネ橋への沢筋には上部で抜けるようにアドバイスをもらう。それを参考に、尾根筋を下りきり、沢超えが困難なら北側の水声の道の筋に抜けることとする。尾根筋下部まで難なく到着。指摘された通り、このコースの最後は沢に阻まれている。本流の川久保渓谷沿いは濁流で横切れる余地なし。支流のメガネ橋沢筋沿いは水量はましで、適度な間隔の岩場を発見。1mほどのジャンプで、メガネ橋沢筋に合流。 メガネ橋を渡り、川久保渓谷沿いの水場でトラックアウト。 何かあればすかさず整備にかけつけるボランティアの方に深く感謝です。 JR京都線が運休していた事もあり、山頂は全5名と閑散としてました。 また今回、増水した沢で山が分断されるため、沢筋の道が左右どちらの山に属しているのかを把握しておくことの重要さに気付きかされました。 (番外) 出灰川沿いの舗装路が鬼語条橋より南の地点で崩落し、7/25現在、歩行する事もできません。復旧まで時間がかかりそうです。 ポンポン山頂〜出灰バス停間は、出灰不動尊経由ルートを使う必要があります。

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