木曽駒ヶ岳~空木岳縦走　２日目

天気予報は晴れだったのに、朝４時に起きると外は霧雨。 御来光を空木岳の上で見ようとしていた人の話では、「今日は、甲斐駒ヶ岳から御来光が上がるダイヤモンド甲斐駒が見える。でも、天気が、、、」 まだ真っ暗な4:50、小雨が降る中をカッパを着て出発。 第一ピークまでは以外と急登。ここから岩稜部となるのでストックを片づける。勉強不足だったのだが、以外と険しいところがあって楽しい。後輩らも前日の宝剣岳を経験しているので、それなりに楽しんでいる様子。 空木岳山頂に到着したら、雨があがった。でも周囲は、ガスガスで展望なし。 山頂には、大きな岩がある。風は強いが岩の上で飛べそう。。。私も飛んでしまった。(^^)V ガスも晴れそうもないので下山開始。しばらく下るとガスが晴れて来て、これまた良い感じの稜線。 大きな岩もアチコチにあって、岩の上に乗ったり、昼までに下山して、早めに福井に帰ろうって話していたのに、急ぐ気配は全くなし。（と言ってる私が一番満喫してたかも？） 駒石　とても大きい石。ここでもゆっくりと遊ぶ。で、念のために後輩Ｍのザックの重たそうな中身を私と後輩Ｕのザックに移動。駒石を過ぎて、しばらくすると樹林帯に入り、展望がなくなるが、コケが綺麗な森が広がる。 そうしている間に、再び後輩Ｍのペースが落ちる。ザックは軽い筈なのに。(><;) 後輩Ｍに「ザックを貸せ」と言ったら、楽を覚えたのかプライドが無くなったのか、直ぐに渡してくる。 昨日は、私がザックを担いでから１時間ぐらいは辛そうだったが、今日は、直ぐに楽そうに「１歩１歩が楽です」とペースが復活、、まぁ～、仕方ないか。。「この恩は高いぞ」と脅したり、いじったり。多分、知らない人が見たらパワハラ状態で下る。 私は、トレランシューズだったので、どうも重たい荷物での長時間の下りはダメみたいで、池山避難小屋付近から、靴の紐が当たって足の甲が痛かったり、つま先の指は靴に当たるは、、、やっぱり荷を担ぐ時はハイカットの靴でないとダメですね。(++;) そうしている間に林道終点駐車場に到着。菅の平駐車場までは、ここから１時間半かかるのだけど、客待ちしているタクシーが居たので、その運転手さん訊いたら、お客を乗せて向かっているタクシーが３０分ぐらいで着くと言われ、空荷の後輩Ｍの膝も少し痛そうだし、「乗ります」と即答。楽をしちゃいました。 駐車場近くの「コマクサの湯」で温泉入浴と昼飯を食べて福井に戻ったのは18:00でした。 今回の山行は、岩稜コース、展望の良い稜線歩き、膝が痛くなる後輩、雨と盛りだくさんの内容で楽しめました。