踏む穂 すヽきに バッタ飛ばせて。古新聞です。

2017.09.13(水) 日帰り

活動詳細

すべて見る

京の東山は山科街道、リリカルに明るい峠の遠望に牛尾の連峰が清麗な秋を描いている。~山鼻からヒヨイと二人の麗人が現れた。 ニッカー風の紫紺のスカート、袖無しの白いシャツ。リュックサック(キスリングの)を背負った、あっぱれハイキング姿のお嬢さん、、京都の令嬢スキーヤーとしても有名。また登山としても最初の雁だ。 「そりゃ気の合ったコンビでキャラメルなんか舐めた喉で、「丘を越えて行くよ」なんか歌ったり、帰ってから夕飯のとき楽しかった思ひ出をみんなに話してやるときなんかうれしいわ」 「日曜が近づくとお茶やお花のお稽古を熱心さうにやって見せるんやわ、そしてお母さんを感心させといてから(外出)おねだりすんの。」 「比叡、比良、鞍馬、愛宕、東山、たくさんあるわ、さうね一日三里から五里ぐらゐ歩いたらいヽ気持」 昭和9年9月13日木曜日。 リリカル=叙情的、袖無しは当時は半袖も袖無しでした。若い女性が外出するのは大変でした。一里=3.97kmでした。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。