活動データ
タイム
06:26
距離
10.2km
のぼり
591m
くだり
590m
活動詳細
すべて見る今週末から来週にかけての天気予報を見ると、台風18号が急に方向転換して日本に向かって来る様子。土日月の3連休は大荒れになる気配。ならば、天気の良い間に山に行こう! さてどこの山に登るか? 7~8年前、オッサンの住んでいる地域の公民館が金勝アルプスハイキングを企画したがヤボ用があって参加できず、一度登ってみたいと思っていたので、金勝アルプスに行く事にした。急遽ネットで情報集め。車で行くので駐車場の場所を確認し、ついでに栗東市観光物産協会のホームページで金勝山ハイキングマップを入手した。 公民館が企画する程度のハイキングの山なので、大した山ではないだろうと思っていたが、なんのなんの・・・。 上桐生駐車場に車を駐めて落ヶ滝線のルートに入った。暫く進み、落ヶ滝への矢印のある道標を見て右に入る。入手した金勝山ハイキングマップの落ヶ滝への分岐までの所要時間より早かったので、頭に一瞬?マークが着いたがそのまま進んだ。小さな沢を何度か渡渉して進むが、足元の草が結構多くあまり人が歩いていないような感じ。10分近く歩くが滝が出てこない。分岐から5分のはずだが・・・。おかしいと思って引き返した。元のルートに戻り10分ほど歩くと、今度はしっかり「落ヶ滝へ5分」と書かれた道標があった。今度は間違いないだろうと進むと5分もかからずに落ヶ滝に到達した。水量は少ないが大きな一枚岩の上から水が落ちている。滝を見た後、来た道を戻りかけた時左側を少し上がった先の岩のロープが目に入った。見上げるとオッサンでも登れそうな岩の壁。ちょっとチャレンジする気になり、登ってみる。ロープに頼ることなく登れた。ロープがなくなった先も登れそう。手掛かり足掛かりもあるし、人が登っている形跡があるので更に進み、とうとう上まで登ってしまった。滝の方を振り返ると、滝の高さよりかなり高い。見晴らしもとても良く、大津市街やその向こうの比叡山まで見渡せた。地形図を見ると尾根を左に進めば落ヶ滝線のルートに戻れそうだ。尾根を進んで行くとやがて滝の上に出た。沢の向こうに人が見えたので声を掛けると、落ヶ滝線のルートで間違いないようだ。うまい具合に元のルートに戻ることができて一安心。あまり水量が多くないナメのような岩の上を遡上していく。鎖のある大きな岩があったりして、なかなか楽しいルートだ。手頃なハイキングのつもりで来た人はちょっと驚くだろう。 鶏冠山分岐から天狗岩方面はアップダウンはあるが稜線歩きとなる。前方に丸っこい岩がいくつもある岩山が見えてきた。これが天狗岩だろう。よく見ると岩の上に人の姿が見える。ズームアップしてみると先ほど落ヶ滝で少し話をした方のようだ。程なく天狗岩に到着。天狗岩にチャレンジだ。槍ヶ岳のように岩が角ばってなく、丸みを帯びたザレた岩肌だ。雨の時は滑りやすいだろうなと思いながら何とかよじ登り、上に立つことができた。岩の上からは360度の大展望。少し霞んではいたものの、絶景を見ることができた。 今回の金勝アルプスは、名前を知っている程度で予備知識もほとんどなく、軽いハイキングのつもりでやってきたが、岩あり、滝あり、ナメあり、でとても面白い本格的な登山となった。名前にアルプスとついていることに納得できた。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。