活動データ
タイム
07:18
距離
17.2km
のぼり
1329m
くだり
1330m
活動詳細
すべて見るせっかくの三連休もあいにくの雨予報だったので、仕事を日曜日に回して晴れ予報だった昨日(金曜日)に再び室久保林道方面から甲相国境尾根がらみのコースを一周してきました。先週鳥ノ胸山に登った際に、下山ルートで使った忘路峠からの下りで、一部ミスコースしたところの確認と、下の方で見た「ひのき前頭」が気になって、ここを歩くのが目的になります。調べてみると、「ひのき前頭」と言う超マイナーなピークは『西丹沢登山詳細図』に載っているバン木ノ頭西尾根のルート途中にある966mの山で、先に1080mくらいの「檜ノ頭」と言うピークも続けて出てきます。「前頭」と言うのは「前大室」と「大室山」みたいな関係なんでしょう(^∇^)v ただ、ここだけを歩くのは余りにもあっさりし過ぎですから、地形図とにらめっこして、一つ北側にきれいな尾根筋が室久保林道からジャガクチ丸まで延びているのを見付けて、まずここを登って甲相国境尾根に出て、バン木ノ頭からバン木ノ頭西尾根を使って下り、檜ノ頭・ひのき前頭を経由して野外活動センターに出ることにします。ここで昼食を取ったのちに、先週歩いた忘路峠ルートを今度は登りで使って不明瞭地点をはっきりさせつつ国境尾根に出ることにしました。忘路峠からは普通に城ヶ尾峠へ進んで、ここから室久保林道のゲート区間に歩き、ゲートの向こうにくくり付けておいた自転車で林道を快適に戻る作戦でした。 初めて歩く地図にないジャガクチ丸北尾根は、もちろんマーキングなどありませんが、意外にも踏み跡はしっかりしていました。ワイヤーの残骸なんかがありましたから、以前は杣道として使われていたのでしょう。 バン木の頭西尾根を下りますが、途中、超マイナーな檜ノ頭・ひのき前頭にしっかり寄って確認しておきました。下った先は今は廃止された横浜市青少年野外活動センターキャンプ場跡で、少し左側に進んでキャンプファイヤー跡地で昼食。涼しくなると思われたので、「出前山頂」を久しぶりに味わいました。あ、ここだと「出前センター」になっちゃいますね(笑。 忘路峠への道はマーキングがいい加減で、先週下りでもミスコースして、今回は登りでもはっきりせず、結果として忘路峠より大分東側から国境尾根に出てしまいました。これも従来のルートをちゃんと後日見極めて、しっかりしたマーキングをないし、手製道標を設置しておかないといけませんね。 城ヶ尾峠から北側に下って室久保林道に出るルートはバリルート扱いではないのですが、林道に下降する手前に地図にない分岐があり、ちょっと困りましたが、林道のゲートに近い方の右に進むと、法面を30mくらい下るようなロープが垂れ下がっていました。さすがにビックリしましたが、今回選んだコースも色々と変化に富んでいて大変面白いものになりました。ただ、予報とは裏腹に終日曇りだったのだけは残念でしたが、まぁ、おかげでキツい登り区間でも大変涼しくて快適でした。 【コース情況】 ジャガクチ丸北尾根(仮)は取り付き点を誤らない限り、一本尾根なのでミスコースの心配はありません。意外にも踏み跡はほぼ上の方までしっかりしていました。最後の3-500mほどが枯れた笹の茎が多目で、踏み跡がぼんやりしますが、他のバリルートに比べて特に難しい箇所はありませんでした。 甲相国境尾根は特に問題なし。 バン木ノ頭西尾根も踏み跡が明瞭ですが、途中、檜ノ頭で左側に下って行きます。踏み跡はそこしかないので、問題はありません。その後谷間に進むのですが、正面に小さなピークが見えてきます。それがひのき前頭で、ルートからわずかに逸れていますから、その頂上に出るにはわずかですが登り返さないといけません。本線は下の方で沢沿いを経て沢の中を進みますが、左の尾根に乗っても、先で沢に戻りますから、そのまま沢を進むのが得策です。野外活動センターの広場が見えてきたら渡渉して対岸に出ます。 忘路峠ルートは野外活動センターを左(南)に進みますが、尾根への取り付き箇所が踏み跡不明瞭ではっきりしません。ただし、キツい勾配ながら、手製道標の指す方角に登ってさえいれば、どこを通っても尾根上に出られます。尾根からはしばらくすると右の谷側にルートが通っていますが、下の沢に出るポイントがはっきりしません。マーキングの通りに進んでも、少し先で沢へ下れないばかりか、道そのものが消失していました。結局左の山側を登りましたが、完全に道になっておらず、ただ急勾配の斜面を登る羽目になりました。もっと手前で沢に下ることのできるポイントがあったのでしょうか。先週はここを下りで利用しましたが、沢から東側斜面に乗るポイントが見付かりませんでした。迷いやすいルートです。 城ヶ尾峠から北に向かうルートは前半でトラバース区間が続き、二箇所で崩れかけたところがありますが、それらにはトラロープが張られているので、慎重に歩けば問題ないでしょう。尾根上になって深くえぐれたところを歩きますが、もう少しで林道になるところで、地図にはない分岐がありました。ゲートに戻りやすいように右に進みましたら、下降時に大変難儀しました。左の谷沿いに下る方を進むのが正しいようです。
活動の装備
- その他(Other)PETRI FA-1
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