繋げ台高縦走路!! 川上辻〜湯谷の頭

2017.09.16(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 48
休憩時間
3
距離
27.3 km
のぼり / くだり
2810 / 2811 m
1 30
1 8
6
14
6
44
1 34
55
6
18
4
1 13
2 12

活動詳細

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本当に勇気を持っている人に、“蛮勇を誇るな”と言われてしまえばそれまでの話ですが、けっこう目を三角にして台高縦走路を南へのばしてきましたよ。これで池小屋山から川上辻までつながりました。 今回は大台ヶ原の駐車場にほど近い川上辻から入りました。ここから台高縦走路を北上し8月の27日に辿りついた湯谷の頭周辺を踏んでからまた帰ってくる、っというようなピストン行程です。キョリ測による地図測定では往復23kmのルートやったのですが、実際に行ってみると僕のGarminの測定結果では30km以上の移動距離でした、まいりました。 さて、問題となったのは宮古島付近から一気に東よりに進路を変えた台風18号と台風が秋雨前線を北側に引っぱってきよったことです。そんなこんなで雨ですわ、1日じゅう雨予報です。そもそも17日に実行する予定やったのが、台風の進路をみて1日前倒しですわ。そして僕としては初めての、雨降ることを前提とした山行でした。 その結果、 ・いつもは走行、歩行の手助けになると思っていた木の根っこが踏むと無茶苦茶滑り易くて神経使った(なんちゅーても、ただでさえ人があんまし通らへんとこやのに、それに輪をかけて次の日台風なのですから滑って落ちてもたら、ほぼアウトな一手詰み状態ですわ)。 ・稜線上の岩嵓の表面がツルツルして緊張を強いられた。 ・雲の厚さの関係か降雨の影響か何かわかりませんが、GPS電波の補足にやたらと時間がかかる、また測位精度がいつもより低い(誤差範囲が大きい)とGPS情報を見る上で多大なストレスを感じさせられた。 ・霧が非常に濃く、周囲の風景が殆ど見えなかった。見通しから得られる情報が凄く少ないブラインド山行になった。 ・荷物、衣類が雨の水分吸って重たい!! 等々、マイナス要素が多かったですわぁ。 そんな中、人様に迷惑をかけることなく、大きな怪我もせずにやりきった自分はよー頑張ったと考えています、しかしエラかった、でも凄く楽しかった!!! 川上辻〜大台辻: 時々道がゴソっと崩れていて通行するのに難儀しました。基本的には走りよい道です。 復路は雨がエゲツナくて道が川になっていて靴がビッチャンコになりました。往路でトラバース道をカモシカと追っかけっこしました。 大台辻〜振子辻: 大台辻から添谷山までが妙にダラダラしてしていて距離の絶対値よりも遠く感じられました。 復路、引水迫から御座嵓からまでの登りのキツイことキツいこと、逃げたくなりました。 振り子辻近辺の逆コの字ルート、南側の東西ラインが地形図を見て得た感覚よりも遥かにアップダウンがきつく、体力をゴッソリ持っていかれました。 振子辻〜父ヶ谷の高: 杉又高のとことか父ヶ谷の高のとこでちょっと手こずりました。っというのも両方とも、それまで辿っていた稜線から大きく方向を転換して尾根を下ってゆくようなポイントなのです。ボーっとしていたら方向転換せずに稜線をそのままスーっといってしまいそうでディンジャラスこの上ありません(父が谷の高では実際、往路、復路ともにスーっと行ってしまいました)。 ほんでまた、更に輪をかけて霧が凄く濃くて視界がまったくないものですから、よけいに方向転換すべきことに気づきにくかったです。 父ヶ谷の高〜湯谷の頭近辺: 父ヶ谷の高から先はこれまでに僕が走り、歩いてきた台高縦走路っぽさがプンプンしてきました。振子辻近辺の植林地帯に一旦目が慣れてしまったので、余計にそのように感じたのかもしれません。何せ、それまで以上に気を抜いたらただではすまん感が強まりました。 そして、8月の27日に立った湯谷の頭近辺のほんの数十m南側の稜線上にとんでもない岩がデーンっと居座っていて、雨の中クリアするのにもの凄く集中力を要しました。でも頑張って辿りつけてホント良かった!!

大台ヶ原山・日出ヶ岳・大杉谷 Google Earth で見たら走りやすそうな縦走路にしか見えんのですが…
Google Earth で見たら走りやすそうな縦走路にしか見えんのですが…
大台ヶ原山・日出ヶ岳・大杉谷 川上辻、こっから入っていきました。
川上辻、こっから入っていきました。
大台ヶ原山・日出ヶ岳・大杉谷 ところどころ立派な標識が立っていました。
ところどころ立派な標識が立っていました。
大台ヶ原山・日出ヶ岳・大杉谷 大台辻に着きました。川上辻からここまで、概ね走りよい道が続いていました。
大台辻に着きました。川上辻からここまで、概ね走りよい道が続いていました。
大台ヶ原山・日出ヶ岳・大杉谷 添谷山の山頂です。
大台辻からここまでも、走って気持ち良いトレイルです。
添谷山の山頂です。 大台辻からここまでも、走って気持ち良いトレイルです。
大台ヶ原山・日出ヶ岳・大杉谷 添谷山を過ぎて北方向へ向かい、この御座嵓あたりまで来ると僕が知る台高縦走路っぽさが色濃くなってきました。
添谷山を過ぎて北方向へ向かい、この御座嵓あたりまで来ると僕が知る台高縦走路っぽさが色濃くなってきました。
大台ヶ原山・日出ヶ岳・大杉谷 引水迫から御座嵓へ至るルートの復路の登りはなかなかのシンドさでした。
引水迫から御座嵓へ至るルートの復路の登りはなかなかのシンドさでした。
大台ヶ原山・日出ヶ岳・大杉谷 振子辻周辺はリバース”コ”の字型ルートです。
ここの東西方向ルートの南サイドが地形図で見る以上にアップダウンが激しく体力をゴッソリ持っていかれました。
振子辻周辺はリバース”コ”の字型ルートです。 ここの東西方向ルートの南サイドが地形図で見る以上にアップダウンが激しく体力をゴッソリ持っていかれました。
大台ヶ原山・日出ヶ岳・大杉谷 ブナノダイラとありました。
話に聞いた通り、とても良いところでした。
雨、風がエラくてもほっとできるような場所なので、天気ええ時に行ったらどーなってしまうのでしょう??!今度はテントとかハンモックもって行ってみたいです。
ブナノダイラとありました。 話に聞いた通り、とても良いところでした。 雨、風がエラくてもほっとできるような場所なので、天気ええ時に行ったらどーなってしまうのでしょう??!今度はテントとかハンモックもって行ってみたいです。
大台ヶ原山・日出ヶ岳・大杉谷 僕もそう思うっす!!
僕もそう思うっす!!
大台ヶ原山・日出ヶ岳・大杉谷 父ヶ谷の高です。
ここ、往路、復路ともに僕ルート間違っとんですわ、要注意ですわ。
父ヶ谷の高です。 ここ、往路、復路ともに僕ルート間違っとんですわ、要注意ですわ。
大台ヶ原山・日出ヶ岳・大杉谷 屋久島の縄文杉やウィルソン株とまではいきませんが、そんじゃそこらの森ではお目にかかれないような巨木やその残骸をしばしば見ることができました。
屋久島の縄文杉やウィルソン株とまではいきませんが、そんじゃそこらの森ではお目にかかれないような巨木やその残骸をしばしば見ることができました。
大台ヶ原山・日出ヶ岳・大杉谷 巨人の肩に乗る、やないですが先行者に感謝です。ありがとう。
巨人の肩に乗る、やないですが先行者に感謝です。ありがとう。
大台ヶ原山・日出ヶ岳・大杉谷 三重県、奈良県の境界標識です。
縦走路を辿る上で非常に有用な目印です。
助かりました、ありがとう。
三重県、奈良県の境界標識です。 縦走路を辿る上で非常に有用な目印です。 助かりました、ありがとう。
大台ヶ原山・日出ヶ岳・大杉谷 昨年から履いてきたNBの靴が限界ですわ。
これを履いて色んなところで色んなムチャした大切な思い出がありますが、さすがにアッパーがここまで破れたら修復キツいですわねぇ。
昨年から履いてきたNBの靴が限界ですわ。 これを履いて色んなところで色んなムチャした大切な思い出がありますが、さすがにアッパーがここまで破れたら修復キツいですわねぇ。

動画

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