活動データ
タイム
11:48
距離
27.3km
のぼり
2810m
くだり
2811m
活動詳細
すべて見る本当に勇気を持っている人に、“蛮勇を誇るな”と言われてしまえばそれまでの話ですが、けっこう目を三角にして台高縦走路を南へのばしてきましたよ。これで池小屋山から川上辻までつながりました。 今回は大台ヶ原の駐車場にほど近い川上辻から入りました。ここから台高縦走路を北上し8月の27日に辿りついた湯谷の頭周辺を踏んでからまた帰ってくる、っというようなピストン行程です。キョリ測による地図測定では往復23kmのルートやったのですが、実際に行ってみると僕のGarminの測定結果では30km以上の移動距離でした、まいりました。 さて、問題となったのは宮古島付近から一気に東よりに進路を変えた台風18号と台風が秋雨前線を北側に引っぱってきよったことです。そんなこんなで雨ですわ、1日じゅう雨予報です。そもそも17日に実行する予定やったのが、台風の進路をみて1日前倒しですわ。そして僕としては初めての、雨降ることを前提とした山行でした。 その結果、 ・いつもは走行、歩行の手助けになると思っていた木の根っこが踏むと無茶苦茶滑り易くて神経使った(なんちゅーても、ただでさえ人があんまし通らへんとこやのに、それに輪をかけて次の日台風なのですから滑って落ちてもたら、ほぼアウトな一手詰み状態ですわ)。 ・稜線上の岩嵓の表面がツルツルして緊張を強いられた。 ・雲の厚さの関係か降雨の影響か何かわかりませんが、GPS電波の補足にやたらと時間がかかる、また測位精度がいつもより低い(誤差範囲が大きい)とGPS情報を見る上で多大なストレスを感じさせられた。 ・霧が非常に濃く、周囲の風景が殆ど見えなかった。見通しから得られる情報が凄く少ないブラインド山行になった。 ・荷物、衣類が雨の水分吸って重たい!! 等々、マイナス要素が多かったですわぁ。 そんな中、人様に迷惑をかけることなく、大きな怪我もせずにやりきった自分はよー頑張ったと考えています、しかしエラかった、でも凄く楽しかった!!! 川上辻〜大台辻: 時々道がゴソっと崩れていて通行するのに難儀しました。基本的には走りよい道です。 復路は雨がエゲツナくて道が川になっていて靴がビッチャンコになりました。往路でトラバース道をカモシカと追っかけっこしました。 大台辻〜振子辻: 大台辻から添谷山までが妙にダラダラしてしていて距離の絶対値よりも遠く感じられました。 復路、引水迫から御座嵓からまでの登りのキツイことキツいこと、逃げたくなりました。 振り子辻近辺の逆コの字ルート、南側の東西ラインが地形図を見て得た感覚よりも遥かにアップダウンがきつく、体力をゴッソリ持っていかれました。 振子辻〜父ヶ谷の高: 杉又高のとことか父ヶ谷の高のとこでちょっと手こずりました。っというのも両方とも、それまで辿っていた稜線から大きく方向を転換して尾根を下ってゆくようなポイントなのです。ボーっとしていたら方向転換せずに稜線をそのままスーっといってしまいそうでディンジャラスこの上ありません(父が谷の高では実際、往路、復路ともにスーっと行ってしまいました)。 ほんでまた、更に輪をかけて霧が凄く濃くて視界がまったくないものですから、よけいに方向転換すべきことに気づきにくかったです。 父ヶ谷の高〜湯谷の頭近辺: 父ヶ谷の高から先はこれまでに僕が走り、歩いてきた台高縦走路っぽさがプンプンしてきました。振子辻近辺の植林地帯に一旦目が慣れてしまったので、余計にそのように感じたのかもしれません。何せ、それまで以上に気を抜いたらただではすまん感が強まりました。 そして、8月の27日に立った湯谷の頭近辺のほんの数十m南側の稜線上にとんでもない岩がデーンっと居座っていて、雨の中クリアするのにもの凄く集中力を要しました。でも頑張って辿りつけてホント良かった!!
動画
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