湧き水を集めて清し”野川”かな（サイクリング）

野川は東京国分寺駅北東に在る日立の総合研究所の敷地内を源流とし二子多摩川で多摩川に合流する２０km程の一級河川です。何万年もの昔、多摩川が作った北側の河岸段丘下に沿い、「はけ」と呼ばれる河岸段丘（国分寺崖線）からの湧き水を集めて流れる自然豊かな川です。両岸に遊歩道が整備され、特に右岸は木々が多く直射日光を避けつつサイクリングを楽しむことができました。 八王子からは旧甲州街道で日野橋を渡り、狭く危険な旧国道を走り抜け、谷保の先から東八道路の栄町交番前を左折して国分寺街道で国分寺の不動橋で左折し、住宅街を走り調べておいた水源近のJR中央線下の水門に到着です。いよいよ野川を下ります。途中には、「はけ」からの湧き水や、これを活用した過去のプール、緑地公園、住みかとする動植物、これに癒される人々の姿等が目に飛び込んできます。 多摩川との合流点の二子多摩川からの帰路は、多摩川の土手道である「たまリバー50キロ」を経て、府中四谷橋から浅川をさかのぼり八王子に帰り着きました。土手道は起伏が少ないのが取り柄ですが、日影が少なく「干物」になりそうな一日でした。