平ヶ岳(鷹ノ巣コース)

昨年の今頃台風で登れなかった新潟の山に、今年こそリベンジしようと思っていたら今年も台風が。18日、台風は過ぎたものの風雨、こんな中登山して万一遭難したらバカ者扱い必至なので町で待機。19日、日本一日帰りが難しい(＊理由後述)ともいわれる平ヶ岳に挑戦。約12時間歩き続けて日没直後くらいに下山しました。 夜明けとともに、何人かとほぼ同時に鷹ノ巣登山口を出発。このコースを選ぶ健脚自慢の方々だけあって、みんなどんどん進んでいき一人取り残されていきました。台風での倒木や滑りやすい木道にも邪魔されました。山頂からは、あまり遅れない時間で下山開始したのですが、ここまで来て玉子石を見ずに帰れば一生後悔すると思い、玉子石へ寄り道。これが災いして明るい内に登山口にたどり着けなくなりました。（とはいえ、危険なやせ尾根は十分明るい時間帯に通過) 下山中やせ尾根で追いついたやや年配のパーティーには、膝を痛めて動けなくなったご婦人がいたので手持ちの湿布薬を提供して、登山口まで駆け下りお仲間に伝言を伝えて、少しお役に立てたかな？お仲間の方と一緒に様子を見に来られていた清四郎小屋の御主人に、「玉子石まで欲張ったので暗くなっての下山となってしまった」と謝ったら、「見に行くべきです」と言われ安心しました。 ＊日帰りが難しい理由(ご存じとは思いますが) 登山口から頂上まで往復20km以上あり、山小屋なし、キャンプは原則禁止。(実際泊まる人はいる)短縮コース(中の岐コース・通称プリンスコース)はありますが、地元の民宿に宿泊することや登山口までの往復にマイクロバスを利用することなど条件付きです。