山への恩返し その11

2017.09.20(水) 日帰り

活動詳細

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昨日は平日ですが、以前から募集のあった東峰村の稲刈りプロジェクトのお手伝いに行きました。 今回の水害で被害を受けたのは民家だけではなく田畑も同様です。 しかし社会福祉協議会が一般に募集するいわゆる災害ボランティアの活動には こうした農耕地や営利目的のお店などは含まれません。 そこで有志のみなさんがたわわに実った稲の刈り入れを機械が入れなくなった場所や 流木が多く入り込み機械が使用できない田を限定して、 手で稲を苅り収穫のお手伝いをするボランティアです。 集合時間の30分前に東峰村に着きましたが空から生憎の小雨が降り出し、 開始時間には本降りに。 協議の結果は、中止。 集まったボランティアの中には新聞でこのことを知り、 奥さんから背中を押されて、はるばる長崎からやってきた70代後半の方もいて、 福岡県民のひとりとして申し訳なくなりました。 で、次に私がとった行動は、朝倉のボラセンに電話してまだ受付に間に合うか確認。 稲刈りプロジェクトに参加予定だった中から3人がそれぞれの車でいざ朝倉へ。 募集締め切り時間30分前に現着。 早々に手続きを済ませ、今日は杷木地区へのバスに乗り杷木地区のボラセンへ向かいました。 実は、朝倉へ向かう道中に「まったく初対面の人たちばかりの班でリーダーをやってみて どこまでまとめることができるか」を自分への今日のミッションとしました。 杷木地区のボラセンのマッチングで13名で松末地区の個人宅への作業する班に入り リーダとしてさらにマイクロバスで出発。のはずが遅れてくる人を待ちバスはが出たのは15分後。 さらに松末地区でコーディネーターの到着を待つこと10分。 現場で作業を始めたのはなんと11時30分という有様。 少しでも早く長く活動したいメンバーと協議して、まずは1時間は5分休みを数回挟んで作業。 昼食は1時間を30分に短縮して、残り迎えのバスが来るまでぎりぎりまでやるということで作業スタート。 みなさん、来た以上は活動に飢えているのです! 今回の現場は、氾濫した川に一階の軒下まで濁流に飲まれた民家です。 川の上流側はみるも無惨な姿になっており 本日はこの上流側のひと部屋の床板を剥がして床下に堆積した土砂を搬出すること。 この作業を男女合わせて13人が(うち3人は初ボランティア)チームワークもよく 目的の時間までにオーダーを達成し、自分へのミッションも終了。 同じ班の方からはバスを降りたあとに、労いのお言葉をいただきほっとしました。 毎回、毎回が学ぶことが多いボランティアですが、この歳になっても まだまだこうした経験がプラスになるなと実感しました。 昼休みに見つけた崩落した橋の上の機械にあった固まり。 多分、濁流に流されたてきた軽トラの残骸でしょう。 これを見るだけでも当時の氾濫した川の様子が想像できます。 まだまだ、お手伝いが必要なエリアのひとつです。

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