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北アルプス、ほろ苦デビュー③

hirajunさん YAMAP Meister Master

  • YAMAPマイスター:マスター
  • 自己紹介:未記入
  • 活動エリア:福岡
  • 性別:女性
  • 生まれ年:公開しない
  • 出身地:
  • 経験年数:公開しない
  • レベル:公開しない
  • その他 その他

白馬岳・小蓮華山

2015/07/26(日) 15:06

 更新

北アルプス、ほろ苦デビュー③

公開

活動情報

活動時期

2015/07/20(月) 07:00

2015/07/20(月) 16:25

アクセス:416人

タグ

軌跡・時間・距離

軌跡データをダウンロード
累積標高上り 0m / 累積標高下り 0m
活動時間9:25
活動距離0m
高低差0m
カロリー3753kcal

写真

動画

道具リスト

文章

2泊3日の白馬の旅の最終日。
バッテリー温存のためYAMAPの記録はとっていない。大雪渓を降りて猿倉までが残された行程。

寝不足もここまでくると気分的には慣れた。
夜の間雨が降っていた。少しずつ外が明るくなるけれど、ガスで何も見えない。
もうそろそろ晴れててもいいんじゃない?いくら台風でも。そう思って外を見続けていると
なんとなーく霧の全体が明るいような‥‥。今日は晴れるんじゃない、もしかして?
最終日だからかもしれないが、変に元気が湧いてきた。
朝食も相棒がびっくりする程の大盛りご飯をペロリと平らげ、いそいそと準備を整えて外に出た。
山荘はまだガスに包まれていて、巨大な建物の一部しか見ることができない。風が強い。
きっとガスは晴れると思った。

07:00 ガスの中白馬山荘をスタート。2〜3分もしないうちに明るくなってきた。振り返るとガスの向こうに太陽が。 大きな山荘の姿を初めて目にする。圧巻。
前方で人が集まって立ち止まっている。行ってみると、雷鳥❗️しかも何羽も雛を連れている‼︎ 雛の動きが早いので、iPhoneのビデオで撮影。成功だ‼︎
いつの間にかガスも取れ、青空。頂上宿舎もその先の山々も見えている。ぽっこり見えている丸山まで行ってみることにした。

朝から青空の下を歩けるなんて嬉しくて、寝不足も何も何処かへすっ飛んでしまった。
頂上宿舎のテン場を左に見下ろし、景色を味わいながら丸山へ。風が強く、次々とガスが取れてはかかる。
完全にガスのない風景は最後まで見られなかったが、生き物のように沸いては流れるガスに姿を変えるアルプスの山々をみられて、これはこれで良かったんじゃないかな。

頂上宿舎へ降りてちょっと休憩。
中はのぞかなかったけれど、ここもなかなかいい感じの小屋だな。ここから大雪渓の入り口までが下るのも登るのもかなりキツイであろう長い急傾斜。しかも大きな岩や石がゴロゴロしている。大雪渓そのものよりおそらくこの急傾斜の方が登ってくる人には堪えるんだろう。老いも若きもすれ違う人は皆呼吸も苦しそう。おまけに今や青空、暑いくらいだ。

この石ゴロの坂、膝には相当ダメージ。下りは特に脚にはくるよね。転ばないようにゆっくりゆっくり。ヨロつく度に相棒は冷や汗。美しい花々が両側に咲いているというのに、二人とも正直撮影どころではないって感じ。
時間もかかるし、「こんなところで撮りよったら危ないけん、葱平まで行って、そこでザック降ろしてからゆっくり花の写真撮ればいいやん。」という相棒のもっともな提案。「そうやね、でももうこの花には会えんかもしれんけん。」としぶとい私。ゆっくり観察する間もなく、無理な姿勢で必死にiPhoneを向けては 先を急ぐ。ノロノロと。まだかまだかと降りていくと、⁇ もう大雪渓じゃん。😳
じっくり花を見ることもなく、たった今降りてきた急な傾斜が葱平だったのかい⁈
無知な二人は葱平が平らなお花畑だと思い込んでいたのです。だって平、ピラだもん、名前が。

振り返ると凄く急なネブカッピラ。戻る気にはならないよ〜。
軽くソイジョイでエネルギー取って、アイゼンつけて大雪渓を降りるぞ。膝と左の外反母趾が痛かろうが自分で降り切らないとね。
11:00に大雪渓スタート。
変な歩き方でノロノロ進む私を、元気ハツラツな若者が明るく声を掛けて通り過ぎて行く度、悔しい〜! 「ああいうぺらっぺらの若者は強いよね〜」とか「はっきり言ってお正月に雪の三郡山を降りた時の方がここより大変だったんだからね、距離はここより短かったけど。」等々、言いがかりのような、自慢だかなんだかわけのわからん悪態をブツブツつきながら歩く私。 それを辛抱強く待ってる相棒。疲れてるやろなー。
文句言いながら、この三日間の白馬の旅を頭の中で思い返しながら、やっと雪渓を半分ほど降りてきた頃、
「超初心者の私もアルプスに行って帰って来れたら、偉いよね。もうマムートのウエア買ってもおかしくないよね。」と、思ったまま口にしたら、どういうわけか相棒が笑いこけた。私にとってお高いマムートはそういうポジションのブランドなんだよ(ーー;)
初めてあのポーズを決めて、倍のタイムでようやく雪渓を降り切ったのが13時過ぎ。

石ゴロ道を白馬尻までほぼ1時間。
荷物を降ろし、少し休んで遅い昼食のしようと、白馬尻小屋で山菜そばを頼んだら14時までで終了💧
¥300のカップ麺を食べた後、15時に白馬尻を出発。
猿倉までの道は歩き慣れた九州の山になんとなく似て、ホッとする。でも以外と長くて、猿倉からのバスに間に合うか心配になってきた。途中、白馬尻で会った若いカップルが後から追いついてきて、私の様子を見てバスに乗れなかったら車で白馬駅まで送っていきますよと、優しい声を掛けてくれた。😭
さすがに気が引けるので、ラストスパート。
16:20 猿倉に到着。 なんとか最終バスに間に合った!

前泊したペンションに戻ると、「お疲れ様でした、天気は大丈夫でしたか?」とみなさんで迎えてくれた。三日間の汗を取りあえずシャワーで流し、夕食。
「信濃雪鱒というお魚です。」と息子と同い年の爽やかな青年が説明してくれたお料理が特に美味しかったー。
彼の話では、白馬中学では2年生は全員で大雪渓を登り栂池までの縦走をやるそうだ。もちろん彼も子供の頃からアルプスの山々に登り親しんでいるそうだ。スキーなんて当たり前なんだろな。アルプスを頂く土地というのはそういうところなんだぁ。九州人には山もスキーも近いものじゃないよね。オリンピックのあったところは凄いな。

ゆっくりお風呂にも入って、朝まで起きずに爆睡。4日ぶりに便秘も快消(≧∇≦)

福岡に帰る日に晴れた。
そうなるんだろうなと白馬に来る前から予想していた。来るんじゃなかったと何度か思った。キツイなぁと思う度、天狗原で聞いた従姉妹の「行けると思う。頑張れ!」が背中を押してくれた。超ネガティブに文句言うのに我慢の連続だったろう相棒がいたから、あそこに行けたんだ。

名古屋への車中、美しい景色を見る頃にはまた来たいと思っていた。
あ、でも次は立山縦走もいいかも。(⌒▽⌒)

終わり。



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